図書館をつくる

OCLC News 第19号

2017.10.02

OCLC News 19号
商品情報をはじめ、OCLCに関する様々な情報をご案内致します。

●○ Topics○●
OCLC Control Numberが10億件を突破しました。

2017年8月8日、OCLC Control Number(OCN)1000000000(10億)となる書誌がWorldCatに登録されました。OCNは、WorldCat内で書誌が作られたり、取り込まれたりした際に個々のデータに付与されるユニークな番号で、資料特定のための世界的なスタンダードとなっています。

今回記念すべき10億番目を飾ったのは、千葉大学によって追加されたデジタル画像でした。

https://www.worldcat.org/oclc/1000000000

10億件を突破することを予測し、OCLCではOCNのMARCフィールドの対応桁数を10桁に増やしました。
OCLCが桁数を増やす作業を行うのは今回が初めてではありません。初回はOCNが1億件を突破した時でした。WorldCatが始動した1971年には、創設者のフレッド・キルガーと当時のスタッフにとって、予見できる最大件数は1億だったのでしょう。

その後の10年で毎年約100万件の書誌が追加され、1983年10月には1億件を突破しました。当時は100万件ごとの書誌レコードがGold Recordと呼ばれ、その書誌を追加したメンバー館には記念プレートが贈られていました。

現在、OCLCは50を超える国立図書館、315の出版社や情報サービスと提携し、これまで以上のスピードでOCNが増加しています。

OCLCが誕生以来50年間ずっと続けてきた、WorldCatの「オドメーター」の調整や重複書誌判定プログラムの改善など、変化する図書館コミュニティのニーズに合ったサービスを提供する努力は、今後も途絶えることがありません。

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OCLC ResearchよりThe Transformation of Academic
Library Collecting
が刊行されました。

2016年10月、ダン・ヘイゼン(1947-2015)の功績を記念し、その思想を学術図書館の資料収集現場の変革に反映させるべく、著名な図書館員、コレクション研究の専門家、研究者らがマサチューセッツ州ケンブリッジのノートン・ウッズ・カンファレンス・センターに集まりました。

ヘイゼンは、研究コレクション・マネジメント界の巨頭で、その功績が広く知られているとともに、このシンポジウム参加者の多くと個人的な知り合いでした。研究図書館員という職業と、研究コレクション構築に関する彼の影響力は大きく、没後も彼の思想は、主要な研究図書館の運営指針に反映し続けています。

The Transformation of Academic Library Collecting: A Synthesis of the Harvard Library’s Hazen
Memorial Symposium
には、この会合でのプレゼンテーションや議論を元にした、学術図書館のコレクションの未来について考える上でとても重要なテーマがまとめられています。

序文は、Harvard Library and University Librarianのハーバード大学図書館長セイラ・H・トーマス氏が、ヘイゼンについて語っています。

当レポートはダン・ヘイゼンへの追悼であると同時に、研究図書館のコレクションの未来や図書館のコレクション構築のトレンドについて興味のある人にとって、格好のガイドとなっています。是非ご覧ください。

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オランダHU University of Applied Sciences UtrechtがWMSを採用しました。

応用科学の分野でオランダ最大の規模を誇る、HU University of Applied Sciences Utrechtが、図書館管理システムとしてWorldShare Management Services(WMS)を採用しました。

HU Library の図書館長メリアン・ケルダー氏は、「選考の決め手になったのは、WMSがディスカバリーサービスを通じてオランダ語のコンテンツを提供するパートナーと連携し変革する力があったことです。
HU Libraryは、応用科学分野のデジタル・紙媒体双方の資料を提供する統合的方法で、他機関の図書館と繋がりたいと思っていました。WMSがあれば、我々の学生、職員、研究者が、これまでより遥かに多くの資料に、素早くアクセスする事が可能になります。」とコメントしています。

WMS図書館であれば、24時間いつでもOCLCのコミュニティセンターを通じてアイディアを交換し、アップデート情報を入手することができます。これもWMS採用のメリットの1つです。

OCLC副社長、欧州中東アフリカ/アジア太平洋地域統括エリック・ヴァン・ルベックは、「HU UniversityがWMSのコミュニティに加わった事を誇りに思います。世界中の図書館がWMSを利用して、クラウド上で共有されている知識と作業を取り入れる事で、単独で行うよりも、ずっと多くの事を行うことができます。」と述べています。

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●○ イベント○●
続報 2017 OCLC アジア・パシフィック地域会議(APRC)

OCLCがアジア太平洋地域各国の図書館向けに年一回開催する国際会議、OCLC アジア・パシフィック
地域会議(APRC)が、本年11月29日(水)~30日(木)、早稲田大学国際会議場にて行われます。

主催者であるOCLCの副社長エリック・ヴァン・ルベックと早稲田大学図書館の深澤館長からの、開催に
あたってのご挨拶をお届けいたします。


 
Dear Librarian,

I am honored to invite you to the annual OCLC Asia-Pacific Council Meeting.

This year, the Meeting takes place on November 29-30 in Tokyo. With its unique combination
of traditional and modern elements, Tokyo is the city of innovation and inspiration. We are
extremely grateful that our event will be at Waseda University, one of the most prestigious
private universities in Japan due to its history and traditions. Special thanks to Prof. Yoshiaki
Fukazawa, Waseda University Library Director, who is helping us to host the event this year.

