Subscribe to Openにより、The Royal Societyの世界的ジャーナルがOA利用可能に
The Royal Society(英国王立協会/日本販売代理店:株式会社紀伊國屋書店)は、2026年にSubscribe to Open(S2O)モデルのもと、世界トップクラスのジャーナル8誌をオープンアクセス化したことを発表しました。今回のS2O成功により、世界最古の科学雑誌「Philosophical Transactions」や「Proceeding of the Royal Society」といった主要ジャーナルが、世界中の読者や研究者の皆様に無料でアクセスいただけるようになりました。S2O対象ジャーナルについて、研究者がオープンアクセスで論文を出版する際の論文掲載料(APC)も撤廃されます。
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The Royal SocietyのS2Oモデル概要
S2Oとは年間購読収入を基に、年単位で学術誌をオープンアクセスに転換する出版モデルです。
The Royal Societyは、2026年にS2Oを通じて8誌の購読ジャーナルへの継続的なアクセスを提供します。一定数の購読者がS2Oのオファーに参加した場合、その年の購読でカバーされているコンテンツをすべての読者に公開します。
このS2Oモデルへの移行により、The Royal Societyの過去10年間の研究成果に誰でも無料で閲覧・アクセスできるようになります。購読者は、購読しているジャーナルのコンテンツにさらに20年間アクセスできるだけでなく、購入した年数にも永続的にアクセスできるというメリットがあります。また、すべての研究者がAPCを支払うことなくオープンアクセスで出版できるようになります。
S2Oは、出版社が完全なオープンアクセスに迅速に移行するためのシンプルでコスト効率の高い方法であり、図書館と国際的な購読者の継続的なサポートによってのみ実現可能です。これは、当協会の360年にわたる科学出版の歴史と、ジャーナルに掲載される高品質な研究に対して誰もがオープンにアクセスできるようにするという現在の取り組みにおいて重要な一歩となります。The Royal Societyは、2027年もS2Oの取組みを継続して参ります。
Subscribe to Openについての案内(提供元:The Royal Society)
S2O対象タイトル
以下8誌がThe Royal SocietyのS2Oの対象です。
※Royal Society Open ScienceとOpen BiologyはGold OA誌です。
The Royal Societyとは
The Royal Society は1665年より続く世界最古の科学学会であり、科学の進歩・発展に多大な寄与をしてきました。科学史・科学哲学史等においても極めて重要なポジションを占める学会です。The Royal Societyは研究成果の普及と活用を最大化するために、オープンアクセスとオープンサイエンスを支援しています。
当協会は、今後もS2Oの取り組みを継続するとともに、別途購読者コミュニティやコンソーシアムと連携し、カスタマイズされたオープンアクセスモデルであるRead & Publish契約(R&Pモデル日本販売総代理店:株式会社紀伊國屋書店)の締結にも努めていきます。
本件についてのお問い合わせは、こちらのからお願いいたします。

(紀伊國屋書店 雑誌部 岩村)