図書館総合展2025にて、2025年11月18日(火)に国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、CHORUS(コーラス)共催によるオンラインフォーラムが開催されます。是非奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
「JST/CHORUSオンラインフォーラム:学術コミュニケーションプラットフォームにおけるFAIR原則の実装に向けて」開催趣旨
日本のオープンサイエンス方針では、研究成果を広く公開し、オープンサイエンスの推進によって科学技術の発展につなげることが求められています。対象となるのは研究論文だけではなく、それを支える研究データも含まれます。
こうした取り組みの目的は、イノベーションの創出や研究者同士の連携を促し、研究成果を責任ある形で再利用できるようにすることで、社会全体に最大の価値をもたらすことです。
そのために欠かせないのがFAIR原則に沿った研究成果の管理と公開です。FAIR原則とは、以下の4つの考え方から構成されています。
•Findable(見つけやすい):人間にも機械にも見つけやすくすること。充実したメタデータや永続的識別子(PID)の付与が重要。
•Accessible(アクセスしやすい):誰もが評価や再現、再利用のために簡単にアクセスできること。
•Interoperable(相互運用できる):異なる分野・プラットフォーム・システム間でデータが統合して使える構造になっていること。
•Reusable(再利用できる):明確で信頼できるライセンスのもと、安全かつ効果的に再利用できる状態にあること。
今回のJST/CHORUS合同フォーラムでは、多様なプラットフォームから登壇者を迎え、研究成果にFAIR原則を実装していくうえでの課題と可能性について議論します。
開催概要
本フォーラムは2025年図書館総合展オンライン会場の一イベントとして開催されます。
| フォーラム名称 |
JST/CHORUSオンラインフォーラム:オープンアクセス化への多様な経路 |
| 開催日時 |
2025年11月18日(火)10時~11時半 |
| 主催 |
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)、CHORUS |
開催手段
|
オンライン(Zoom)
※ご参加にはZoomアプリまたはZoomアカウントへのサインインが必要です。 |
参加費
|
無料(要事前申し込み) |
参加対象
|
専門図書館、大学図書館、URA、研究支援部門、研究者、学術出版等 |
申込方法
|
https://www.libraryfair.jp/forum/2025/858 |
申込締切
|
2025年11月17日(月)16時30分 |
プログラム・パネリスト
講演は日本語と英語で行われます(同時通訳:株式会社NHKグローバルメディアサービス)。
- モデレーター:宮入 暢子 氏(学術情報コンサルタント)
|
- 講演:Lisa Hinchcliffe 氏(Professor,University of Illinois Urbana-Champaign,USA)
|
- 講演:Teo Pulvirenti 氏(VP of Global Editorial Strategy, American Chemical Society, USA)
|
- 講演:田辺 浩介 氏(物質・材料研究機構 技術開発・共用部門 材料データプラットフォーム)
|
- 講演:甲斐 尚人 氏(大阪大学 D3センター / データビリティプラットフォーム研究部門)
|
|
|
協賛
プラチナスポンサー:株式会社紀伊國屋書店

ゴールドスポンサー:ACS Publications、AIP Publishing、MDPI
シルバースポンサー:ACM、Elsevier、SILVERCHAIR、SpringerNature, STM、Taylor&Francis、WILEY、Wolters Kluwer
※お申込みいただいた個人情報は図書館総合展運営委員会の申込受付システムを通じて、科学技術振興機構(JST)、CHORUSの代理として紀伊國屋書店が限定的に取り扱います。当該フォーラムの配信、アンケート等の確認のみに用い、目的外利用は行いません。その他詳細は紀伊國屋書店個人情報保護方針をご参照ください。
本件のお問い合わせについてはinfo@chorusaccess.org もしくはこちらまでお願いいたします。
(紀伊國屋書店 雑誌部 杉村)