The theme of the Meeting is: Hello, I am the Smarter Library. We live in the age of Alexa, big
data, autonomous cars, smart everything. We will therefore look at what this means for
libraries, their services and their values. Together we’ll look at how “smarter libraries” can
remake user experiences to be more customized, effective and intuitive.

The Asia-Pacific Regional Council Meeting is a chance to meet, network and discuss important
challenges of the day with peers from other countries. We truly hope you will be joining us.

Eric van Lubeek
Vice President, Managing Director EMEA and APAC, OCLC

図書館の皆様

皆様をOCLCアジア太平洋地域評議会会議に謹んでお招きいたします。

今年の会議は11月29日~30日に東京で開催されます。伝統と現代の要素がユニークに融合した東京は、革新とインスピレーションの街です。私たちは、このイベントが歴史と伝統に培われた日本で最も有名な私立大学のひとつである早稲田大学で行われることを非常に嬉しく思っています。今年のイベントの主催者である早稲田大学図書館長の深澤良彰先生に心より感謝申し上げます。

ミーティングのテーマは、「Hello. I’m the Smarter Library」です。私たちはAlexa、ビックデータ、自動運転をはじめ、あらゆるスマートなものに囲まれた時代に生きています。このことが図書館、そのサービス、およびその価値にとって、何を意味するのかを見てまいりたいと思います。私たちは一緒に、「スマートな図書館」がよりカスタマイズされ、効果的で直感的な利用者体験をいかに刷新できるかについて考えていきます。

アジア太平洋地域評議会会議は、他の国の仲間と出会い、ネットワークを作り、今日の重要な課題を議論する絶好の機会です。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

エリック・ヴァン・ルベック
OCLC副社長
欧州中東アフリカ/アジア太平洋地域統括

 


世界への視野と足元への視野をともに

早稲田大学図書館長
OCLC グローバル評議員会評議員
同 アジア太平洋地区評議員会評議員
深澤 良彰

世界的な図書館共同体であるOCLCは、アメリカ地区、ヨーロッパ地区、アジア太平洋地区の3地域に分割されて運営されています。そして、この3つの地域を統括するグローバル評議会が3地域評議会の上に置かれています。この中で、アジア太平洋地区は、23ヶ国、1700余の図書館から構成されています。我が国におけるOCLCへの参加館数は、アジア太平洋地区では、オーストラリア、ニュージーランドに続いて、第3位を誇り、170余の図書館がメンバーとなっています。この理由は、GIF (Global ILL Framework) プロジェクトを多くの図書館で活用してきたからです。しかし、このGIFも、国立情報学研究所はそのサポートを停止することを決定しています。その後は、どうなるのでしょうか? まさに足元の問題です。

みなさんの中には、「ウチの図書館は、NACSISベースだし、OCLCとは関係ない!」とかと思っている方はいらっしゃいませんか? 決して、そんなことはないのです。

一方、アジア太平洋地区の多くの国々は、非英語国であり、我々が日本語についてもっているのと同種の悩みをもっています。アジアの先進的な図書館がどのような施策をとっているかを知り、みなさんの図書館をより魅力的な図書館にすることができるはずです。

11月29日、30日に、早稲田大学の国際会議場でお会いしましょう。


プログラムが発表になりました。
OCLC特設サイトにて、APRCのプログラムが公開されました。

登壇予定者(敬称略)

伊東 豊雄 (建築家)
喜連川 優 (国立情報学研究所所長)
川上 智子 (早稲田大学大学院教授)
Sharon Streams (OCLC Research Director)
Kerry Raymond (Wikimedia Australia)
Bill Macnaught (National Librarian, National Library of New Zealand)
Eric van Lubeek (OCLC Vice President)
Axel Kaschte (OCLC Product Strategy Director)
Skip Prichard (OCLC President and CEO)

詳しい情報は、OCLC特設サイトをご覧ください。

<APRC会議 開催概要>

日時   平成29年11月29日(水)9:00~17:00
     平成29年11月30日(木)9:00~15:30
会場   早稲田大学国際会議場 (東京都新宿区西早稲田1-20-14)
参加費* 早期割引 $125 (10月13日までに弊社へお申込みください。)
      通常価格 OCLCメンバー館 $185 / OCLC非メンバー館 $225
*参加費用には、会議参加費、昼食(2日分)、レセプション参加費が含まれます。

お申込み方法
<クレジット決済>
下記のサイトから、ご自身でお申込みいただけます。
http://www.kinokuniya.co.jp/03f/oclc/aprc2017.htm
申込締切:11月12日(日)

<請求書払い>
下記申込フォームをご記入いただき、弊社OCLCセンターまでメール(oclc@kinokuniya.co.jp)または
FAX(03-6420-1359)にてお送りください。
弊社にて申込手続きを行い、11月12日申込締切後に円価にて請求させていただきます。
2017APRC会議参加申込書.doc
申込締切:11月10日(金)OCLCセンター必着

※お申込み方法によって締切日が異なりますので、ご注意ください。

紀伊國屋書店 特設サイト
OCLC 特設サイト
ご案内パンフレット 2017 OCLC アジア・パシフィック地域(APRC)会議 開催のご案内

ご不明な点がございましたら、弊社営業担当、またはOCLCセンターまでお気軽にお問い合わせください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

(紀伊國屋書店 OCLCセンター)


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株式会社紀伊國屋書店 OCLCセンター
電話:03-6910-0516 e-mail:oclc@kinokuniya.co.jp