書店で見る・知る・学ぶ

【新宿本店3階アカデミック・ラウンジ】永井荷風文学賞創設記念 持田叙子さんトークイベント 死ぬまでウェルビーイング、花と緑と空を愛した作家――永井荷風

2025.06.02

【新宿本店3階アカデミック・ラウンジ】永井荷風文学賞創設記念 持田叙子さんトークイベント 死ぬまでウェルビーイング、花と緑と空を愛した作家――永井荷風

【場所】 紀伊國屋書店新宿本店3階 アカデミック・ラウンジ
【日時】 6月22日(日)14:00~15:30(開場 13:45)

【このイベントについて】

このたび三田文学会は、千葉県市川市と協力して「永井荷風文学賞」を創設することになりました。
永井荷風は日本近代を代表する大文豪であり、明治末年慶應義塾大学文学部(当時は文学科)教授として招聘されて『三田文學』を創刊し、多くの新進気鋭の作家を世に出した編集者でもありました。
「永井荷風文学賞」はその広範な領域で卓越した業績を称え、その年における最も優れた文芸作品に授与されます。
この賞の選考には安藤礼二氏・岡田利規氏・金原ひとみ氏・蜂飼耳氏・松浦寿輝氏ら著名な方々が当たり、ジャンルを越えた討論により、作品が決定されます。またこの賞には、公募型(小説・評論)の「三田文学新人賞」を継承する「永井荷風新人賞」が併設され、総合的な文学賞としてスタートすることになりました。
これを記念し、新人賞の選考委員で、永井荷風についての評論を多数執筆されてきた持田叙子さんに慶應義塾と永井荷風についてお話しいただきます。

【参加方法】
無料でご観覧いただけるイベントです。

◇着席でのご参加:事前にご予約をお願い致します。(先着25名)
☆申込から参加の手順☆
①下記ページにて「参加申込(着席分)」を申し込む。
②イベント当日、新宿本店3階アカデミック・ラウンジにて、受付にてお名前をお知らせ下さい。

➡ 予約フォームはこちらから

◇予約なしのご参加
オープンスペースでの開催となりますので、ご予約なしのお客様も立ち見にてご観覧いただけます。

【登壇者プロフィール】

持田 叙子 (もちだ のぶこ)
日本近代文学研究、1959年、東京都生まれ。著書に『荷風へ、ようこそ』『折口信夫 秘恋の道』『おとめ座の荷風』(全て慶應義塾大学出版会)など。2009年『荷風へ、ようこそ』で第31回サントリー学芸賞受賞。永井荷風新人賞選考委員。『毎日新聞』書評委員。『ことばで愛し、ことばでたたかう 日本文学の宝石箱』(岩波ジュニア新書)8月刊行予定。

■書誌情報

おとめ座の荷風
持田叙子 著
慶應義塾大学出版会
2023年9月刊行 46判 256頁 税込2,970円(本体2,700円)
ISBN:9784766429015 C0095

(紀伊國屋書店 新宿本店・アカデミックラウンジ事務局)