◇イベント概要◇
ジャパンナレッジSchool(開発・運営:株式会社ネットアドバンス(小学館グループ)/販売代理店:株式会社紀伊國屋書店)の導入校である東京都立南多摩中等教育学校:国語科 小出 千亜希 先生にご登壇いただき、収録コンテンツの『新編 日本古典文学全集』『角川ソフィア文庫 ビギナーズクラシックス』などを活用した古典の授業実践事例をお話いただきます。
この授業では、古文作品の単語を手がかりに、生徒たちが自分で原典を探し、様々な場面に登場する「古典常識」を発見していきました。生徒たちが夢中になり、作品の魅力に引き込まれていく様子を、具体的な事例を通してお話しします。さらに、「奥の細道」の単元では、「ジャパンナレッジSchool」の『角川ソフィア文庫ビギナーズクラシックス』版一冊を教材として使用しました。生徒たちが芭蕉の句に続けて自分の句を作成し、表現の工夫を言語化していく学習プロセスをご紹介します。
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◇セミナーの見どころ◇
1.「古文単語が導く、作品の場面を探る学びのプロセス」
生徒たちは古典単語を検索して、原典に触れることで、様々な作品の場面に出会い、そこに潜む古典常識を発見しました。授業では「恋愛」「宗教」「貴族」などのテーマごとにグループを組み、単語を手がかりに自ら古文作品の場面を解釈していく過程を紹介します。
2.「芭蕉の句を通じて広がる表現の世界」
「奥の細道」を教材とした単元では、生徒たちが芭蕉の句に続けて自らの句を作り、群読を通して音声表現の力を体感しました。生徒たちは、学習課題に取り組む中で「奥の細道」の本文に立ち返り、自ら作品の解釈を深めていきました。具体的な授業展開や、生徒が作成した句や鑑賞文もご紹介します。
3.「ICTを活用した古典探究授業の実践」
ジャパンナレッジを使ったオンライン検索を中心に、図書館司書との連携や図書室のリソースを活用した授業設計を具体的に説明します。ICTの効果的な使い方と生徒たちの探究心を引き出す工夫についてもお話しします。
◇こんな方におすすめ◇
• 古典文学の授業で生徒により自主的な学びを促したいと考えている先生方
• 生徒が古典に対する興味を自然に深める方法を探している先生方
• ジャパンナレッジSchoolがどのように活用できるサービスか知りたい先生方
• ICTを活用した探究型学習に興味のある先生方
◇プログラム◇
1.ジャパンナレッジSchoolについて
2.東京都立南多摩中等教育学校について
3.ジャパンナレッジSchoolを活用した古典授業での実践例のご紹介
4.質疑応答
◇登壇者の思い◇
古典の授業で扱える作品の数は多くありません。限られた作品との出会いだけでは、「古典に親しむ」というには物足りないと感じています。このセミナーでは、授業での実践を通じて得た学びだけでなく、私自身が試行錯誤を重ねてきた「古典に親しむ」ためのアプローチについてお話しながら、参加者の皆さんと一緒に考えていけたらと思っています。ぜひご参加ください。
◇登壇者プロフィール◇
小出 千亜希 先生
東京都立南多摩中等教育学校 進路部主任 / 国語科 主幹教諭
マイクロソフト認定教育イノベーター2023-2024
GCDF-Japanキャリアカウンセラー
◇東京都立南多摩中等教育学校◇
明治41年に東京府立第四高等女学校として開校し、昭和25年に改称して100年余りの伝統を築き上げた東京都立南多摩高等学校の伝統を継承しつつ、平成22年に開校した6年間の中高一貫教育を行う中等教育学校。1学年は4学級(160名)、6学年で24学級ある。
「心を拓く 知を極める 体を育む~心・知・体の調和~」を目標に、フィールドワーク活動(探究学習)を柱にした多様な教育を行なっている。文部科学省による「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」の拠点校を経て、世界で活躍できるイノベーティブなグローバル人材を育成することを目標としている。東京都教育委員会より、グローバル人材育成支援「Global Education Network20」に指定されている。また、令和6年度高等学校等デジタル人材育成支援事業費補助金(高等学校 DX 加速化推進事業)について採択された。
※東京都立南多摩中等教育学校ホームページ
◇開催日時◇
◇対象◇
・中学校、高等学校教職員の方
・端末活用、ICT教材活用の推進にご興味をお持ちの先生方
◇開催方法◇
・リアル会場(定員15名)※予定
・オンライン(Zoomウェビナー)
会場:紀伊國屋書店 新宿本店 3階アカデミック・ラウンジ
アカデミック・ラウンジについて、詳細はこちらもご覧ください。
◇お申し込み方法◇
参加費無料
下記フォームからお申し込みください。
☆お申し込みはこちら(期限:11月22日)(Microsoft Formsにジャンプします)
・会場参加の方はお時間になりましたらそのままアカデミック・ラウンジまでお越しください。
・オンライン参加(リアルタイム)の方は前日までにZoomウェビナーのURLをお送りいたします。
☆アーカイブ配信について
アーカイブ配信をお申し込みいただいた方には視聴用URLをイベント終了後、送付いたします。
(紀伊國屋書店 学校教育営業部 登内)