これからの学び

理工書の出版をより自由に、身近に。―近代科学社Digital

2019.08.07

近代科学社Digital

創立60周年を迎える近代科学社から、電子書籍と印刷書籍のハイブリッド型レーベル「近代科学社Digital」が誕生しました。

https://www.kindaikagaku.co.jp/kdd/index.htm

一般に、書籍は専門性が高くなればなるほど販売部数が限られ、収益を上げることが難しくなります。そのため、近代科学社Digitalは、編集・製作・流通のすべての工程でデジタルツールを積極活用して、低コスト・短期間での発行を実現しています。

印刷書籍はPOD(プリント・オンデマンド)を利用するため、必要な部数のみ無駄なく印刷可能で、品切れも発生しません。また、従来のように重版を待たずとも改訂が行えるなどのメリットがあります。

これまでに出版経験がない、地方在住で相談できる出版社がないといった方にも、ご自分が培った貴重な知見を世に問うていただきたいと願っております。

電子書籍

https://www.kinokuniya.co.jp/disp/CSfDispListPage_001.jsp?qs=true&ptk=03&q=%E8%BF%91%E4%BB%A3%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%A4%BEDigital

POD書籍

https://www.kinokuniya.co.jp/disp/CSfDispListPage_001.jsp?qs=true&ptk=01&q=%E8%BF%91%E4%BB%A3%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%A4%BEDigital

近代科学社Digitalへのお申し込み事例

・個別に発表してきた記事・文書の再編集

・自作プログラムの紹介と解説

・文系学部で使用するための理系科目のテキスト

・専門性の高い研究分野の解説書

など

教科書発掘プロジェクト

この夏、近代科学社Digitalでは、「教科書発掘プロジェクト」をスタートしました。

近年、「社会の変化や研究の発展が速い分野では、書籍としてまとまったものが少ない」、「授業構成にあった教科書を見つけるのが難しい」、「担当授業に適した難易度の教科書を見つけるのが難しい」という理由から、市販書籍ではなくご自身で作成された講義資料を使用される教員の方が多くなっています。

しかし、ハンドアウトやセルフパブリッシングのテキストは原則的に学内での使用に限定され、学外の教員や学生をはじめとする読者に、知見を広め継承していくことは困難です。

教科書の選択肢が増えることは、学習のありかたの多様化につながります。「私の書いた教科書を多くの人に使ってほしい!」という熱意あるご応募を、全国からお待ちしています。

募集期間・応募方法

2019年7月1日(月)~ 8月31日(土)

募集詳細は以下の「教科書発掘プロジェクト」のWebページをご覧ください。
https://www.kindaikagaku.co.jp/kdd/kddcp_201907/

【お問い合わせ】

株式会社近代科学社 教科書発掘プロジェクト宛

TEL:03-3260-6161
電子メール:kdd-qa@kindaikagaku.co.jp

 

(紀伊國屋書店 電子書籍営業部)