提供元

センゲージ・ラーニング社Gale

概要

難民研究アーカイブの第2集は、第二次世界大戦以降の難民危機、脱植民地化および独立運動における内紛や強制移住に関する、英国政府や難民支援機関の文書36万ページ*を収録します。政府文書、書簡、個人文書、NGO記録、パンフレット等は、今日にまで続く難民危機の起源、当時の実態と救済について記録し、あらゆるレベルで起こった強制移住の複雑な歴史を解き明かします。​

第二次世界大戦後、中南米、アフリカ、アジアの地域への支配と影響力を巡り発生した、米国と欧州の同盟国と、ソ連や中国をはじめとする共産主義国家の対立は、人々の移動に大きな影響を及ぼしました。反体制運動に伴う集団移住から、難民の往来、難民キャンプへの収容に至るまで、難民危機は世界の対立に伴う人口移動の歴史を如実に反映します。さらに脱植民地化および民族独立化運動は、点在する部族や宗教団体が権力闘争を引き起こし、避難や強制移住の要因となりました。​当アーカイブの資料は、冷戦期と脱植民地化時代において発生した、難民の再定義と対応に迫られた世界の様相を映し出します。

※本データベースは、19世紀末から20世紀末にかけての強制移住の歴史を探求するRefugees, Relief and Resettlementシリーズの第2集です。第二次世界大戦前、戦中、戦後を取り上げた第1集：第二次世界大戦と強制移住と併せてご検討ください。

難民研究アーカイブの詳細はこちら（PDF資料）をご参照ください。

収録内容・特徴

取り上げられている主題

• 世界史
• 冷戦
• 国際関係史
• 公衆衛生学
• 社会学
• 経済学
• 政治学
• 地域研究

研究トピック例

• インド・パキスタンの分離独立
• 朝鮮戦争
• アルジェリア戦争
• ハンガリー動乱
• インドシナ戦争
• 中東戦争
• プラハの春
• アンゴラ内戦

収録コレクション

英国政府難民関係文書
（Refugee Records）

• 資料提供元: 英国国立公文書館
• 収録年代: 1947年-1970年
• 東欧の共産主義国からの逃亡や、アフリカ、アジア、中東の地域における独立化運動時の国境紛争や内紛によって、強制移住となった人々に関する文書を20万ページ収録。

海外事業運営篤志団アメリカ協議会精選文書
（Selected Records of the American Council of  Voluntary Agencies for Foreign Service Refugee Records）

• 資料提供元: ラトガース大学
• 収録年代: 1943年-1979年
• 難民の受け入れを支援する民間団体の親団体である、海外事業運営篤志団アメリカ評議会に関する記録を12万ページ収録。

難民・亡命に関する控訴趣意書集
（Briefs Filed Circuits of the U.S. Federal Appeals Courts on Refugees and Asylum）

• 資料提供元: ニューヨーク市法曹協会
• 収録年代: 1943年-1979年
• 冷戦初期の時代における、亡命、本国送還などに関する合衆国控訴裁判所の控訴趣意書を中心に、4万ページ収録。

ご契約形態・価格

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(デジタル情報営業部）