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Debates over Slavery and Abolition

Slavery and Anti-Slavery: A Transnational Archive

関連ワード:Gale Slavery and Anti-Slavery 奴隷制度 奴隷制廃止論 奴隷制擁護論 植民地主義  更新日:2021.08.18

提供元

センゲージ・ラーニング社Gale

概要

奴隷制、奴隷貿易、奴隷解放に関する書籍、新聞、雑誌、手稿等の資料を収録するデータベース・シリーズSlavery and Anti-Slavery: A Transnational Archiveの1つです。

奴隷制廃止運動と廃止運動内部の対立、奴隷制擁護論と奴隷制廃止論、植民地化を巡る問題群に関する資料を収録します。奴隷制を巡る論争を通して、政治、経済、法律、宗教、ジェンダー等、広範囲の問題に光を当てます。

Debates over Slavery and Abolition

収録コレクション

  • American Missionary Association Archives, 1839-1882
    • 資料提供元:チュレーン大学アミスタッド研究センター
    • アメリカ伝道協会(AMA)は1839年に奴隷にされていたアミスタッドの人々を守るために組織された委員会が発展する形で1846年に設立されました。当初は宗派を超えた宣教団体でしたが、最終的には会衆派、奴隷制廃止派の組織となりました。155,000点の手稿の大部分が教師や宣教師から送られた書簡です。委員会議事録、統計、説教、財務報告、小論文等も一部含まれます。
    • 収集コンテンツには、北部の奴隷制廃止推進、特に他の宗教団体や宣教団体への働きかけや南北戦争後の自由民(解放奴隷)の支援活動が記録されています。協会は、南部に教師や支援員を派遣した最初の北部の慈善団体であり、南北戦争後の再建期に強い存在感を示しました。また、Fisk University、Hampton Institute、Howard Schoolなど、伝統的な黒人学校、大学に関する情報も多数含みます。
  • American Colonization Society: A Register of its Records in the Library of Congress
    • 資料提供元:米国議会図書館
    • アメリカ植民地協会は、アフリカの自由民の再定住を目的に、1816年にJames Finlayが設立しました。本コレクションでは、1823年から1912年にかけての151,000点の協会関連の書簡、報告書、財務・業務書類などを収録します。書簡の多くは同協会のリベリア植民地の形成・維持の役割について言及しており、中には米国で奴隷にされた人々や自由民の状況について書かれたものもあります。
  • Papers of Sir Thomas Fowell Buxton, 1786-1845
    • 資料提供元:米国議会図書館
    • Thomas Fowell-Buxtonは、William Wilberforceを継いで英国の反奴隷制運動の指導者となりました。彼がのこした文書はヴィクトリア朝期の英国の大勢を占めていた奴隷制廃止に向けての議会の討議と英国の植民地化の取組という異なる両面を示しています。
  • Papers of Lewis Tappan
    • 資料提供元:米国議会図書館
    • 書簡を中心にノート、日記、メモなどを収録、大半が19世紀のものです。書簡は1812年から1870年までの11冊分が含まれ、多くはJohn Quincy Adams、Frederick Douglass、William Lloyd Garrison等を受取人とし、Tappanが関わった反奴隷活動や私生活、家族との交流、ビジネス、宗教観などを記録しています。また、アミスタッド号裁判や様々な反奴隷制大会についての記述や、奴隷にされたアミスタッドの人々の解放を求めるAdamsの訴状の草稿、テキサス州併合、植民地化、教育、キリスト教徒の義務なども言及されています。
    • 収録資料はスペイン語で書かれています。
  • Salmon P. Chase: A Register of His Papers in the Library of Congress
    •  資料提供元:米国議会図書館
    • Salmon Portland Chase(1808-1873)は上院議員、オハイオ州知事、エイブラハム・リンカーンの財務長官、そして最終的には米国最高裁判所判事を務めた政治家です。長らく奴隷制に反対し、自由土地党の有名なスローガンを作りました:”Free Soil, Free Labor, Free Men. “(自由な土地、自由な労働、自由な人間)。本コレクションでは、反奴隷制運動から最高裁判事としての仕事まで幅広いトピックをカバーします。
