【Books Kinokuniya Tokyo】イェール大学出版局 7月の International Bookshop of the Month に選ばれました!

イェール大学出版局公式ブログの7月のInternational Bookshop of the Monthに、弊社Books Kinokuniya Tokyoが選ばれましたので、ご紹介いたします。
International Bookshop of the Monthは、イェール大学出版の本を扱っている各国の書店が選定され、店舗の特徴や最近の傾向をインタビュー形式で紹介するものです。本記事では邦訳も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
★イェール大学出版局公式ブログの記事はこちら
Books Kinokuniya Tokyoは日本最大級の洋書専門店として、英語書籍のほか、仏・独・西・伊・越・中・韓の言語の書籍をワンフロア(約1,000㎡)で展開しております。選書ツアーも承っておりますので、最寄りの弊社営業部までお問い合わせください。

Books Kinokuniya Tokyo 店内
Books Kinokuniya Tokyo店長・角のインタビュー記事の邦訳(意訳)
――Books Kinokuniya Tokyoの特徴と、最近の変化を教えてください。
紀伊國屋書店の海外店をモデルに、様々な国や文化のお客様が気持ちよく本を選べる環境をつくることで、本を通した文化交流の推進を目指しています。日本語書籍をあえて置かずに洋書専門店としたのはセオリーに反するようですが、お迎えしたい客層に特化した品揃えが明確になったことで、より魅力的な書店になりました。以前は6フロアを展開していましたが、現在は1フロアに集中しています。近隣にある新宿本店と補完し合うことで、うまく機能しています。

Books Kinokuniya Tokyo店長・角(すみ)近影
――コロナ禍で読者と書店/独立系書店の関係は変わりましたか。
緊急事態宣言下で「書店ロス」になった方もいたようで、営業再開後には嬉しそうに来店される方が増えました。しかしいまだに以前ほど外出が活発ではないようで、新規の独立系書店が見つけてもらうのは大変かもしれません。
――本を取り巻く意識や傾向も変わっているのでしょうか。
コロナ禍の影響もあってか、SNSで本を見つける人が圧倒的に増えました。また、表紙や装丁が綺麗な本は、あえて紙の書籍で欲しいという需要も高まっています。
――おすすめ本の提案やサブスクのサービスは行なっていますか。
残念ながら時間が足りず、なかなか取り組めていません。
――日本の読者層の特徴と、イェール大学出版の人気本を教えてください。
シャイな人が多い印象です。一方、SNSで感想を言い合ったりして楽しむ方も多くいらっしゃいます。イェール大学出版の人気タイトルは、”A Little History of the World”, “A Little History of Philosophy”, それから”A Little History of Economics”の3点です。
▼イェール大学出版人気のタイトル
ウェブストアでのご案内はこちら
法人のお客様は法人向けオンラインストアBookWeb Proもご覧ください。
――書店にいてやりがいを感じること、逆に大変なことはなんでしょうか。
お客様の希望する本を見つけられたときにやりがいを感じます。大変なのは、やりたいことが色々あっても、とても時間が足りないこと。書店員ならだれもが共感してくれるはずです!
Books Kinokuniya Tokyoは海外書籍を取りそろえたユニークな書店です。ブックフェアなどのイベントも開催しておりますので、みなさまのご来店をお待ちしております。
Books Kinokuniya Tokyo 店舗情報
営業時間:11:00〜19:00 *最新の営業時間は店舗サイトをご確認ください
Twitter:@Kino_BKT
〒151-0051 東京都 渋谷区 千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア 南館6F
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