英文書誌事典:西洋人女性の明治日本記
Meiji Japan as Western Women Saw It:A Bibliographic Companion
編・著 Ronald D. Klein / ロナルド・クライン (元・広島女学院大学教授)
2016年10月刊行 ISBN: 978-4-902454-93-2 B5判クロス装 約345頁(カラー図版・白黒写真入り)
(Eureka Press/ Edition Synapse)‐JP‐
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The result of a long-term project to identify, collect and annotate the more than 250 works published by western women during the Meiji era (1868-1912) with an index of authors. The work is divided into four chapters, covering Tourists and Travelers, Missionaries, Sojourners, and Writers.
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明治日本を著した西洋人女性約200名の詳しい人物情報と主著600点の解題、さらに雑誌記事や二次文献も含めた1,200件近い書誌情報をまとめた初の本格的英文書誌が刊行されます。著者だけではなく、西洋人女性と関連の深い日本人の情報も含み、文献データ集を超えた歴史事典となっています。
明治日本研究のみならず、近代日本女性史・女性教育史、比較文学・女性文学史、キリスト教宣教史、旅行・観光史等、人文系の研究・教育レファレンスとして幅広くご活用下さい。
- 著者を旅行者、キリスト教宣教師、日本滞在者、小説家に分類し、各項目にはその分野での西洋と日本との接触・関係史を詳説する序文が書き下ろされ、さらに原書カヴァーや挿絵のカラー図版や著者の肖像写真など視覚資料も掲載。
- イザベラ・バード、マリアンヌ・ノースのような旅行家、外交官夫人として滞日したフレイザー夫人、日本ガイドを含め多数の著作を残したエリザ・スキッドモア、マリー・ストウプスのような科学者やベアトリス・ウェブのような社会活動家、日本の昔話を数多く英訳紹介した英子セオドラ尾崎、そしてジャポニスム小説で流行作家となったオノト・ワタンナやメアリ・フェノロサなど著名作者を始め、ほとんど名前も知られていなかった女性著述家も網羅。
- 女性宣教師の章には、英米宣教団体の記録や明治期に創立されたミッション系女学校のリストも収録、また津田梅子、河合道ら英米女性宣教師と協力した日本人女性教育者の情報も多数含みます。
(学術洋書部)