ご挨拶
近年、英米を中心に一次史料のデジタル化・データベース化がすすみ、歴史・文学・社会・法律・経済など人文・ 社会科学系の研究者は、従来からは考えられないほど多彩かつ膨大な一次史料に比較的簡便にアクセスできるようになりました。一方で、新たな研究手法として、膨大な一次史料データにテキストマイニングや自然言語処理など情報科学のノウハウを応用することにより、史料群をコーパスとして統計的・俯瞰的に分析する、いわゆる「デジタル人文学」や「人文情報学」も盛んとなってきています。
当フォーラムでは、デジタル人文学や統計データの分析の第一人者による講演、並びにGALE デジタルアーカイブ 開発責任者による海外事例のご紹介を通して、デジタル人文学の最新動向に接していただき、デジタル人文学に関する理解を深めていただくことを目的としております。またEighteenth Century Collections Online, The Making of the Modern World, The Times Digital Archive などGale の歴史資料をテキストマイニングする専用の新プラットフォーム、Gale Digital Scholar Lab につきましても、開発責任者よりご紹介させていただく予定です。
ご多忙中とは存じますが、皆様お誘いあわせの上ぜひご参加くださいますようご案内申しあげます。
日時・会場
- 日時:2018年12月12日( 水) 12時30分~ 16時45分(12時開場、受付開始)
- 場所:東京国際フォーラム ホールD
- 参加費:無料(同時通訳有)
- 主催:センゲージラーニング株式会社 GALE 事業部
プログラム
12:35▼
基調講演「デジタル時代を迎える人文学が直面する課題」
永崎研宣(一般財団法人 人文情報学研究所 主席研究員)
[講師略歴] 筑波大学大学院博士課程単位取得退学。山口県立大学准教授、東京大学大学院情報学環特任准教授等を歴任。
国際日本文化研究センター客員准教授。専門の仏教学に止まらず、デジタルアーカイブや情報リテラシーについても積極的に発信するデジタル人文学の研究者。
13:05▼
講演「デジタルが変える「読み」― テクスト、データ、ディスタントリーディング ―」
田畑智司(大阪大学大学院言語文化研究科 准教授)
13:55▼
講演「社会調査個票デジタルデータの収集、保存、共有について」
前田幸男(東京大学大学院情報学環 教授)
14:35▼
講演「海外におけるデジタル人文学事情とGale Digital Scholar Lab」
Seth Cayley(Vice President, Gale Primary Sources) ※同時通訳サービスあり
15:30▼
パネルディスカッション「日本におけるデジタル人文学の将来と課題」
質疑応答
永崎研宣、田畑智司、前田幸男、Seth Cayley ※同時通訳サービスあり
※講演とパネルディスカッションの演題は変更される場合があります。
お申し込み方法
参加ご希望の方には事前登録をお願いしております。
メールにて、件名に「シンポジウム参加希望」、本文に氏名、所属機関、ご連絡先をご記載の上、以下アドレス宛にお申込みください。
E-mail : GaleJapan@cengage.com
お申込みは12 月10 日まで受け付けておりますが、定員に達した際は、期日前に受付を終了させていただく場合がございます。
交通アクセス
東京国際フォーラム
- 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号
東京国際フォーラムへの交通アクセス情報
- 電車でお越しの方
- JR線
- 有楽町駅より徒歩1 分
東京駅より徒歩5 分(京葉線東京駅とB1F 地下コンコースにて連絡)
- 地下鉄
- 有楽町線:有楽町駅(B1F 地下コンコースにて連絡)
日比谷線:銀座駅より徒歩5分/日比谷駅より徒歩5分
千代田線:二重橋前駅より徒歩5分/日比谷駅より徒歩7分
丸ノ内線:銀座駅より徒歩5分
銀座線:銀座駅より徒歩7分/京橋駅より徒歩7分
三田線:日比谷駅より徒歩5分
- 車でお越しの方
- 首都高速道路
- 霞ヶ関出口から晴海通り 神田橋出口から日比谷通り
宝町出口から鍛冶橋通り 京橋出口から鍛冶橋通り
- 空港からお越しの方
- 成田空港から
- リムジンバス 東京駅まで80 ~ 90 分
JR 成田エクスプレス 東京駅まで53 分
- 羽田空港から
- モノレール浜松町駅まで23 分
JR 浜松町駅より有楽町駅まで4 分
お問い合わせ先
セ ンゲージラーニング株式会社Gale事業部(担当:溝口)
Tel :03-3511-4135
E-Mail : GaleJapan@cengage.com