人文社会系研究

Gale Archives Unboundコレクション・ピックアップ ~ドイツの民間伝承と大衆文化~

2018.09.13

専門性の高い一次資料の宝庫

Archives Unboundは、センゲージ ラーニング社Galeが教育機関向けに提供する電子コレクションです。特定のトピックに焦点を当てた極めて専門性の高い一次資料コレクションを提供しており、そのすべてが初めて電子媒体で提供可能になったものです。コレクション総数は約300種類(2018年8月現在)、その数は年々増えて続けています。


Archives Unboundトップ画面

今回はArchives Unboundの中から、以下のコレクションをピックアップしてご紹介します。

German Folklore and Popular Culture: Das Kloster. Scheible
ドイツの民間伝承と大衆文化:
「ダス・クロスター」(ヨハン・シャイブレ編纂民間伝承コレクション)

文学、芸術、音楽作品に影響を与えたドイツの民間伝承

ドイツは魅力的な伝統に満ちた地域です。多くの作家の手による作品を通じて、伝説やおとぎ話が広く世界中に読まれるようになりました。また、ドイツの民間伝承は、多くの文学、美術、音楽作品にひらめきを与えてきました。

「ダス・クロスター」は、19世紀ドイツの古書蒐集家ヨハン・シャイブレが1845年から1849年にかけて蒐集した民間伝承や民話の類の書物を編纂し復刻したもので、ドイツ・ルネサンス期の魔法・オカルト関連のテキスト、チャップブック、大衆的な迷信、おとぎ話など、ドイツの民間伝承や民話の伝統の中で重要な位置を占める作品が収録されています。

本コレクションは、オリジナルの「ダス・クロスター」収録文献に加え、ドイツの民間伝承、ユーモアや諷刺の伝統において重要なテキスト94巻分も収録しており、ドイツの民間伝承が文学や大衆文化に広く影響を与えた様子をみてとることができます。

【主な収録文献】

  • セバスティアン・ブラント『阿呆船』
  • トマス・ムルナー『悪党組合』
  • トマス・ムルナー『阿呆祓い』
  • トマス・ムルナー『トイアーダンク』
  • 『ヨハン・ファウスト博士』(ゲオルク・ルドルフ・ヴィデマンのファウスト論含む)
  • クリストフ・ワグナー『ドン・ファン・テノーリオ』
  • 『最初の民衆本が登場するまでのファウスト伝説並びに後続の文献』
  • フリードリッヒ・ノルク『祝祭暦』
  • 『古き良き時代』(ヴィルヘルム・フォン・ライネールのコレクション)
  • フリードリッヒ・ノルク『伝説と民話の神話学』
  • フリードリッヒ・ノルク『ドイツ人と近隣諸国民の習俗と風習』
  • 『韻文によるファウスト物語』
  • 『ヨハン・ファウストとクリストフ・ワグナーのドイツ民衆本』

Archives Unboundは、大学等の教育機関に対し、コレクション毎の買切契約で提供されています。
また、センゲージ ラーニング社Galeでは、Archives Unboundシリーズに搭載するコンテンツを探しています。主に欧米言語の資料で、研究価値が高く、教育市場での需要が見込めるものが対象となります。お心当たりがございましたら、センゲージ ラーニング社Galeもしくは株式会社紀伊國屋書店までご相談ください。

(紀伊國屋書店 データベース営業部 伊佐)
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