図書館をつくる

OCLC News 33号

2019.11.06
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OCLC News 第33号
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目次

  1. OCLCとEuropeanaが提携し、WorldCatを通じてオープン文化遺産リソースの共用アクセスを提供

OCLCとEuropeanaが提携し、WorldCatを通じてオープン文化遺産リソースの共用アクセスを提供

Europeana Collections

OCLCがEuropeana Collectionsから膨大な件数のデジタル資料レコードをWorldCatに追加しました。

 

オハイオ州ダブリン、2019年10月21日― OCLCとヨーロッパ文化遺産のデジタルプラットフォームであるEuropeanaWorldCatに数百万のデジタル資料レコードを追加するために協働し、そのオープンコンテンツが図書館を通じて閲覧者や研究者に発見しやすく、かつ無料でアクセスできるようにします。

Europeana Collectionsの追加により、世界で最も包括的な図書館収集資料情報のデータベースであるWorldCatを通じてアクセス可能なオープンコンテンツが飛躍的に増加します。

Europeanaは数千のヨーロッパ公文書館、図書館、博物館と協力し、文化遺産を共有して娯楽、教育、研究に供しています。欧州委員会によって設立されたEuropeanaは、広範な主題において5,000万件以上の図書、録音資料、芸術作品等のレコードへの無料アクセスを提供しています。それらの内、2,400万件以上がオープンライセンスであり、業務、研究、学習用に無料で利用可能です。

「ヨーロッパの文化遺産が全ての目的―学習、研究、娯楽—のためにオンラインで利用可能になるよう働く、それが我々がEuropeanaにいる理由です。」とEuropeanaの上席役員Harry Verwayenは語ります。「コレクションを全ての人が発見でき、アクセスできるようにするという目的をOCLCと共有していますが、そのOCLCを通じてEuropeana Collectionsのコンテンツを利用可能にするのは我々がその目的に一歩近づくという事です。」

「私達はEuropeana Collectionsから豊富で価値ある資料をWorldCatへ追加する事にワクワクしています。」とOCLCビジネスディベロップメント/パブリッシャーリレーションズ部長のSuzanne Kempermanは話します。「図書館と図書館利用者は無料で自由に利用できるコンテンツを欲しています。WorldCatにEuropeanaレコードが追加されたお蔭で、研究者は図書館資料を検索する事によりこのコンテンツを発見し、アクセスする事ができます。」

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(紀伊國屋書店 OCLCセンター)