  • The Slavery and Abolition Collections from the Schomburg Center for Research in Black Culture
    • 資料提供元:ショーンバーグ黒人文化研究センター
    • アフリカ系プエルトリコ人のArthur A. Schomburgが編纂したコレクションで、特に黒人史に関する貴重な資料の収集で有名です。1926年にカーネギー財団が本コレクションを購入し、ニューヨーク公共図書館に寄贈しました。奴隷にされた人々の証書、通行証、解放証書、遺言、講演録、書簡等などが含まれ、大半が英国植民地と米国関連です。William Wilberforce、 Thomas Clarkson、William Lloyd Garrisonなどの反奴隷主義活動家の書簡も含まれます。奴隷制度廃止に向けての議会での議論や、英国の奴隷制反対派が、奴隷制の本質を知らせるために大衆に提示した報告書も多数収録、さらに奴隷制賛成派の資料も一部含みます。
  • Slavery Miscellaneous Manuscripts from Lillian Goldman Law Library, Yale
    • 資料提供元:イエール大学リリアン・ゴールドマン法律図書館
    • Tracts on Slavery in United Statesと題された7冊のスクラップブックで構成され、以下の内容を含みます:1836年から1847年にかけて南米の採掘場で奴隷に行われた処罰、奴隷証書、新聞の切抜、1780年から1815年にかけてペンシルバニア州チェスターカントリーの奴隷となった人々の人口調査記録。
  • Anti-Slavery Collection, 18th-19th Centuries
    • 資料提供元:フレンド会図書館
    • Thomas Clarkson著”The history of the rise, progress and accomplishment of the abolition of the African slave-trade”(2巻構成、1808年)の参照資料をリバプールの化学者Thomas ThompsonがまとめたThompson-Clarksonコレクションを収録します。さらに1760年から1855年にかけての反奴隷主義のパンフレット1,200点を網羅した目録”Chronological Bibliography of Anti-Slavery Tracts”も含みます。
  • Anti-Slavery Materials: Regional Records and Other Pamphlets, 18th-19th Centuries
    • 資料提供元:マンチェスター大学ジョン・ライランズ図書館
    • 1923年にシェフィールドの議員Henry Joseph Wilson(1833–1914)の遺言により寄贈された19世紀の反奴隷制パンフレットのコレクションです。本コレクションは、Birmingham and Midland Freedmen’s Aid Association、Birmingham and West Bromwich Ladies’ Negro’s Friend Society、Glasgow Emancipation Society、Manchester Union and Emancipation Society、Sheffield Ladies Female Anti Slavery Societyなど、地方の慈善団体の活動を研究する上で特に重要です。
  • Papers of the Christian Faith Society, 17th-20th Centuries
    • 資料提供元:英国立公文書館
    • キリスト教信仰協会(Christian Faith Society)は、1691年にアイルランドの物理学者Robert Boyleの後援で設立されました。近代化学の祖として知られるBoyleは、英国東インド会社の重役を務め、その利益でアジアでのキリスト教布教、聖書の翻訳、宣教師への資金援助などを行い、「異教徒間のキリスト教の普及」を目的にキリスト教信仰協会の設立を支援しました。本コレクションには1642年から1849年までの憲章、法律文書、地図、財務文書、会議録、書簡などが含まれます。
  • Anti-Slavery Collection, 1795-1880
    • 資料提供元:オックスフォード大学ボドリアン図書館ローズハウス内コモンウェルス・アフリカ研究
    • 19世紀の反奴隷制運動の歴史を知るための重要資料群で、まだ研究が十分行われていません。大部分は、奴隷制度、特にアメリカの奴隷制度廃止を目的として1839年に設立された反奴隷制度協会(British and Foreign Anti-Slavery Society)関連文書で、多くがThomas Pringle、John Scoble、Benjamin Millard、John Tredgold、Louis Chamerouzowなどの重要人物を含む、協会関係者からの書簡です。
