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【新宿本店3Fアカデミック・ラウンジ】多摩美術大学「我楽他宗の磁力――趣味、芸術、神智学」トークイベント

2024.03.13

【新宿本店3Fアカデミック・ラウンジ】多摩美術大学「我楽他宗の磁力――趣味、芸術、神智学」トークイベント

【日時】
2024年3月29日(金) 18:30〜20:00(開場:18:00)

【場所】
紀伊國屋書店 新宿本店 3階 アカデミック・ラウンジ

【主催】
多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所

【共催】
多摩美術大学図書館、かもがわ出版

 

【このイベントについて】

「我楽他宗」とは、大正期から昭和初期にかけて活動していた蒐集好きで「趣味」を追求する人びとの集まりです。この我楽他宗を率いたリーダーが平凡寺を号する三田林蔵(1876-1960)であり、三田平凡寺と我楽他宗は最近まで多くの人にとって謎に包まれた存在でした。

我楽他宗のメンバーには、版画家の板祐生、彫刻家の河村目呂二と妻ゆきの、彫刻家の陽咸二らに加え、ポーランド人芸術家ステファン・ルビエンスキー、インド人陶芸家グルチャラン・シング、チェコ出身の建築家アントニン・レーモンド夫妻らのように、国や文化を越境し新たな時代へ影響を及ぼしたアーティストやデザイナーがいました。また、外国人メンバーの多くは「神智学」の実践者でもありました。西洋と東洋の智の融合を目指す神智学協会との関係から、我楽他宗はたんに趣味人たちの集まりというだけでなく、芸術と宗教を結びつける国際的なネットワークでもあったのです。

開創から100年という時を経て、平凡寺と我楽他宗の実像を浮かび上がらせる書籍『非凡の人 三田平凡寺――趣味家集団「我楽他宗」の磁力』が今年の1月に刊行されました。この刊行を記念して、編著者のチャプコヴァー・ヘレナさんと著者のお一人である安藤礼二さんをゲストに迎え、あらゆる人を引き寄せた三田平凡寺と我楽他宗の「磁力」について語り合っていただきます。

 

【参加手順】
下記手順でご参加くださいませ。

■ 着席参加  事前にご予約をお願いいたします。

お申込はこちら ▶︎ googleフォーム

※先着20名。申込が定員に達し次第、募集を締切ります。
※イベント当日は、会場に到着した方から順番に着席、座席自由です(開場は18:00)。

■ 立ち見参加  事前のご予約不要でご覧いただけます。

※オープンスペースでの開催のため、ご予約なしのお客様も立ち見にてご参加いただけます。

 

【講師プロフィール】

チャプコヴァー・ヘレナ(Helena Čapková)

1981年、プラハ生まれ。立命館大学グローバル教養学部准教授。チェコ共和国・カレル大学哲学部日本学科・美術学院卒、ロンドン大学修士課程修了。ロンドン芸術大学TrAIN研究センターで博士号取得。早稲田大学国際教養学部助教を経て現職。著書に『ベドジフ・フォイエルシュタインと日本』(成文社)、編著書に『日本におけるアントニン・レーモンド——1948–1976 知人たちの回想』(Nakladatelství Aula)などがある。展覧会「我楽他宗——民藝とモダンデザイナーの集まり」(多摩美術大学アートテークギャラリー)など数多くのキュレーションを手がける。2024年1月『非凡の人 三田平凡寺——趣味家集団「我楽他宗」の磁力』(編著)を刊行。

 

安藤礼二(あんどう れいじ)

1967年、東京生まれ。文芸評論家。多摩美術大学美術学部芸術学科教授、図書館情報センター長。早稲田大学文学部卒業後、出版社編集者を経て文筆活動を開始。主著に『神々の闘争 折口信夫論』『光の曼陀羅 日本文学論』『折口信夫』『大拙』(講談社)『列島祝祭論』『縄文論』(作品社)『熊楠 生命と霊性』(河出書房新社)『井筒俊彦 起源の哲学』(慶應義塾大学出版会)『死者たちへの捧げもの』(青土社)など多数。監訳書には井筒俊彦『言語と呪術』(慶應義塾大学出版会)がある。展覧会「我楽他宗——民藝とモダンデザイナーの集まり」(多摩美術大学アートテークギャラリー)では監修を務めた。現在、『群像』で「空海」を連載中。

 

■ 書誌情報

非凡の人三田平凡寺――趣味家集団「我楽他宗」の磁力

(かもがわ出版 2024年1月刊行 ISBN:9784780313086 272ページ 税込3,960円)

編著者  チャプコヴァー・ヘレナ

著 者  荒俣宏、安藤礼二、熊倉一紗、ソルター・レベッカ、夏目房之介、藤野滋

 

(紀伊國屋書店 新宿本店・アカデミックラウンジ事務局)