図書館をつくる

OCLC News 第25号

2018.05.07

OCLC News 第25号
商品情報をはじめ、OCLCに関する様々な情報をご案内致します。

OCLCの公共図書館向け新サービスWise

OCLCは今年3月、アメリカの公立図書館界では初となる、コミュニティとの連携活性化システム「Wise」の案内を開始しました。Wiseは図書館の利用者や、地域との連携に献身的な図書館スタッフの経験値を高めます。

Wiseは、コミュニティ連携を向上するためのツールを図書館管理のための機能に統合することで、現在の顧客との関係を向上させながら、新しいコミュニティと広く関わることを可能にします。さらに、コミュニティのニーズに合う蔵書にするために何を購入し、管理し、破棄すべきかという提案を統計に基づいて提供します。

OCLCスキップ・プリチャード社長は「公立図書館のリーダーたちは、コミュニティのニーズに応えることにとても熱心です。Wiseは彼らにとってゲーム・チェンジャーとなるでしょう。なぜなら、Wiseは利用者が図書館をどのように利用し、何を求め、どのように情報を得たいと思っているか、といったポイントに焦点を当てて設計されているからです。」と述べています。

OCLC が 2013年に事業取得する前から、Wiseは主にオランダで普及してきました。カスタマイズしやすく、オランダの公共図書館の75%がWiseを採用していることが示すように、実績あるサービスです。
Wiseは現在、OCLCとアメリカ公共図書館界のリーダーたちとの徹底的な議論と観察を通じて、アメリカの公共図書館に特有のニーズに沿うよう、丁寧に仕立て直されているところです。また製品の評価テストのためにOCLCはインディアナ州フォートウェインにあるAllen County Public Library (ACPL)とパートナーになっています。

ACPLのグレタ・サザード部長は「私たちの組織がOCLCとパートナーになれるということは、とても素敵なことです。私たちは、必ずしもILSを顧客中心の観点から見てはいませんでした。顧客とつながる新しい方法を提供してくれるとは考えず、コレクション管理や貸出しに使うツールとして見ていました。今回スタッフにとって、自分自身を成長させ、違う考え方に出会い、その情報をお互いに共有する良い機会となりました。」と述べています。

Wiseは今年後半にはアメリカで稼働する予定です。

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OCLC ILLサービスとScannxの共同サービス

今年2月、OCLCとScannx®は、WorldShare Interlibrary LoanおよびTipasaの次世代プラットフォーム上で、貸借手続きをさらに簡素化するための共同事業を発表しました。

Scannxは、図書館に向けたクラウドベースのドキュメントスキャン、ドキュメントデリバリーの提供に関する先駆的な会社です。Scannxのキャプチャーシステムは2300以上のブックスキャニングシステムで使われており、紙とトナーのコストを節約し、木々の保護に貢献しています。

ScannxのマレイL. デニスCEOは「ScannxとOCLCには、ユーザーへ最良の技術を届けるために共に協力してきた長い歴史があります。私たちのソフトウェアがTipasaやWorldShare ILLとつながることによって、図書館間相互貸借はあっという間にできてしまいます。Article ExchangeやILLiadを利用するScannxのユーザーは、追加料金なしにアップグレードすることができます。」と述べています。

OCLC のグローバル・プロダクト・マネジメント、メアリー・サウアー=ゲームス部長は「OCLCは常に、図書館に革新的な新しいサービスや機能を提供することに意を尽くしています。ScannxはTipasaと
WorldShare ILLの貸借ワークフローをさらに効率化するパワフルな手段となるでしょう。」と述べています。

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ブリストル大学、バスク州立大学、WMSを採用

欧州の大学でOCLCの図書館マネジメントシステムWorldShare Management Servicesの採用が続いています。

世界大学ランキングで上位の一角を占める、イギリスのブリストル大学は、クリフトン・キャンパスに総工費8千万ポンドを投じて建設する最先端の図書館にWMSを採用しました。

スタウト・ハント部長は「WMSは、全て統一されたサービスであるという利点を活かしてオペレーションを強化し、ユーザーのためのデジタルコンテンツ管理を改良するさらなる機会を与えてくれます。さらに、WMSは国際的な図書館コミュニティへのプラットフォームを提供してくれるので、ブリストル大学の国際的ポジションに見合う規模で他機関と協力することができます。大学への物理的、デジタル的基盤への投資は、私たちの野心的な目標を達成する上での鍵となります。その大部分は、私たちと共に成長し、効率化を推進し、そして教育や研究の変革を促進するシステムを維持することを意味します。このような理由で私たちはWMSを選びました。」と述べています。

スペインのバスク州にあるバスク州立大学も、新しいクラウドベースの図書館管理システムとしてWMSを採用しました。

エスぺランサ・イヌリエータ・アンブロジオ図書館長は「私たちは、図書館サービスにフォーカスした共同組織であるというOCLCの哲学に賛同し、協働することを望みました。WMSは私たちが図書館共同体という環境の中で働くことを可能にし、時間の節約、コストの削減、業務の効率化を促進してくれます。WMSはまた、コレクションを世界中に可視化することを保証しており、それによって私たちは、他のシステムを使用するよりはるかに簡単に、資料を貸し借りすることができるようになります。OCLCはクラウド内でシステムを管理・アップデートしているので、技術的な作業をする必要がありません。代わりに、図書館スタッフはユーザーに焦点をあて、情報資源を管理する、アクセスや普及を促進する、協力して知識創造や目標達成に向けたサービスを提供する、といった図書館の使命を果たすことができます。」と述べています。

ブリストル大学WMS採用の記事はこちらから≫
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Healthiest Employers in Central Ohio

OCLCは、コロンバスで最も健康的な雇用主”Healthiest Employers in Central Ohio“に5年連続でばれました。

The Healthiest Employers Awards Programは、Columbus Business FirstHealthiest Employers
LLC
が共同して運営しており、このプログラムは、コロンバスで働く人たちがアクティブで健康的でいられる環境づくりをしている会社を見出すことを目的としています。

OCLCスキップ・プリチャード社長は「私たちはこの賞にとても感謝し、健康に価値を置く社会への継続的なサポートが認められたのだと考えています。OCLCは健康的な職場を提供することを約束します。私たちの幅広い健康に関する手当とプログラムは人々への投資です。私たちはオハイオの本社と世界中のOCLCのオフィスで健康をサポートし続けます。」と述べています。

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OCLC地域評議会、グローバル評議会選挙結果

32628日にアメリカ、オハイオ州ダブリンで開催されたOCLCグローバル評議会において、先ごろ実施されたOCLC地域評議員の選挙結果が発表され、アジア・パシフィック地域では、早稲田大学 深澤良彰図書館長(写真)、タンマサート大学(タイ) アケカリン・ヨルラビル氏、フォーマンクリスチャンカレッジ(パキスタン) ブシャラ・アルマス・ジャスワル氏の3名が選出されました。新たな任期は20187月から3年です。

ご投票いただいた加盟館の皆様、OCLC地域評議会選挙へのご協力をいただき、ありがとうございました。

また、OCLCグローバル評議会では、評議員によるOCLC理事の選挙も実施され、ディーキン大学図書館(オーストラリア) クレイグ・アンダーソン氏、ハーバード大学図書館副館長 セイラ・トーマス氏が新たにOCLC理事に選出されました。今年11月に就任予定です。

                  

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(紀伊國屋書店 OCLCセンター)

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