商品カタログ

Vantor Vivid Terrain

高精度な3Dベースマップと、地球をそのままデジタルで再構築した地理空間モデル

関連ワード:3D 3Dモデル DEM 地図 地形  更新日:2025.12.17

Vantor Vivid Terrain概要


Vantor Vivid Terrain は、自動化された3Dモデリング技術によって作られた、実世界を非常にリアルに再現した3D地形データです。すべての方向(全次元)で絶対精度3メートルを達成しており、世界で重要度の高い地域の95%に相当する、1億平方キロメートル以上をカバーしています。(さらに、新しいエリアのデータが毎週追加されています。)提供データには、実写のようなテクスチャ(表面質感表現)を持つメッシュ地形モデル、ラスターデータ、点群の標高データなどが含まれます。

主な機能

  • 地上基準点(GCP)なしで3mの絶対精度を実現
  • 1億平方キロメートル以上を、すぐ利用できる状態で提供
  • AIによる3D再構築技術を採用
  • 完全自動化された生産プロセス
  • 1つの基盤データから6種類の整合された製品(下記「データの種類」参照)を生成

優位性

  • 商用としては最も高精度の3D地形データ(高額な現地検証やフィールド測量が不要)
  • 地球上のどこからでも即時アクセス可能
  • すべての地表に写真並みの表面質感処理を適用
  • 従来の写真測量よりも精度が60%向上
  • 訓練・シミュレーションに最適な没入型ビジュアル環境
  • 国規模の領域を「数週間」で提供(従来は数か月)
  • データ統合時のズレや不整合が発生しない完全整合処理

動画提供:Vantor社
アクセス方法

データの種類

3D Surface Model(TIN)
写真並みの3Dデジタル再現モデル:技術的には「TIN(不規則三角網)」と呼ばれる形式で、地形の高さ(標高)と表面の質感(テクスチャ)を同時に表現した3Dモデルです。実際の地形を最も臨場感のあるかたちで再現するもので、シミュレーション、可視化、各種の3D解析に最適です。
Point Cloud(LAS)
LiDAR(ライダー)と互換性のあるRGB付き3次元データ:レーザー測量で取得する地形データとは少し異なり、RGB(カラー)情報を持つPoint Cloudは、x・y・z の位置情報に加えて、実際の画像の色・質感も付属する3次元点群データです。そのため、単なる点の集まりではなく、「どこに・どれくらいの高さで・どんな見た目のものがあるか」まで分かる、視覚的にも理解しやすい3Dデータになります。この製品は、3Dモデリングなどの作業にそのまま使えるよう設計されており、従来のLiDAR処理ツールや解析ソフトと完全に互換性があります。
Digital Surface/Terrain Models(GeoTIFF)
地表面の高さを表す標高モデル:Digital Surface Model(DSM)と Digital Terrain Model(DTM)は、地球表面の「最初に見える面」の高さを表すデータです。

  • DSM:建物・樹木・地表面など、地面の上にあるものも含めて高さを表現
  • DTM:建物や樹木を取り除いた「地面そのものの高さ」

これらは一般的なGIS形式で提供され、都市計画、見通し(電波・監視)解析、森林の樹高分析、日陰のパターン調査など、さまざまな用途に使われます。

3D Buildings(Shapefile/GeoPackage)
建物や植生を高さ情報付きで表現したベクターデータ:地図作成や通信インフラ計画のために、自動的に抽出されます。
True Ortho(GeoTIFF)
視差(球面由来のゆがみ)のないテクスチャ付き画像解析:True Orthoは、地表を真上から見たときの姿を、視差なく表現した2D画像です。電磁光学(EO)センサーで取得したテクスチャ(表面の質感表現)情報を、そのまま真上視点で整えており、建物の倒れ込みがない「真俯瞰(トップダウン)」画像として利用できます。データ形式は一般的な2D GeoTIFFで提供され、以下の用途に最適です。

  • 都市部やインフラの詳細解析
  • 建物フットプリント(正射投影輪郭)の抽出
  • 変化検出(建物の増減・造成・災害後の変化など)
Land Use Classification(Raster)
地表の状態を自動判別して、解析を効率化:Land Use Classification は、地表が「何で覆われているか」を自動で判別し、その分類結果をラスター形式で提供するデータです。この分類情報は、Vivid Terrainの3D Surface Modelから自動抽出され、20種類以上の地表タイプ(例:森林、草地、農地、都市部、建物、道路、水域など)を判定できます。これにより、土地利用の把握、環境分析、都市計画などの解析をよりスピーディかつ高度に行うための基礎情報として活用できます。

技術情報

  • 解像度:3Dデータは50cm解像度
  • 絶対精度:地上基準点(GCP)なし、世界中どこでも「90%の確率で3m以内」の絶対位置精度
  • 対応範囲:1億平方キロメートル以上が、すぐに購入・利用可能(アジア地域の対応範囲
  • データ形式、提供形式:3Dメッシュ、ラスタ、ベクター、点群(Point Cloud)、DSM/DTM、GeoTIFFなど
  • 処理方法:AIによる完全自動構築
  • 基盤データ:30cm解像度の衛星画像(Vantor社=旧Maxar社保有)を基に生成

お問い合わせ先

  株式会社紀伊國屋書店 デジタル情報営業部
  E-mail:online@kinokuniya.co.jp
  電話:03-6910-0518(担当 進藤)

関連商品カタログ