自然科学

【受賞者決定】「Innovators Under 35」日本版初開催・候補者募集のお知らせ

2020.09.14
MITテクノロジーレビュー日本版, Innovators Under 35 Japan

2021年1月20日、初の日本版のイノベーター・リストが公開されました。「Innovators Under 35 Japan 2020」に応募された起業家、研究者、社会活動家など300人以上の候補者の中から、11人の専門家とMITテクノロジーレビュー[日本版]編集部により13人のイノベーターを選出しています。受賞者の詳細はプレスリリースよりご参照いただけます。(2021.1.22更新)

MITテクノロジーレビュー主催の世界的なアワード『Innovators Under 35 Japan』受賞者決定|株式会社KADOKAWAのプレスリリース (prtimes.jp)

また、法人契約をされているお客様はこちらからご利用ください:

35歳未満のイノベーター[日本版] 2020 | 法人契約版 (technologyreview.jp)

 

MITテクノロジーレビュー[日本版]は、才能ある若きイノベーターたちを讃え、その活動を支援することを目的とした世界的なアワード「Innovators Under 35」(読み方:イノベーターズ・アンダー35)の日本版となる「Innovators Under 35 Japan」を初開催いたします。

コンピューター/電子機器、ソフトウェア、輸送(宇宙開発)、インターネット、AI/ロボット工学の5分野において、大学、企業、政府機関、非営利団体などに属する35歳未満の研究者、技術者、活動家、スタートアップ起業家を募集します。各分野の国内トップクラスの審査員による厳正な審査を経て、2021年1月に10名のイノベーターを選出・発表する予定です。

35歳未満の研究者、技術者、活動家、スタートアップ起業家を募集

「Innovators Under 35」の第1回は1999年に始まり、マサチューセッツ工科大学(MIT)のキャンパスで毎年発表されるグローバル版に加えて、現在ではアジア、中国、欧州、インド、ラテンアメリカ、MENAのローカル版が各地域のパートナーとともに開催されています。「Innovators Under 35」の過去の受賞者には、Google共同創業者セルゲイ・ブリンやFacebook共同創業者兼会長兼CEO マーク・ザッカーバーグほか、錚々たる顔ぶれが名を連ねています。

「Innovators Under 35 Japan」選考プロセス及びスケジュール(締め切り済み)

  1. 応募(10月31日締切):応募理由や応募分野、リファレンス(推薦人)など、必要事項を専用の応募フォームに入力して提出。公式サイト(https://events.technologyreview.jp/iu35/)にて受け付け中です。応募対象者:2020年10月1日時点で35歳未満(1985年10月2日以降に生まれた人)
  2. 事前審査:応募者が基準を満たしているか、事務局で確認。通過者には、履歴書やリファレンス・レター(推薦状)などの追加資料の提出をお願いいたします。
  3. 専門家審査:MITテクノロジーレビュー(グローバル)が定める世界共通基準に則り、該当分野の国内の専門家が審査を実施予定です。
  4. 決定(12月予定):専門家審査の結果をもとに、MITテクノロジーレビューが受賞者を決定し、ご本人に通知させていただきます。
  5. 発表(2021年1月予定):「Innovators Under 35 Japan Summit」(都内で開催予定)にて受賞者を発表。受賞者にはショートプレゼンを実施していただきます。

受賞者の顔ぶれを紹介するMITテクノロジー[日本版]特別号(ムック)も刊行予定

なお、日本版受賞者は、翌年のグローバル版にノミネートされ、その審査対象となります。受賞者の顔ぶれを紹介するMITテクノロジー[日本版]特別号(ムック)も刊行予定です。

MITテクノロジーレビューが考えるイノベーションとは、新しい技術の開発または既存の技術の創造的な応用によって、グローバルな課題に取り組むこと。特定の分野や業界だけでなく、世界全体にとって重要かつ独創的なイノベーターを紹介することが、「Innovators Under 35」の狙いです。
日本での「Innovators Under 35」の開催に際して、MITテクノロジーレビューCEO兼発行人のエリザベス・ブラムソン=ブードローは、次のようにコメントしています。

「MITテクノロジーレビューのInnovators Under 35は、先端テクノロジーの分野で先頭に立ってきた実績を持つ日本の次世代のスターを紹介するのに、理想的なプラットフォームです。私たちは、日本をイノベーターの世界的コミュニティに迎えられることをとても嬉しく思っています。そして、受賞者の業績を称賛できることを楽しみにしています」

MITテクノロジーレビュー[日本版]は、超少子高齢化と労働人口減少、社会インフラ老朽化など、多くの社会課題を抱える日本から、テクノロジーによる課題解決に貢献する人材を発掘し、世界へと発信していきたいと考えています。世界を変える意欲と才能あふれるイノベーターの応募をお待ちしています。

「Innovators Under 35 Japan 2020」募集要項

応募期間:

2020年9月1日〜2020年10月31日(終了)

募集分野(5分野):

  • コンピューター/電子機器 :量子コンピューター、IoT機器、VR/AR機器、カメラ、ディスプレイ等。
  • ソフトウェア:OS、ミドルウェア、アプリケーション(スマホアプリ含む)、暗号技術等。
  • 輸送(宇宙開発) :人工衛星/宇宙船の開発・運用、宇宙探査、宇宙利用サービス、物流、ドローン等。
  • インターネット :インターネットを利用したサービス、Webサイト、および関連技術等。
  • AI/ロボット工学 :機械学習/深層学習などのAI技術、産業用/家庭用ロボット、自律運転車等

応募対象

大学、企業、政府機関、非営利団体などに属する研究者、技術者、活動家、スタートアップ企業の起業家等。
2020年10月1日時点で35歳未満(1985年10月2日以降に生まれた人)が対象となります。

応募方法:

Innovators Under 35 Japan 2020 公式サイト内の応募フォームから応募者本人が応募。
※「情報提供フォーム」からの他薦も受け付けています。その場合も、最終的には本人による応募が必要です。

選考方法:

MITテクノロジーレビュー(グローバル)が定める世界共通基準に則り、該当分野の国内の専門家(専門機関の研究者、大学教授など)が審査を実施。最終的にはMITテクノロジーレビューが決定いたします。

選出人数:

10人(予定)

Innovators Under 35 Japan 2020 公式サイト
https://events.technologyreview.jp/iu35/

(紀伊國屋書店 雑誌営業部 川村)

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