言語人類学国際百科事典(全4巻)
The International Encyclopedia of Linguistic Anthropology
Editor-in-Chief: James Stanlaw, Professor of Anthropology, Illinois State University, USA
Associate Editors: Asif Agha, Jennifer Dickinson, Brigittine French, Laura R. Graham, Laura Miller, Jack Sidnell & Bonnie Urciuoli
2021:01 4 vols. 2,600 p. set ISBN 978-1-118-78676-5 (Wiley-Blackwell) -US-
USD 875
Web販売価格:税込¥152,806 / 標準価格:税込¥198,275
*2024年7月31日時点の価格です。実際の価格は、為替レートや出版社の都合により変動いたしますので、最新の価格は以下オンラインストアリンクをご参照ください。
*Web販売価格は、紀伊國屋書店BookWeb Proでご注文され、付帯作業を伴わない納品を行い、弊社標準書式による請求書を発行し遅滞なくお支払いただく場合、あるいは、クレジットカードでお支払いいただく場合に適用される販売価格です。
概要
「言語人類学」は、人類学の理論と方法を用いて、言語と文化の関係を体系的に探究します。言語を文化の一部ととらえ、人々が置かれた状況の中で言語を用いる際の社会的・文化的な意味ないし機能に着目するそのアプローチは、言語学においても応用言語学や社会言語学の幅広い領域で用いられています。認知言語学の源流の一つでもあり、さまざまな文化における事物・事象の分類・認識のありかたを明らかにする「認知人類学」の基盤としても重要です。
本書は、進化途上の言語人類学の初の本格的なレファレンスであり、全4巻にわたって、国際的な研究の第一線を担う専門家多数の寄稿になる350項目を収録します。言語人類学の発展史と今日までの到達点はもちろん、未来を見据えて最前線の研究にも幅広く目配りします。収録項目の分類「言語・思考・文化」「言語進化・習得・社会化」「言語イデオロギー」「言語コミュニティ」「言語・人種・エスニシティ」「多言語主義とグローバル化」「パフォーマンスと言語芸術」「リテラシーと学校教育」に見られるように、人文・社会科学の境界を越える多彩なフィールドを網羅します。
編集主幹James Stanlaw(邦訳書『和製英語と日本人』あり)と編集委員Laura Millerは日本研究でも知られ、Jack Sidnellも言語人類学を代表する学者の一人で、会話分析の第一人者です。寄稿者には、足立伸子(イリノイ州立大学、編著『ジャパニーズ・ディアスポラ』あり)、小山亘(立教大学)、野澤俊介(北海道大学)らが含まれます。
言語学、人類学、心理学、社会学を含む人文・社会科学全般で共有できる参考図書として、おすすめいたします。
価格照会・ご購入
※本件についてのお問い合わせ、お見積りについては、最寄りの紀伊國屋書店営業所もしくはこちらのお問い合わせフォームまでご連絡ください。
収録トピック
- Biography
- Formal Language Properties
- Language and Culture
- Language and Ethnicity
- Language Contact
- Language Philosophy and Semantics
- New Trends in Linguistic Anthropology
- Sociolinguistics
(学術洋書部)