図書館をつくる

OCLC News 24号

2018.04.02

OCLC News 第24号
商品情報をはじめ、OCLCに関する様々な情報をご案内致します。

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、全国総合目録“Voila”を公開

2018年2月、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、全国総合目録“Voilà”を公開しました。カナダ国内数百の図書館の目録がWorldCatに追加されています。

カナダ国立図書館・文書館職のギ・ベルティオーム氏(Guy Berthiaume)は「Voilàを使うことによって、LACもカナダの図書館も、これまで以上に我が国の貴重な出版物を利用者の手に届けやすくなり、また海外に向けてカナダの文化と知識を発信できるようになります。」とコメントしています。OCLC社長スキップ・プリチャードは「国際的図書館コミュニティのリーダー的存在であるカナダ国立図書館・文書館とパートナーになれたことは非常に光栄です。WorldCatに搭載されたことで、カナダの文化遺産が世界中でより発見しやすく、アクセスしやすくなるでしょう。」と述べています。

カナダ国立図書館・文書館は既存の総合目録システムをWorldShare Management Services (WMS)に入れ替えることも発表しており、(KINOLINE17号参照)、2018年中に導入作業が開始されます。また、これまでLACが独自に作成してきたフランス語の著者名称典拠ファイルもWMSに移管し、WMS上で作成・維持していくこと等が発表されています。

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国際日本文化研究センター図書館、目録情報をWorldCatに登録

2018年2月、国際日本文化研究センター(以下、日文研)の所蔵資料がWorldCatに登録されました。これにより、日文研所蔵資料約30万件がWorldCat上で検索可能になり、また、これまで日文研図書館OPACにはなかったタイトルのローマ字ヨミを付与したことで、特に海外の利用者にとって検索の利便性が向上しました。今回の搭載で、日文研にご提供いただいたWorldCat新規書誌は、約17万件にも上ります。

同センターには、日本研究に欠かせない貴重資料、地図、画像等が多く存在し、これまでは、海外の日本研究者や図書館からの資料利用依頼に対し、個別に対応されていたとのことです。WorldCatへの所蔵搭載、さらにこの春からご利用を開始いただくILL支援ツールWorldShare Interlibrary Loan(WorldShare ILL)により、利用者・日文研双方により便利なサービス提供が可能となり、日本研究の更なる促進が期待されます。

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OCLC Research、ウェブアーカイブの記述メタデータに関する報告書を公開


OCLC Researchは、”Descriptive Metadata for Web Archiving”と題した、ウェブアーカイブのメタデータ記述に関する3種類の報告書を発行しました。

本報告書はOCLC Research Library Partnership (RLP)のWeb Archiving Metadata Working Group
(WAM)とOCLC の事業責任者、ジャッキー・ドゥーリー(Jackie Dooley)の協力のもと作成され、国際インターネット保存コンソーシアム(the International Internet Preservation Consortium, IIPC)、米国アーキビスト協会(the Society of American Archivists, SAA)のウェブアーカイブ部門、Internet
ArchiveのArchive-It プログラムの意見も取り入れています。

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OCLCが新サービス ‘Syndeo’ を発表


2018年2月、OCLCは、地域レベル、国家レベルの図書館連携を促進するためのサービスセット
Syndeo™」を発表しました。
ギリシア語で「つなぐ」を意味するSyndeoは、WorldShareのプラットフォームで提供され、ILL、ディスカバリー、メタデータ管理など、地域内の図書館業務共同化を促進します。また、業務統合と同時に、地域グループ、国家グループの個別のニーズに基づくカスタマイズが可能です。
OCLCは図書館業務の地域連携、国内連携をサポートすべく、様々なサービスを提供してきましたが、このほど、これらのサービスを「Syndeo」の名前の下に統合しました。最近では、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、WorldShare Management Servicesを採用しています。

OCLC副社長のメアリー・サウアー・ゲームズ(Mary Sauer-Games)は、「WorldCatを核に持つ世界最大の図書館共同体OCLCは、地域レベル、国家レベル、地球レベルのサービスを提供できる他に例のない団体です。Syndeo は、多用な規則、典拠、フォーマットに対応しており、効率的な図書館の地域協力、国内協力が実現可能です。メタデータ管理やILLなど、地域内で発生する共同業務をサポートする様々な機能を提供しています。」と述べています。

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FEATURED PARTNER ― Wiley ― *

*Featured Partnerは、OCLCのビジネスパートナーを紹介する記事です。

「OCLCは、エビデンスに基づいた購入モデルを実践するのに、欠かせないパートナーです。電子書籍のレコード管理に必要とされる、膨大な量のイニシャルレコードをアップロードし、図書館によって異なる永久アクセスタイトルの個別リストを配信する作業は、WorldCat knowledge baseなしには不可能でしょう。OCLCとともに顧客にきめ細やかなサービスが提供できることは光栄です。」

マシュー・ラグッチ(Matthew Ragucci)
Wiley 図書館テクニカルサービスマネージャー

米国ニュージャージー州ホーボーケンに本社を置く国際的な学術出版社John Wiley & Sons, Inc. (略称:Wiley)は、世界中の図書館に自社コンテンツと関連情報を効率的に配信する為、2000年からOCLCと契約を結んでいます。Wileyは科学、医学、教育分野の電子書籍・電子ジャーナルの出版や、eラーニング、人材アセスメント、認証技術などのソリューション提供を通じて、ユーザーの著作・研究の学術的、専門的インパクトを高める手助けをしています。

Wileyは、OCLCのWorldShare Collection Manager によるMARCレコード作成・提供サービスを利用して、図書館にMARCデータを提供しています。またWorldCat knowledge baseを通して、図書館やコンソーシアム(Orbis Cascade Alliance, SCLEC, 香港浸会大学など)がWileyの電子書籍・電子ジャーナルのメタデータへアクセスできるようにしています。

Wiley のユーザー図書館が OCLC から MARC レコードを受信したあと、ディスカバリーでインデックス化することによって、図書館ユーザーは Wiley のコンテンツを確実に発見・アクセスできるようになります。Wileyの図書館テクニカルサービスマネージャー、マシュー・ラグッチ氏(Matthew Ragucci)は、「近年Wileyの電子書籍の売り上げが増加しているのは、OCLCが配信する他社にない高品質なMARCレコードのおかげです。Wileyのミッションは、顧客である図書館に最善のサービスを提供することです。OCLCと契約しているのは、このミッションを達成するのに、OCLCが最適なパートナーだからです。」と述べています。

加えて、OCLCとWileyのパートナーシップの重要な恩恵は、図書館ユーザーがどこで検索していようと、Wileyの書籍・ジャーナルのコンテンツを見つけられることです。Wileyのグローバル セールス パートナーシップ責任者、ダンカン・キャンベル氏(Duncan Campbell)は、「このパートナーシップのおかげで、Wileyの出版物は多くの場所で見つけることができます。OCLCは、顧客とコンテンツを、最も速く、最も効率的な方法で結びつけてくれるのです。」と説明しています。氏はまた、「Wileyの全コンテンツを、確実にWorldCatから検索できるようにしたいと思っています。なぜならWorldCatは、図書館界で利用されている、世界最大のオンライン総合目録だからです。OCLCとの連携を通じて、できることが更に増えていくのが楽しみです。」と述べています。

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(紀伊國屋書店 OCLCセンター)


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