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『英文日本年鑑』1905-1923年 復刻版 Japan Year Book: Complete Cyclopaedia of General Information and Statistics on Japan and Japanese Territories

グローバル化を目指した100年前の日本を世界へ発信したメディア-写真、広告ページも含め復刻

関連ワード:Illustrated yearbook Korea Manchuria Media History Modern History of Japan Sakhalin Taiwan 台湾 商業史 外交史 大日本帝国 年鑑 日本近現代史 朝鮮 樺太 満洲 産業史 統計資料  更新日:2020.08.27

『英文日本年鑑』は、『ジャパン・タイムズ』を設立し副主筆を務めた武信由太郎(1863-1930)が創刊した、日本初の本格的英文年鑑です。『ジャパン・タイムズ』とならび20世紀前半の日本人による西洋への情報発信に重要な役割を果たし、当時の海外報道機関なども日本情報源として高く信用、利用しました。

武信は官立英語学校卒業後、札幌農学校、横浜英字新聞社などを経て、福澤諭吉ら政財界の後押しで日本人による初の日刊英字新聞『ジャパン・タイムズ』の創設に参画、日本情報の海外への発信に注力しましたが、同時に早稲田大学教授として英語教育の分野でも名を残し、『英語青年』誌の創刊や『武信ポケット新和英辞典』、『武信和英辞典』(研究社・新和英大辞典の前身)など本格的な辞書を編集したことでも知られています。

本年鑑は1905年に創刊、当初ジャパン・タイムズ社が印刷を請け負っていたことからも、同紙と編集、製作面などで連携していたと考えられます。その後出版社が変わるものの、戦中から戦後まで継続された唯一の英文日本年鑑で、政治、経済、社会、文化などあらゆる分野の動向を各巻500~800頁強にまとめ、詳細な統計資料とともに出版されました。ロンドン、ニューヨークに販売代理店を置き、海外でも広く販売、一時期英国タイムズ紙主宰のブッククラブにも採用され会員に頒布されたこともあります。台湾、朝鮮、樺太や満州に関する情報も独立した章に掲載されています。

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Launched in 1905 and edited by Yoshitaro Takenobu, professor of Waseda University and a founding editor of The Japan Times, The Japan Year Book was one of the most influential periodical sources of information on Japan in early 20th century and was widely used and cited by overseas journalists, scholars and authors.
Despite its fame and importance, very few libraries even in Japan hold the early volumes of the Year Book in their collection. This long-awaited new reprint will therefore be especially welcomed by libraries seeking to fill these gaps.

⇒For more information please see the flyer
For institutions outside Japan, please contact  Kinokuniya oversea sales office

[Pre-war Japan: A Collection of Yearbooks in English, Series 1~3]

The Japan Year Book Part 1: 1905-1911  全6巻


2013年5月刊行 A5判 全約3,900頁 ISBN: 978-4-86166-160-0

The Japan Year Book Part 2: 1912-1917 全6巻


2015年2月刊行 A5判 全約4,500頁  ISBN: 978-4-86166-161-7

The Japan Year Book Part 3: 1918-1923 全5巻


2016年11月刊行 A5判 全約4,800頁  ISBN: 978-4-86166-162-4

ご注文は紀伊國屋書店各営業所または
BookWeb Proへ⇒The Japan Year Book:Part 1 Part 2   Part 3

発行元:Edition Synapse -JP-


【戦前期英文日本年鑑コレクション・シリーズ】
同じく、戦前期の日本を視覚的に海外に発信した英文写真年鑑、『ジャパン・イラストレイテッド』1934年~1938年もEdition Synapse社より復刻されています。あわせてご覧ください。

⇒詳細記事はこちら

A Year Book of Japan with Official Information and Statistical Data on All Phases of the Empire combined with Special Articles and a Complete Guide Book

Edited by Nippon Dempo News Agency (日本電報通信社)

復刻版 監修・解説:土屋礼子 (早稲田大学政治経済学術院教授)

Part 1: 1934-1936  全6巻 + 別冊解説
2017年刊行  B5判 全約2,650頁 ISBN: 978-4-86166-165-5

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Part 2: 1937-1938  全4巻
2018年刊行  B5判 全約1,300頁  ISBN: 978-4-86166-166-2

→ Japan Illustrated Part 2のご注文はこちら

この年鑑は、同時代に名取洋之助らにより刊行された写真誌『NIPPON』とともに、戦前期日本の視覚的対外宣伝の一翼を担いました。英国のKegan, Paul , Trubner社や米国のBrentano書店などを販売代理店とし海外へも広く販売され、当時の日本の国際的イメージの形成にも使われた出版物です。

従来の英文年鑑にあるような前年の日本の概説や統計データなどを第1部A Year Book of Japanにまとめ、第2部は外国人旅行者のための日本ガイドGeneral Guide for Foreign Travellersの主要2部構成となっています。
本年鑑に特徴的な第2部の旅行者用ガイドは、名所旧跡だけでなく各地の産業や地域の活動などの紹介にもページを割いています。また、日本文化の異なるテーマについてその分野の第一人者からの寄稿(例えば日本の宗教建築と題した伊東忠太の記事など)が数編加えられています。

この年鑑の重要な役割のひとつであるアジアにおける日本のプレゼンスの主張という点では、満州、台湾、朝鮮、南樺太など、日本が自国の領土とした各地に関する章と多数の写真が目を引きます。1935年度からは満州に関する独立した一部が付録されるようになっています。

満州事変後、出版活動に力を入れることになった日本電報通信社は、英文だけでなく中国語などへも出版を広げ、「国家の代弁者」として海外への日本のプロパガンダに重要な役割を果たしましたが、本年鑑は多数の写真や図版一部カラーで掲載した豪華な内容で、その出版活動のなかでも特筆すべきものです。

A Year Book of Japan with official information and statistical data on all phases of the empire combined with special articles and a complete guide book. Edited by Nippon Dempo News Agency (日本電報通信社), each year includes “General Guide for Foreign Traveller” which served as an instrument for the government to promote the cultural images of Japan and to attract the foreign visitors.

⇒パンフレットはこちらをご覧ください。/ For more information please see the flyer

三国防共協定に関連する記事より

(書籍・データベース営業部)

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