The scholar and diplomat Sir Ernest Satow was the best-known Westerner who lived in Meiji Japan. Although he rose to become British Minister to Japan, the most interesting part of his career was the start of it, when he witnessed, and in a small way influenced, the fall of the bakufu and the Meiji Restoration.He wrote an account of this in a memoir called “A Diplomat in Japan” in 1921, which was based on the diaries transcribed in this volume. These diaries, hitherto unpublished, reveal the original material from which he crafted his memoir, as well as the material (about one-third of the diaries in total) he omitted. [read more →The Diaries of Sir Ernest Mason Satow 1861-1869&1870-1883 The Diaries of Sir Ernest Mason Satow 1900-1906&1906-1911 ] Published by Eureka Press/ Edition Synapse
アーネスト・サトウ日記-幕末維新期編
The Diaries of Sir Ernest Mason Satow, 1861-1869
編集・解説:ロバート・モートン(中央大学教授)&イアン・ラックストン(九州工業大学教授)
序文:デイヴィッド・ウォーレン(元駐日英国大使)
2013年11月刊行 B5判 約400頁 ISBN:978-4-902454-83-3
(Eureka Press) -JP-
- 明治維新の原型ともいわれる『英国策論』を発表、英国外交官として開国期日本に大きな足跡を残したと同時に、西洋人による日本学を築いた研究者としても著名なアーネスト・サトウ(Ernest Mason Satow, 1843 – 1929)の、初来日の直前から明治政府成立後までの日記の英文翻刻版。
- 英国公文書館所蔵のサトウ日記手稿を完全翻刻、編者による詳細な注釈を付す。
- 特に注釈でのサトウの主著 A Diplomat in Japan(邦訳『一外交官の見た明治維新』岩波文庫)中の記述との比較は、今後の研究に有用。
- 日記の原本に貼付されている図版や写真も一部掲載。
- 来日直後に勃発した生麦事件、薩英戦争や下関戦争、そして西郷隆盛、桂小五郎など明治維新の要人との会談、明治天皇との謁見、日本各地への旅行などの詳細を記した貴重な生の記録。
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アーネスト・サトウ日記-明治前期編
The Diaries of Sir Ernest Mason Satow, 1870-1883
編集・解説:イアン・ラックストン(九州工業大学教授)
序文:ヒュー・コータッツィ(元駐日英国大使)
2015年11月刊行 B5判 約525頁 上製(クロス装) ISBN:978-4-902454-95-6
(Eureka Press) -JP-
- 『アーネスト・サトウ日記(1861-69):幕末維新期編』(既刊)に続く駐日期間を収録。賜暇にて1869年に帰国したサトウが再来日する1870年から、総領事代理としてタイに赴任する1883年までの日記。
- 駐日英国代理公使アダムズを支え、西郷隆盛、木戸孝允、岩倉具視ら明治新政府の要人と面会し、不平等条約問題や日清修好条規など多くの外交交渉の場に立ち会い、キリスト教解禁や西南戦争など激動の明治前期を見つめた約13年の記録。
- この時期のサトウは、長男・栄太郎、次男・久吉(後の武田久吉)が生まれ日本での私生活も安定、日本各地を旅し『中部・北部日本旅行案内』(ホーズとの共著)を著すほか、日本研究者としてもジャパン・ウィークリー・メール紙や日本アジア協会誌などに多くの論文を発表、『英和口語辞典』(石橋政方との共著)や『馬場文英著:開国史談一名元治夢物語』 『椒山野史著:近世史略 (翻訳)』の英訳出版を行うなど大きな功績を残した。
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アーネスト・サトウ日記 1900-1906年
駐清公使時代編(全2巻)
The Diaries of Sir Ernest Mason Satow, 1900-1906
編集・解説:イアン・ラックストン(九州工業大学教授)
序文:ジェイムズ・ホアー(元在北朝鮮英国臨時代理大使、ロンドン大学主席研究員)
2016年1月刊行 B5判 約761頁 上製(クロス装) ISBN:978-4-902454-96-3
(Eureka Press) -JP-
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- 駐日特命全権公使としての日本での任務を終え、1900年に駐清公使として北京に赴任し1906年までに滞在した期間の日記。『アーネスト・サトウ日記(1895-1900):駐日公使時代編』に続く期間を収録。
- 着任早々に全権大使として義和団の乱鎮圧後の北京議定書調印に活躍、その後日英同盟の発効、対立から戦争へ至る日露と戦争の終結を見届け外交官を退官するまでの時代の日記。
- 外交官として長く中国、朝鮮に滞在し、研究者としても多くの功績のあるスペシャリスト、James Hoareによる序文入り。中国近代史研究者にとっても必携の資料。(本篇は編者がオンディマンド・紙装版で提供している「サトウ日記」を改訂、詳注釈を追加し決定学究版として刊行するものです。)
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アーネスト・サトウ日記-日露終戦、第2回ハーグ平和会議から第一次世界大戦へ
The Diaries of Sir Ernest Mason Satow, 1906-1911
編集・解説:イアン・ラックストン(九州工業大学教授)
序文:イアン・ニッシュ(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス名誉教授)
2015 年9月刊行 B5判 約525頁 上製(クロス装) ISBN:978-4-902454-94-9
(Eureka Press) -JP-
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- 明治維新の原型ともいわれる『英国策論』を発表、英国外交官として開国期日本に大きな足跡を残したと同時に、西洋人による日本学を築いた研究者としても著名なアーネスト・サトウ(Ernest Mason Satow, 1843 -1929)の日記手稿の英文翻刻・注釈版第3弾。
- 「駐日公使時代編1895-1900」、「幕末維新期編1861-1869」に続く本書では、外交官を退官し英国へ帰国した後の1906年~1911年の日記を収録。
- 駐清公使として外交官を引退後もサトウは、枢密院顧問官(1906年)や第2回ハーグ平和会議(万国平和会議)に英国代表次席公使(1907年)に選ばれ、国際法や国際問題の専門家として活躍。本書はサトウ研究者にとっても、未だ本格的な研究に至っていないこの時期に焦点を当て、英国公文書館所蔵の手稿を完全翻刻復刻し、編者による詳細な註釈を付すもの。
- 日露終戦後の日英や国際関係にどのような視線と向けていたのか、第2回ハーグ平和会議や著名な「ハーグ密使事件」にはいかに関わったのか、等々、長く極東アジアで国際政治の表舞台にあった外交官が第一次大戦の足音が近づくイギリスで残した生の記録の初の公刊。
- 日本学・日本近代史研究者だけでなく、国際政治史、西洋近現代史研究者に必携。
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(学術洋書部)