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柏書房『東京、コロナ禍。』

コロナによって激変した「私たちの日常」

関連ワード:コロナウィルス 写真集 和書 感染 新型コロナウィルス 柏書房  更新日:2020.06.26

『東京、コロナ禍。』は、代表作『隣人。38度線の北』をはじめ、北朝鮮、東日本大震災の被災地、沖縄を舞台に、そこで生きる人々の姿をありのままに写してきた写真家、初沢亜利(はつざわ あり)氏が手掛ける写真集。

2020年2月から7月にかけての、コロナウイルス感染拡大の影響を受けた東京が舞台となっている。
コロナウイルスの感染拡大によって激変した「私たちの日常」を報道機関とは異なるミクロの観点からつぶさに伝えること、それが本写真集に通底するテーマとなっている。

例えば、緊急事態宣言下で営業を行ったために近隣住民からの通報を受けた赤坂のバーや、平日の神楽坂のカフェで時間をつぶす父子の姿といった、平時では見ることのできない光景から、「感染者数第一位の東京」としての緊張感と異質さが伝わってくる。
その一方で、そうした目に見える変化はあるものの、そこを生きる人々の感情はコロナウイルスの流行前と変わらずそのまま横たわっている。
そんな対比もまた、市井の人々に密着した写真だからこそ伝えることができる。
各写真にはわかりやすくキャプションを付与し、撮影の日時と場所を記載している。

【タイトル】東京、コロナ禍。
【発売日】7月20日
【予価】1,800円+税
【判型・仕様】A5判横並製・オールカラー
【写真掲載点数】143点

ISBN 9784760152612

(書籍・データベース営業部)