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【新宿本店アカデミック・ラウンジ】落語、西洋に出会う。

2023.10.19

【新宿本店3F アカデミック・ラウンジ 講演】落語、西洋に出会う。

【場所】:紀伊國屋書店新宿本店3F アカデミック・ラウンジ
【日時】:2023年11月23日(木・祝)14:00-15:30(13:40開場)

※約50分の講演の後、質疑応答とサイン会を予定しています

【参加方法】無料でご観覧いただけるイベントです。(事前予約不要)
参加多数の場合はお立ち見になる可能性もございます。
あしからずご了承くださいませ。

【講師】成蹊大学文学部准教授 大橋崇行

■講師紹介

大橋 崇行先生 近影
大橋 崇行(おおはし たかゆき)

1978年、新潟県生まれ。成蹊大学文学部日本文学科准教授、小説家。専門は日本近現代近代文学。
研究書の著書に『落語と小説の近代 文学で「人情」を描く』(青弓社)、『言語と思想の言説 近代文学成立期における山田美妙とその周辺』(笠間書院)など。小説の著書に『遥かに届くきみの聲』(双葉社(双葉文庫))、『小説 牡丹燈籠』(二見書房)、「司書のお仕事」シリーズ(勉誠出版)などがある。11月15日に小説『週末は、おくのほそ道。』(双葉社(双葉文庫))を刊行予定。

講師の大橋准教授から

江戸落語というと、八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、与太郎、商家の大旦那、若旦那、番頭さん、定吉、遊郭の花魁や幇間といったおなじみの登場人物たちが、江戸の街を舞台におもしろおかしいやりとりを繰り広げるものというイメージがあると思います。しかし、そうではない落語が模索された時期がありました。それは明治時代のはじめ、欧米から次々に新しい文物が届くようになった文明開化の時期のことです。
その中心にいたのが、落語中興の祖と言われる三遊亭圓朝、そして圓朝のライバルだった柳派の頭取・談洲楼燕枝でした。圓朝や燕枝は江戸から続く落語を受け継ぐ一方で、次々に入ってくる西洋文学と向き合った人物でもあったのです。
今回のトークでは、こうした時代の中で落語がどのように変化したのか、それが小説をはじめとする近代日本の文学とどのように関わったのかということを入口に、落語や俳句、戯作といった江戸の文化が、近代、さらには現代へとどのようにつながり、現代においてどのような意味を持つのかについて考えていきたいと思います。

(紀伊國屋書店 新宿本店・アカデミックラウンジ事務局)