概要
女性に関する研究資料として世界最大規模を誇る「ヘリッツェン・コレクション」は、オランダ最初の女医Aletta Jacobsとその夫で弁護士・政治家だったC.V. Gerritsenにより、19世紀末に収集が開始され、後継者により1945年に完成しました。 四世紀(1543~1945年)の間に14種類の言語で執筆された書籍・パンフレット・雑誌記事200万ページ以上が全文検索可能なウェブ版データベースとしてご提供可能になりました。
(提供元:ProQuest)
収録内容
主に米、欧、カナダ、ニュージーランドで刊行された文献4,700点余りを収録。文献は研究書(Monograph Language Series)と雑誌(Periodicals Series)に大別されます。
- 研究書(Monograph Language Series)
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- コレクション全体の75%に相当
- 研究モノグラフおよびパンフレット類で構成され、英語以外で書かれた文献には英語による簡単な内容説明を付与。
- 英語圏での婦人参政権運動に関する文献(2,300点)、ドイツ・スイスでの婦人運動に関するドイツ語文献(920点)、ガリア時代から第二次大戦までの女性史に関するフランス語文献(730点)、その他言語による文献(470点)で構成。
- 雑誌(Periodicals Series)
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- コレクション全体の25%に相当
- ドイツ語誌59タイトルを含む全265誌を収録し、中心となる1860-1900年代の雑誌は可能な限り創刊から最終号までの揃えで収録。
- 収録タイトル例: “The Suffragist”(1913-1921)、“The Women’s Protest Against Woman Suffrage”(1912-1918)
- Documents on British Policy Overseas
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- 第二次世界大戦後(1946-):再編、ソビエト連邦との関係と「冷戦」、朝鮮戦争、東ヨーロッパ、国際連合等。
当コレクションはフェミニズムの擁護・反対の両方の立場からの文献を収めることで客観性に立脚した女性史コレクションとなっています。
収録内容は、各時代における女性の政治・経済・法的地位、結婚・出産・育児の諸相、女性の教育や健康管理、参政権運動や教会・慈善活動、各方面で活躍した女性の評伝・自叙伝など多岐にわたります。一国のフェミニズムの発展過程や、その国の思想運動が他国に与えた影響をたどることができます。
ご契約形態・価格
- 年間購読または恒久アクセスライセンス
(一年目より維持費がかかります)
- 価格は機関種別、FTEにより異なります。個別にお見積り申し上げます。
認証方式
- IPアドレス認証
- 全キャンパス利用
- リモートアクセス可、同時アクセス数無制限
トライアル
一か月間の無料トライアルを承ります。
最寄りの営業部・所、もしくは、こちらからお問い合わせください。
(デジタル情報営業部)