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2022年4月1日 熊本県荒尾市に荒尾市立図書館と紀伊國屋書店あらおシティモール店がグランドオープン

2022.03.28
荒尾市立図書館

©︎佐藤振一

株式会社紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長 高井 昌史)は、2020年11月に熊本県の荒尾市及び荒尾シティプラン株式会社と締結した「荒尾市立図書館の質の向上とあらおシティモールの活性化に関する協定」に基づいてプロジェクトを進めて参りましたが、この度、4月1日に荒尾市立図書館紀伊國屋書店あらおシティモール店がグランドオープンいたします。

紀伊國屋書店 あらおシティモール店について

  • 所在地:熊本県荒尾市緑ヶ丘1丁目1番1号
  • 規模:店舗面積215.71
  • 営業品目:書籍・CDDVD 

コミック・児童書・学習参考書を中心にビジネス書、実用書、CD・DVD等々、幅広いジャンルの商品を品揃えいたします。隣接区画に開館する荒尾市立図書館とともに、そして皆様とともに、歩んで参ります。図書館・カフェと隣接した立地を生かし、本の魅力を多くのお客様に伝え、最新の情報・話題の商品を提案いたします。

「あらおシティモール」について

1997年4月特定商業集積整備法に基づき熊本県荒尾市にオープン。駐車場収容台数約2000台、館内で一部行政サービスを受けられるなどの特徴を持った地域密着型ショッピングモールです。

荒尾市立図書館について

本格的なデジタルライブラリーを備えた市立図書館として、あらおシティモールに床面積約3,300㎡(約1,000坪)、蔵書冊数約10万5千冊、電子図書館7000点、座席数約250席にて移転し、オープンいたします。指定管理者として紀伊國屋書店が運営・管理を受託しています。

荒尾市立図書館

新図書館のコンセプトは、学びを「つたえる」、交流活動と「つながる」、未来に「つづく」図書館です。図書館の主なエリアの概要をご紹介いたします。

1. 干潟の広場

メインの開架エリアです。潮だまりをイメージした円形の本棚や海鳥が飛ぶようにゆらゆらときらめく照明など、荒尾ならではの「干潟」を感じさせる大空間にたくさんの本が広がります。

干潟の広場

©︎佐藤振一

2. おやこのコーナー

親子で本を読めるエリアです。カラフルな船の本棚や水の柱、砂の壁などが干潟を感じさせる楽しい空間で豊富な児童書や絵本との出会いを体験いただけます。

おやこのコーナー

©︎佐藤振一

3. デジタルライブラリー

図書館の中心に位置しており、デジタル学習スタジオ、及び大型のデジタルディスプレイを設置、デジタルサービスをご利用いただけます。

  • デジタル万華鏡:画面に表示されるお薦めの書籍の表紙画像をタッチすると、その書籍の詳しい説明とQRコードが表示され、スマホやタブレットで電子書籍を読む事が出来ます。
  • フォトギャラリーサイネージ CONBO:画面表示される写真や動画をタッチすると市の歴史や文化、施設などの情報にふれることができます。
  • 電子ペーパー:大きな画面で郷土の偉人(宮﨑兄弟)の生涯を新図書館で新たに発表する小学館学習マンガで学ぶことができます。

デジタル学習スタジオには、インターネットでの発信機能を備えました。近隣の施設へのリモートでの絵本の読み聞かせ、遠隔での授業の実施と、地域と図書館との連携に大いに役立てる予定です。

©︎佐藤振一

4. おはなしのへや

紙芝居や絵本の読み聞かせができる部屋です。海辺の洞窟のようなダイナミックな空間にやさしく包まれながら本を読んだり、読んであげたり、読んでもらったり、いろいろな過ごし方で本を満喫できます。

おはなしのへや©︎佐藤振一

5. 郷土の部屋

荒尾に関する史書などが閲覧できるほか、様々な展示を通して郷土の歴史や文化について学べます。遺跡の出土品なども実際に展示しています。

郷土の部屋©︎佐藤振一

6. 静かな部屋

読書や調べものに静かに取り組める部屋です。個別席を多く設置し集中できる環境を整えています。

7. くつろぎコーナー

大きなベンチでゆったりと寛いで本を読めるエリアです。壁面の大きな窓からは雲仙普賢岳を望めます。

8. みんなのへや

講座や会議などで利用できる多目的室です。2部屋ありますが、可動間仕切りを動かし、1つの大きな部屋としても利用も可能です。

9. みんなのひろば

市民の皆様の交流スペースです。また飲食可能なエリアとなっています。市の伝統芸能や郷土の偉人である海達公子に関する資料を展示し、施設やイベントに関する情報発信も行っています。

みんなのひろば©︎佐藤振一

 

本件に関するお問い合わせは、株式会社紀伊國屋書店総務部広報担当(info@kinokuniya.co.jp)までお願いいたします。

(紀伊國屋書店)