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The History of Afghanistan Collection

アフガニスタンの歴史コレクション

関連ワード:18-20世紀初頭 Brill アフガニスタン史 近現代中東史  更新日:2021.09.17

提供元

Brill

概要

Fayż Muḥammad Kātib Hazārah著“Sirāj al-tawārīkh”(アフガニスタンの歴史)は、アフガニスタン史を研究する上で基本書とされ、1747年から1919年にかけてのアフガニスタンの歴史書の中核となるものです。数十年に亘り、本資料が何巻まで存在するのか謎とされていましたが、近年、第3巻と第4巻が発見され、これらも含めて、その英訳版を本コレクションとしてリリースする運びとなりました。 以下2コレクションでご提供します。

The History of Afghanistan Collection

収録内容

The History of Afghanistan Online

アフガニスタンの歴史は、何十年もの間、インド在住イギリス人の経験や政策の記録をもとに語られてきましたが、アフガニスタンには独自の豊かな歴史学の伝統があり、本著作は、他者の目を通さずに書かれた記述の頂点ともいうべきものです。

“Sirāj al-tawārīkh”は、アフガニスタンの王子で後にアミールとなったHabib Allah Khan(在位1901-1919)が公式の国史として委託したものです。著者のFayz Muhammad Khanは、王室の書記官で、20年以上にわたり、政府のアーカイブや口承資料にアクセスすることができました。本著作は、彼の代表作で、部族-国の関係、法の支配、ジェンダー、経済など、今日のアフガニスタンの社会を構成する多くの要素のルーツが、優雅かつ詳細に記述されています。アフガニスタンの社会史、政治史、経済史、さらには英領インド、カージャール朝イラン、ツァーリズム時代の中央アジア、ブハラ首長国との関係を研究する上で、価値ある資料です。

電子版には注釈、索引が付与され、概説、付録、ペルシア語-英語、英語-ペルシア語用語集、参考書誌も含まれています。

Supplements to The History of Afghanistan

アフガニスタン史の大著“Sirāj al-tawārīkh(アフガニスタンの歴史)”の一部であり、最高傑作とされる“Nizhādnāmah-i Afghān(アフガンの系譜)”と“Taẕakkur al-Inqilāb(革命回顧録)”の英訳を収録します。

前者は、20世紀前半のアフガニスタンのあらゆる民族と宗教共同体を詳述し、近現代のアフガニスタンの学者による初の民族誌でもあります。後者は、著者が1929年のAmīr Ḥabīb Allāh Kalakānīが統治した9ヶ月のうち7ヶ月を記録したものです。いずれも18世紀半ばから20世紀半ばにかけてのアフガニスタンの歴史を知る上で、例を見ない資料です。

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出力例

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出力例

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