図書館をつくる

図書館職員の在宅勤務と、収書支援システム「PLATON」

2020.04.30

「PLATON」は、紀伊國屋書店が整備する和洋書1400万件以上の書籍データベースから検索・発注ができるクラウドシステムです。書店が持つノウハウと情報を存分に生かしたユニークなシステムで、学術選書の充実と収書業務の省力化に貢献します。現在は「PLATON」と、その小型版システムである「SmartPLATON」を展開しています。

新型コロナウィルス対応により、図書館職員の皆様も一定の在宅勤務を余儀なくされる関係で、「PLATON」「SmartPLATON」に関するお問い合わせが増えております。

「PLATON」「SmartPLATON」の在宅利用

「PLATON」と「SmartPLATON」は在宅での選書利用が可能で、図書館職員様の利用はもちろん、教員の皆さまに選書してもらいたいという場合もID配布ができます。

VPN(※)のリモートアクセス環境を整備されていない場合でもご利用可能ですので、詳細はお気軽にお問い合わせください。

※VPN(Virtual Private Network):インターネット上に仮想の専用線を設定し、特定の人のみが利用できる専用ネットワーク

PLATONウィークリー

紀伊國屋書店がご提供する、週刊和書新刊速報です。

弊社専門部署にて学術書・一般書新刊から数百点以上をピックアップして、毎週火曜日朝、「PLATON」「SmartPLATON」上の<図書リスト>内に、カテゴリ・分類別に掲載します。

注目する分野の新刊について、各タイトルの書影や、目次・内容情報、価格などを確認しながら選書できます。複数名が同時に、在宅でご利用いただけます。

「KinoDen」との連携

KinoDen」は、紀伊國屋書店がご提供する学術和書の電子図書館サービスです。搭載タイトルは2万5千点、導入機関は国内外で150機関を超えました(2020年春現在)。

「PLATON」「SmartPLATON」では、<紙と電子の選択収書>というコンセプトのもと、紙の書籍と電子書籍(KinoDen)の一括検索が可能になっています。その他、「KinoDen」の試し読み、価格の確認、所蔵タイトルとの重複のチェック、さらに、「PLATON」「SmartPLATON」で発注した「KinoDen」は、即時に閲覧可能となるため、納品を待つこともありません。

永谷研一[著] 『科学的にラクして達成する技術』
(クロスメディア・パブリッシング、2019年)


Webサービスの特性を生かした、在宅での「PLATON」利用について、ご案内いたしました。

各サービスの詳細については、最寄りの紀伊國屋書店営業部またはお問い合わせフォームからお願いいたします。

(収書支援システム部)