グリーン有機合成における保護基（第６版・全２巻）
Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis
Editor: Peter G. M. Wuts
6TH 2025:03 2 vols. 1,504 p. ISBN 978-1-394-23316-8 (Wiley) -US-
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概要
有機合成とは、天然物、医薬品、その他の分子に使用される有機化合物の調製と創製を指します。複数の官能基を持つ分子を合成する際、分子内における化学反応の選択性を得るために、しばしば保護基が必要になります。保護基の包括的な理解なくしては、複数の官能基を持つ分子の合成設計は事実上不可能です。
本書は2014年刊行の旧版（ISBN：9781118057483）の10年ぶりの改訂版です。有機合成における保護基の分類、幅広い状況での保護基の応用についてまとめた決定版テキストとして刊行されました。官能基のグループ別に構成された内容を通して、いかに官能基選択性を計画するかを理解できる、化学者にとって必携のレファレンスといえます。第６版では最新技術を反映して全面改訂し、糖質化学において保護基が反応性と選択性にどう影響するかを扱う新章を収録しています。
製薬や食品、農業化学、バイオ技術など、様々な分野で有機合成に携わる化学者にとっての理想的な資料である本書をおすすめいたします。
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（紀伊國屋書店 学術洋書部）
