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The MIT Press、2023年Direct to Open上期電子書籍リストのオープンアクセス化が決定

2023.02.14
MIT Press Direct to Open, D2O, 電子書籍

The MIT Press(日本販売総代理店:紀伊國屋書店)は、Direct to Open(D2O)の2023年上期タイトル電子書籍のオープンアクセス出版が決定したことを発表しました。

・The MIT Press のプレリリースはこちら
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240もの機関がD2Oへ参加表明~2023年の参加締切は6月30日まで延長

これまでにD2Oへ参加表明した機関は240機関にも及びます。世界中の機関から参加表明がされており、その中にはDuke University Libraries、 Rocky Mountain College、 KU Leuven、EPFL Switzerland、Johns Hopkins University Libraries、University of Manchester、University of Toronto Libraries、Massey University Library、Southern Cross Universityなども含まれます。
D2Oはこうした参加機関の総合力を原動力とし、重要学問へのオープンかつ平等なアクセスを支えています。

・参加機関リストはこちら

The MIT Pressはさらなる参加機関の拡大を目指し、D2Oへの参加申込期限を2023年6月30日まで延長します!

2023年、D2Oでオープンアクセス出版されるタイトルは40以上

参加機関の支援により、2023年は40以上もの電子書籍がD2Oとして世界中でアクセス可能となります。この新たなタイトルは、D2Oモデル開始年にオープンアクセス化されたD2Oコレクション80タイトルに追加されます。D2Oで出版されたタイトルは、The MIT Press Direct platformにていつでもご利用いただけます。

2023年上期にオープンアクセス出版となるD2Oタイトルリスト

※下記リストのタイトルは順次出版となります。

Direct to Open(D2O)とは

Direct to Open (D2O)はThe MIT Pressの電子書籍購入の新しいモデルです。
各機関がタイトルごとに電子書籍を購入する従来モデルから、図書館が支援する共同体のオープンアクセスモデルへ移行しようというもので、2022年から開始されたモデルです(参加募集開始は2021年から)。各機関は、タイトルごとに個別購入する代わりに参加費を支払い、参加機関の支払い合計金額が予め設定された収入目標に到達すると、対象タイトルがオープンアクセスとして出版されます。また、参加機関にはオープンアクセス化の有無に関わらず、2021年までに刊行済の電子書籍への1年間のアクセス権が提供されます。
昨年は目標参加機関数に達し、2022年に刊行された80タイトルがD2Oによるオープンアクセスにて提供されました。
本年も2023年に刊行される電子書籍90タイトルについて、MIT Pressプラットフォームでのオープンアクセス化を目指します。
是非参加をご検討ください。

本件についてのお問い合わせ、お見積りについては最寄りの紀伊國屋書店営業所もしくはこちらのお問い合わせフォームからお願いいたします。

(紀伊國屋書店 雑誌部 武藤)