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Trade Literature and the Merchandising of America, 1820-1923

Smithsonian Collections Online

関連ワード:Gale スミソニアン学術協会 データベース 交通 土木 米国産業史 農業 鉱業  更新日:2020.03.13

提供元

センゲージ・ラーニング社Gale

概要

Smithsonian Collections Onlineシリーズの1つです。

米国における産業の発展は、米国および諸外国の歴史やアイデンティティと関連しています。本コレクションでは、19世紀から20世紀に発生した蒸気機関、鉄道、自動車、農業機械、土木建築、鉱業等の基幹産業のカタログ・パンフレット・広告資料、エフェメラ(チラシ等)をご提供します。これらを通じて産業の側面から米国内外の人々の生活の実態に迫ることができます。
Trade Literature and the Merchandising of America

収録分野

本コレクションは、1820年頃から1926年頃までを対象とし、企業・産業史、家具や機械の型、市場・企業経営の技術の分析、アメリカ人が家庭やビジネスで使ったもののイラストなど、文化、社会、歴史の重要な側面を開示することで、技術の進歩、ファッションやデザインの変化、農業の進歩、社会的変革、ビジネス史等の研究をサポートします。

鉄道、鉄道設備 農業機械 交通設備 発電
土木建設 鉄鋼 鉱業、鉱業設備 自動車

収録コレクション

National Museum of American History Library Trade Literature Collection
国立アメリカ歴史博物館 商業文書

  • 収録年代:1850-1926年
  • 文書の種類:モノグラフ、手稿
  • 情報源:国立アメリカ歴史博物館
  • 言語:英語、ドイツ語

建国から20世紀半ばまで、アメリカでは200万の商業カタログが作成されたと言われています。本コレクションは、国立アメリカ歴史博物館が蒐集した商業カタログ約100万ページ分を収録、特に19世紀のアメリカ経済を大きく変えた基幹産業に関係するものを数多く含みます。

取り上げられている産業には、製鉄・鉄鋼業者、鋳鉄業者、鉄道および鉄道設備、農業機械、発電、土木建築、採鉱および採鉱設備、自動車が含まれ、作成当時の産業現場のスナップショット的な記録としての価値を持ちます。これらの出版物は、イラスト、価格表、教育・技術プロセス、企業史を組み合わせたものも多く、技術、企業組織、グラフィックデザイン、イラストの歴史研究にとって最良の一次資料群です。

19世紀後半、アメリカの商業カタログは、国内最高の芸術家によってつくられた木版やリトグラフによる挿絵、著名な作家や歴史家によって書かれた広告原稿が使われ、最高レベルの印刷機械で印刷されました。

建築物建造や工場への機械設置を指示するために土木会社が作成したカタログ、特定知識を必要とする製造業者、建設業者、鉄道業者、鉱夫向けのカタログ、特定商品や特定の製作者の製品を取り上げた販売用カタログ等が含まれますが、これらは皆、長い19世紀におけるアメリカの商業環境に対応し、19世紀の交通・通信革命によって新たに拓けた国内市場の購入層に訴えるために作られました。

また、市場が作り出しうる富を巡る激しい競争をも反映しています。大量生産体制は、大量の生産物を流通させるために、市場の開拓と大規模な商品政策を必要としました。進歩主義の時代の反企業的な風潮の中にあって、その前の金ぴか時代を謳歌した企業は、広報活動こそが事業遂行の不可欠の要素であると確信していました。本コレクションのカタログ類は、この時代の広告史研究の材料としての価値を持ちます。

Warshaw Collection of Business Americana – Agriculture
ウォーショーアメリカ・ビジネスコレクション – 農業部門

  • 収録年代:1820-1926年
  • 文書の種類: 手稿、モノグラフ、写真・図版資料
  • 情報源:国立アメリカ歴史博物館
  • 言語:英語、ドイツ語

農業機械や農具の製造業者や販売業者のカタログや広告約600点を収録し、木版図版、技術関連の記述、価格一覧、米国における農業を機械化した機械類の発明・改良者について記載した広告等を豊富に含みます。19世紀から20世紀初頭にかけての米国における農業、技術、ビジネス、広告の歴史を研究する上で広範な情報源です。

米国全人口の8割以上が農業に従事し、農作業の多くが手作業で、一部の耕運作業のみ牛馬の力を借りていた19世紀初頭から100年後には農作業の大部分で蒸気機関、電気、内燃機関を利用した機械化が行われるようになりました。

機械化への道は平坦ではありませんでしたが、1837年の鉄製プラウ(steel plow)の開発が転機となり、1857までに、ジョン・ディア(John Deere)が年間10,000点の鉄製プラウを製造するようになります。もう一つの転機は収草機です。1840年代には有名なマコーミックの刈取機が完成し、小麦生産の可能性を飛躍的に高めました。馬が牽引する一人乗り収草機は1854年に特許を取得します。19世紀の初めには、農夫が1日に刈り入れることができたのは約1/3トンでしたが、1870年には1日あたり20~30トンの刈り入れが可能になりました。1882年に初めての自走式トラクターが製造され、その利用は1910年にピークに達し、まもなく燃料が石炭からガソリンへと変わりました。

広大な土地を購入し、最新テクノロジーを使い、農業組合による大規模農場が巨額の利益を得る状況も発生しました。農業の機械化により耕地は急増し、農業人口もピークに達しましたが、その後、過剰生産により農産物の価格が下がり、農業人口も減少していきます。

本コレクションは、農具や農業機械関連の技術の発展、市場を通じて農業への技術革新の浸透、機械化や広告、視覚芸術やグラフィックデザインを追いかけることを可能にします。芝刈機、鋤、種まき機、藁積み機、藁の計量機、キャベツ収穫機、粉砕機、馬鈴薯掘り取り機、鋤、製材機…これらすべてが本コレクションにとりあげられています。

ご契約形態・価格

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