    • Zachary Macaulay、Thomas Clarkson、Gurney family等の奴隷制反対運動家からの書簡や、首相、省庁等から協会役員にあてた公式書簡、1837年に設立された先住民保護協会、そして同協会が1909年に合併する反奴隷制協会の重要な議事録や秘書の書簡他も含まれます。
    • さらにMico Charity関係者が同Charityが設立した学校の責任者や教師から受け取った書簡14冊分(1835-1842年)が含まれます。これらの学校は、1834年の西インド諸島の奴隷制度廃止に伴い、解放された人々とその子供たちを解放前の準備期間の教育のために設立されました。
  • The William Smeal Collection
    • 資料提供元:ミッチェル図書館
    • クエーカー教徒の茶商人で反奴隷制活動家のWilliam Smealとその娘Jane Smealが存命中に英国で行われた反奴隷制運動関連の文書、書籍のコレクションです。William WilberforceやThomas Clarksonの熱心な支持者であったSmeal兄弟は、演説や共同編集していたBritish Friend紙を通じて、反奴隷制運動を推進しました。またWilliam Smealは、グラスゴー反奴隷制協会を設立しました。本コレクションには、パンフレット、書籍に加え、スコットランドの複数の奴隷制廃止協会の議事録も含まれます。
  • Records of the Clerk of the Court, 1746-1932, and of the U.S. Commissioners, 1837-1860, of the U.S. District Court for the South
    • 資料提供元:米国立公文書館
    • 1809年から1853年までの著作権記録と、1746年から1932年までのその他の記録で構成されます。著作権記録の大半は、書籍のタイトルページの複写、著作権の記述、蔵書票、図面、ステレオタイプのプラット、活字等、出版印刷に使用された資料です。その他、訴訟費用や債務勘定、弁護士や後見人任命、雇用関連の文書が含まれます。また海事裁判、破産、法律他の法手続関連の報告書や決議書もあります。
    • 1827年7月4日、ニューヨーク州で奴隷制度が廃止されました。本コレクションは合衆国司法委員記録も収録します。自由を求める人たち(逃亡奴隷)に焦点を当て、ニューヨーク南部地区に逃げ込んだと思われる逃亡者を取り戻すために、奴隷商人が提出した宣誓供述書、請願書、証明書で構成されます。
    • 収録資料はスペイン語で書かれています。
  • Habeas Corpus Case Records, 1820-1863, of the United States Circuit Court for the District of Columbia
    • 資料提供元:米国立公文書館
    • 人身保護令状とは、他人を拘禁している者に対し、通常は拘禁の理由を説明するために被拘禁者の出頭を命じる裁判所命令です。このコレクションは、1820年から1863年にかけて巡回裁判所で審理された約450件の人身保護令状事件を記録します。犯罪、徒弟制度、家族問題、破産、自由を求める者(逃亡奴隷)、軍隊への不法入隊者など、民事・刑事双方に関わり、人身保護令状の請願書、人身保護令状、宣誓供述書、召喚状、保護手続きで提出された書類が含まれます。
  • Records of the Office of the Secretary of the Interior Relating to the Suppression of the African Slave Trade and Negro Coloniza
    • 資料提供元:米国立公文書館
    • 19世紀には、アフリカの奴隷貿易を抑止し、自由黒人の再定住を支援するためのいくつかの法律が制定されました。1861年、内務省は奴隷貿易禁止法と、自由黒人のリベリア再定住を定めた法律の管理責任を負いました。内務長官は、奴隷貿易の抑制にまつわる様々なテーマに関する多くの書簡を集めました。
  • Records of the United States District Court for the District of Columbia Relating to Slaves, 1851-1863
    • 資料提供元:米国立公文書館
    • コロンビア特別区の連邦巡回裁判所が保管していた奴隷制関連記録の複製で、(1)奴隷解放関連(1862年)、(2)奴隷解放の書類と自由の宣誓書(1857年~1863年)、(3)自由を求める人(解放奴隷)(1851年~1863年)で構成されます。さらに書簡、登録簿も含みます。

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