図書館をつくる

知の殿堂の知られざる裏側に迫る 映画『ニューヨーク公共図書館』5月18日(土)ロードショー

2019.05.17

世界で最も有名な図書館であり、最大級の知の殿堂と言われる「ニューヨーク公共図書館」の舞台裏に迫る話題のドキュメンタリー映画「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」が2019年5月18日(土)に公開されます。
ドキュメンタリーの巨匠、フレデリック・ワイズマン監督の第41作でもある本作。公開記念イベントが国立国会図書館の「カレントアウェアネス」でも取り上げられるなど、図書館関係者の間でも注目の作品となっています。

〈詳細〉
原題:Ex Libris – The New York Public Library
公開日:2019年5月18日(土)
料金:一般¥2,000、シニア・学生¥1,500
上映時間:3時間25分(※途中休憩時間あり)
場所:岩波ホールほか全国順次ロードショー
公式サイト:http://moviola.jp/nypl/

〈筆者感想〉
先日試写会で一足早く映画を観させて頂いたのですが、とにかくあっという間の3時間でした。
ニューヨーク公共図書館の舞台裏をみながら、自分もその場所にいるかのような感覚に陥り、次々に映し出される図書館のシーンに釘付けになりました。ニューヨーク公共図書館を参考に、今後の日本の図書館の在り方についても深く考えさせられました。

映画では、図書館がニューヨーク市民の生活にどのような役割を果たしているのかも描かれています。これまで図書館をあまり利用したことのない方でも、図書館の概念が大きく変わり、すぐにでも図書館へ足を運んでみたくなることでしょう。

普段図書館を利用している方にも、そうでない方にも、ぜひおすすめしたい一本です!

(紀伊國屋書店 ライブラリーサービス部 山須)