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Moscow News Archives

モスクワ・ニュース・アーカイブ

関連ワード:Brill ソビエト連邦 データベース プロパガンダ 共産党 冷戦 社会主義  更新日:2020.06.26

提供元

Brill

概要

モスクワ・ニュース(Moscow News)は、1930年創刊以来、長きにわたり、ソビエト連邦共産党の代表的な公式英文機関紙でした。大恐慌の際の海外、特にアメリカからロシアへの労働者の大量流入に端を発し、アメリカのジャーナリストで活動家のAnna Louise Strongがスターリンの文化宣伝担当者と協力し、ソ連邦にやってきた人たちに必要なソ連邦での生活に関する情報、しばしば美化された生活を英語で伝えることを目的として同紙を率いました。

モスクワ・ニュースは、ソビエト連邦がパブリックイメージを高めるためのプロパガンダとしての役割を担いました。検閲がその内容に大きく影響を与えており、ソビエト連邦の文化外交や合意形成におけるメカニズムを内部から知る上で重要な情報源です。

本データベースは、社会主義関連の文献を所蔵する社会史国際研究所(International Institute of Social History)との提携により、1930年から1996年の間に刊行されたモスクワ・ニュースの相当分を電子化してご提供するものです。

Moscow News Archives

モスクワ・ニュースが刊行された時代

冷戦~雪どけ

1940年代後半、モスクワ・ニュースとその編集者は、スターリン政権の大粛清の標的にされました。冷戦の進行と核兵器開発競争の激化に伴い、同紙は期せずしてソビエト連邦の内部力学を外部に知らしめる結果を招き、1949年から1956年にかけて刊行停止。その後、フルシチョフ政権下の「雪解け」により刊行再開します。

冷戦の正当な解釈と国家情勢におけるソビエト連邦の役割に関する情報を提供し続けるという編集方針は変わりませんでしたが、スポーツからテクノロジーまでロシア社会にも焦点を当ててきました。

近代メディア各支局がロシア語を含む様々な言語に記事を翻訳するようになってから様相が一転、プロの通訳者、翻訳家、編集者に依存するようになり、その文体、紙面構成、報道は、西側メディアに近づいていきます。

スターリンの代弁者から報道の自由へ

モスクワ・ニュースは、事実上ソ連邦の政策に迎合し、アメリカの政策を非難、同時にプラハの春やハンガリー動乱のような東側諸国における重要な出来事を無視・軽視し続けました。

このような状況は、1980年代、グラスノスチやペレストロイカの開始と共に一変し、スターリン政権期の最も不穏な要素のいくつかを開示することで透明性を進めるようになります。冷戦終焉後のロシアに影響を与えたこの組織的な変更は、同紙にとって挑戦・好機となり、スターリンの代弁者としての役割からロシアにおける民主主義の促進と報道の自由を獲得するようになります。

2014年に紙での刊行を中止し、Web専用のニュースメディアとなります。

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