提供元
センゲージ・ラーニング社Gale
概要
Political Extremism and Radicalismシリーズの1つです。
《シリーズ・データベース》
米国の白人至上主義者やナショナリスト集団、特に極右に特に焦点を当てたシリーズです。
ナショナリズム、人種差別、反ユダヤ主義、クリスチャン・アイデンティティ、同性愛嫌悪、政治的な虚偽の情報、陰謀論を含む米国の右翼関連のトピックを幅広くカバーします。近現代史、政治、政府研究、社会学、ジェンダー研究、アフリカ系アメリカ人研究、宗教研究に価値あるアーカイブです。
- 資料所蔵元:カリフォルニア大学サンタバーバラ校、アイオワ大学、カリフォルニア大学デイビス校、アイダホ州立大学、連邦捜査局(FBI)
- 収録量:約630,000ページ
- 収録資料の種類:印刷物、録音、チラシ、新聞、プログラム、ニュースレター、広告、説教の録音資料、インタビュー
- 収録年代:1850-2010年
収録内容
収録分野例
近現代史、国際史、ヨーロッパ研究、政治学・政治学・政治社会学、国際関係、行政学・教育学、人権、テロリズム研究、移民研究、人種対立、アフリカ系アメリカ人研究 等
取り上げられている団体例
ジョン・バーチ協会(John Birch Society)、クー・クラックス・クラン(Ku Klux Klan)、アメリカ・ナチ党(National White People’s Party)、白人市民会議(Citizens’ Council)等
収録コレクション
Christian Identity and Far-Right Wing Politics – University of California, Santa Barbara
クリスチャン・アイデンティと極右政治 – カリフォルニア大学サンタバーバラ校
1900年代初頭から2015年までを対象に、保守的キリスト教のイデオロギーや政治哲学、主にクリスチャン・アイデンティティ運動に関する100以上の定期刊行物、パンフレット、週刊新聞、小冊子、書籍で構成されます。
Social Documents Collection – University of Iowa
社会資料コレクション – アイオワ大学
一般的に右寄りとみなされている保守派の団体が発行した膨大な調査資料群です。もとは第二次世界大戦中に諸外国政府からプロパガンダの一環として配布されたパンフレットを保存していたもので”Tensions File”とよばれていましたが、自国の外交政策に関心を持つ米国内の団体の出版物にも拡大していきます。
戦後になると、本コレクションは、米国の保守および反共産党組織にまで焦点を広げ、1950年代から1960年代にかけて、人種差別撤廃、課税、州の権利、水道水のフッ化物添加反対運動、医療社会制度、国際連合までさらに範囲を広げて収集するようになります。
自由主義者は時として保守団体と意見を共有することがあったため、自由主義者関連の資料も含まれます。宗教団体による定期刊行物には、特に保守派の強い姿勢がみうけられます。定期刊行物、パンフレット、チラシ、会報、新聞、書簡などが含まれます。
Walter Goldwater Radical Pamphlet Collection – University of California, Davis
ウォルター・ゴールドウォーター急進主義パンフレット・コレクション – カリフォルニア大学デイビス校
急進派政治やアフリカ系アメリカ人研究分野を得意とする古書籍商Walter Goldwaterから1966年に購入したパンフレット・コレクションがもとになっていることから、コレクション名にWalter Goldwaterの名がつけられています。
最初のコレクション購入後、30年近く目録化に着手されてきませんでしたが、図書館がパンフレットの目録方法を設定して以降、パンフレットの収集を再開しました。以降政治問題関連のパンフレットを中心に、現在まで収集を続けています。Charles Coughlin他19世紀末から20世紀半ばにかけての極右政治指導者のパンフレットなど、一部右翼の資料も含まれましたが、もとのコレクションは主に英米の過激派左翼に関するものでした。近年になり、相当数の極右パンフレットが追加されました。
James Aho Collection – Idaho State University
ジェイムズ・エイホー・コレクション – アイダホ州立大学
アイダホ州および太平洋岸北西部の極右主義を記録した資料群で、印刷物、録音記録、新聞、プログラム、ニュースレター、チラシ、広告、カセットテープに録音された説教(録音資料)、インタビューから構成されます。
コレクションの大部分は、その信仰・信条を広めるべく様々な教会や組織が刊行したニュースレターです。
FBI File on Joseph McCarthy – Federal Bureau of Investigation
ジョセフ・マッカーシー関連FBIファイル – 連邦捜査局
1950年初めの米国務省内の共産党メンバー疑惑から1954年の上院決議まで、マッカーシーによって推進されたいわゆる赤狩りを記録します。マッカーシーの告発におけるFBIの監視・関与が詳述されており、FBI長官Hooverと上院議員の間で交わされた書簡、特にFBIがマッカーシーに情報提供したことをHooverが何度も否定した点をとりあげた文書を数多く収録します。
20世紀、特に赤狩りと1950年代に関心を持つ研究者にとって興味深いコレクションです。
FBI File on Charles Lindbergh – Federal Bureau of Investigation
チャールズ・リンドバーグ関連FBIファイル – 連邦捜査局
チャールズ・リンドバーグは1927年に大西洋単独無着陸飛行に初めて成功したことで知られますが、その生涯は悲劇と論争の的でもありました。ナチスドイツの、特に国防軍空軍に感銘を受け、第二次世界大戦前の不安定な時期にアメリカの中立を主張しました。
1930年代から1940年代をカバーする本FBIファイルは、主にナチス政権と親密だった時期のリンドバーグの活動に焦点を当てています。アメリカの社会史や第二次世界大戦開戦までの数十年間の研究資料として魅力的なコレクションです。
FBI File on Ezra Pound – Federal Bureau of Investigation
エズラ・パウンド関連FBIファイル – 連邦捜査局
詩人エズラ・パウンドの第二次世界大戦中の活動を扱ったFBIファイルです。生涯の大半をアメリカで過ごしましたが、第二次世界大戦中イタリアに在住し、米国向けのラジオ放送を通じてファシストのイデオロギーを広めました。米国政府から反逆罪の容疑をかけられましたが、精神障害を理由に裁判を受けるのに適さないとされ、精神病院に収容されます。
本コレクションには、ラジオの逐語記録、イタリアやドイツの官僚の書簡、ヒトラーのメモが含まれます。
FBI File on the Posse Comitatus – Federal Bureau of Investigation
民警団関連FBIファイル – 連邦捜査局
ヘイト集団追跡に関する優れたケース・スタディーを提供するFBIファイルです。右翼過激派グループの民警団(Posse Comitatus)は、「法を執行するために、地方法執行官の名のもとに自発的に活動する」市民グループとして1970年代にオレゴンで形成され、ユダヤ人、アフリカ系アメリカ人、地方法執行官以上の政府官僚を標的にしました。合衆国連邦政府を違法とし、郡レベルの法的権限のみを認め、納税拒否を提唱しました。
本ファイルは1973年から1977年までおよび1980年から1996年までを対象とし、ヘイト文書、爆撃事件の詳細記録、所得税脱税訴訟メモを収録します。ヘイト集団と政府の監視に関するユニークなコレクションです。
※FBIファイル以外のコレクションは、本データベース収録のために原本からスキャニングし、新たに電子化したものです。
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