立教大学×紀伊國屋書店×講談社
「乱歩⇔乱歩賞」フェア
乱歩作品から読むか、乱歩賞作品から読むか
※本フェアは終了いたしました。ご来店いただいた皆様、ウェブストアやKinoppyよりご購入いただいた皆様、ありがとうございました。
- 開催期間:2021年10月22日(金)~11月30日(火)
- 場所:紀伊國屋書店 新宿本店 催事コーナー (TEL)03-3354-5702
- 内容:
- パネル展示(立教大学様提供)
- 江戸川乱歩の作品および関連書の販売
※歴代「乱歩賞」受賞作品の著者サイン本も多数ご用意しております。
- 乱歩グッズの販売
- 小冊子「パノラマ江戸川乱歩」ほか特典の配布
ご挨拶
写真提供:立教大学
この度、紀伊國屋書店さんと、立教大学・江戸川乱歩記念大衆文化研究センターがコラボレートして「乱歩フェア」を開催することとなりました。江戸川乱歩記念大衆文化研究センターは、実際に乱歩が住み、執筆活動に精力を傾けた「乱歩邸」において、乱歩関連資料の整理・保存、土蔵など貴重な建造物を含む乱歩関連資料の公開・研究を行っています。「乱歩フェア」が、混迷を深める現代社会の中で、あらためて乱歩が発信したメッセージに耳を傾ける機会となることを願っています。
西原廉太(立教大学総長)
乱歩の魅力
写真提供:立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター
乱歩は鮮やかなトリックで読者を魅了する本格探偵小説を書こうとしましたが代表作は恐怖と狂気が支配する怪奇小説です。緻密な論理で組み立てられた長篇を書こうとしましたが多くの連載小説が挫折しました。明智小五郎より怪人二十面相の方が遙かに魅力的です。アイディアが枯渇したあとに書いた少年探偵団シリーズが爆発的に売れました。乱歩の魅力はそうした逆説性にあります。果たせぬ夢が歪んだまま具現された世界にあります。
石川巧(立教大学文学部教授、江戸川乱歩記念大衆文化研究センター長)
ご来店を心よりお待ちしております。特典※をご用意してお待ちしております。
※先着順。数に限りがございます。無くなり次第終了とさせていただきます。
なお、「パノラマ江戸川乱歩」については、弊社の国内各店舗でもご用意しております。
電子書籍のご案内
- Kinoppy 電子書籍 「乱歩作品から読む」はこちら
- Kinoppy 電子書籍「乱歩賞作品から読む」はこちら
関連ページのご案内
- 立教大学 大衆文化研究センター(旧江戸川乱歩邸)のご案内はこちら
- 講談社「第67回江戸川乱歩賞」はこちら
- 紀伊國屋書店 フェア特設サイトはこちら
- 紀伊國屋書店ウェブストア ご案内ページはこちら
(教育と研究の未来 編集委員会)