提供元
Brill
オンライン版 監修: Peter O’Connor (ピーター・オコーノ 武蔵野大学教授)
概要
本コレクションは、南満州鉄道株式会社(満鉄)の機関紙「満州日報」から独立した英字新聞、Manchuria Daily Newsを、不定期で刊行された関連タイトルManchuria Magazine、Manchuria Month、Contemporary Manchuria、Manchuria Information Bulletinとあわせて提供します。Manchuria Daily NewsはBrill Primary Sources独占提供のタイトルで、1908年初頭から1912年までと、1919年10月から1921年2月の刊行中断期を除き、1912年から1940年の刊行分を事実上完全に収録します。
収録内容
Manchuria Daily Newsについて
Manchuria Daily Newsは、南満州鉄道株式会社(満鉄)の機関紙「満州日報」から独立した英字新聞です。在満日本人の世論形成と、駐在欧米外交官や新聞関係者を通じて日本の主張と正当性を国際的に宣伝する役割を担った「満州日報」は、同地への外国人の往来が増加するのに伴い、英字欄を創設、その後日露戦争での勝利をきっかけとして、満鉄調査部の厖大な情報と潤沢な資金をバックに創刊されました。
アジアにおける日本のリーダーシップを国際社会に示したメディア
東京から潤沢な資金を提供され、満鉄研究部をバックに持ったManchuria Daily Newsとその関連タイトルは、1908年から1940年にかけて、様々な公的機関やしばしば競合することになるプロパガンダ機関からの要請を受けながら、当時の切迫した情勢に応えました。1932年以降、満鉄は、これらの出版物を通じて国際社会にアジアにおける日本の指導権を強く示しました。
本コレクションで提供する出版物は、日本の近代史研究者に、満州における日本の課題とアジア支配の計画に関してのユニークな情報を提供します。
収録コンテンツ
- Manchuria Daily News, 1912-1940
※Brill Primary Sources独占提供のタイトルで、1908年初頭から1912年までと、1919年10月から1921年2月の刊行中断期を除き、1912年から1940年の刊行分を事実上完全に収録します。
- Manchuria Magazine (Manchuria Daily Newsの隔週刊行誌), 1936-1939
- Manchuria Month (Manchuria Daily Newsの月刊誌), 1930, 1940-1941
- Contemporary Manchuria (Manchuria Daily Newsの隔月刊行誌), 1937-1939
- Manchuria Information Bulletins, 1932-1944
※本コレクション収録コンテンツは、Brillのデータベース”Mobilizing East Asia Online: Newspapers, magazines and books from the 1900s-1950s”でもご提供しております。”Mobilizing East Asia Online: Newspapers, magazines and books from the 1900s-1950s”は、1900年代から1950年代にかけて、東アジア各地で発行された英語の新聞、雑誌、パンフレットを収録します。あわせてご検討下さい。
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