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【新宿本店3Fアカデミック・ラウンジ】哲学してみない?! 「てつがく広場」創刊号発行記念講演会

2024.08.09

【新宿本店3Fアカデミック・ラウンジ】哲学してみない?! 「てつがく広場」創刊号発行記念講演会

【場所】
紀伊國屋書店新宿本店3階 アカデミック・ラウンジ

【日時】
第1回:8月31日(土) 13時~14時30分
第2回:9月 1日(日) 13時~14時30分
※いずれも同じ内容です。

【このイベントについて】
この夏、哲学雑誌「フィルカル」を刊行する株式会社ミューは、中高生向けの哲学雑誌「てつがく広場」を創刊します。

「フィルカル」は哲学研究者や哲学専攻の大学院生、大学生に愛読されていますが、株式会社ミューは、日常生活の中で「考える楽しさ」をさらなる若い世代へ伝え広めたいと想い、中高生向けの哲学雑誌「てつがく広場」を創刊します。同社は、休み時間や放課後などわずかな時間でも、楽しみながらこの雑誌を手に取る中で「考える力」を養ってほしいと話しています。株式会社ミューによりますと、「てつがく広場」は読者参加型企画や哲学読み物の掲載を通して、これまで哲学に触れた経験がない中高生をメインターゲットとして哲学の面白さを末永く伝えていきたいということです。

そして、株式会社ミューは、雑誌「てつがく広場」創刊号の発行を記念して、紀伊國屋書店新宿本店3階 アカデミック・ラウンジにおいて、記念講演会「哲学してみない!?」を開催します。講演者は同誌の編集者や執筆者である大阪経済大学准教授の稲岡大志さん、私立中高一貫校講師の和辻龍さん、一橋大学大学院言語社会研究科講師の八幡さくらさんの3人です。講演では、「哲学」や「教育」に触れながら、「てつがく広場」の内容や刊行に至るまでの経緯を語り、「考える魅力」を伝えます。

【参加方法】
無料で観覧いただけるイベントです。
着席でのご参加 :事前のご予約をお願いいたします。(第1回、第2回とも先着20名)
立ち見でのご参加:ご予約不要です。
参加フォームはこちらから

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【講演者略歴】

稲岡 大志 (いなおか ひろゆき)

1977年生まれ。大阪経済大学経営学部准教授。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(学術)。専門はヨーロッパ初期近代の哲学、数学の哲学、アニメーションの哲学など。主な業績に、『ライプニッツの数理哲学――空間・幾何学・実体をめぐって』(単著、昭和堂)、『世界最先端の研究が教える すごい哲学』(共編著、総合法令出版)、『3STEP 応用哲学』(分担執筆、昭和堂)など。

和辻 龍 (わつじ りゅう)

私立中高一貫校講師。独 Clausthal University of Technology 博士課程 エネルギーシステムPHD研究員任期満了。専門は電気工学のパワーエレトロニクス。著書に、『こんなに違う!?ドイツと日本の学校』(単著、産業能率大学出版社)。寄稿に、哲学刊行誌「フィルカル」連載中

八幡 さくら (やはた さくら)

一橋大学大学院言語社会研究科講師。2014年神戸大学大学院人文学研究科博士課程修了。博士(学術)。専門はシェリングを中心としたドイツ観念論、ドイツ初期ロマン主義。とくにドイツの芸術アカデミーや美術館の成立史に着目し、シェリングの芸術哲学と芸術実践との関係を検証している。そのほか国内外の芸術祭やアートプロジェクトについての調査や、アクション・リサーチと哲学対話を取り入れた教育研究活動を行っている。主な業績に、『シェリング芸術哲学における構想力』(単著、晃洋書房、2017年)など。

 

■ 書誌情報


雑誌名:「てつがく広場」
発行元:株式会社ミュー
種別:雑誌 約90ページ
価格: 550円(本体価格500円+税)
刊行時期:7月末日

 

(紀伊國屋書店 新宿本店・アカデミックラウンジ事務局)