高等教育をひらく

事例紹介:大手前大学 国際看護学部

2022.03.04

大手前大学は2019年4月、グローバル人材としての看護師育成を目指す、日本初の国際看護学部をスタートさせました。大阪城や大阪府庁など主要機関が集まる地区にある大阪大手前キャンパスに整備された国際看護学部の施設・設備についてご案内いたします。

『大手前大学 国際看護学部の概要』

2019年4月開設

■所在地 :大阪府大阪市中央区大手前2-1-88

■学部学科 :国際看護学部 看護学科(4年制/入学定員:80名)

■設立目的 : 高度化・複雑化した医療・看護分野の課題を教育研究の対象とし、将来の医療・看護分野で期待される多職種連携に役立つ人材育成、およびグローバル社会を生き抜く豊かな人間性を兼ね備え、国際化する社会の中で対象者の健康支援のために活躍しうる人材育成を目的としています。

■特徴:看護師の資格に加えて、グローバルコミュニケーション能力の育成がカリキュラムの特長で、やさしい日本語の理解や日本医学英語検定試験 4級(基礎級)に合格することを目標に、経年的に語学力を高めます。そして、高度化・複雑化する医療現場に対応できる資質を有する「次世代の看護師」を養成します。

基礎看護学実習室

・看護学の土台となる基礎看護学。この実習室を通して病気の治療をしている対象者さんの寝ている療養環境を整える方法や、生活支援に関係する技術、注射や点滴などの医療行為の援助について学びます。

・病院で実際に使用されているナースコールシステムが導入されています。

・車椅子、洗髪車、ストレッチャーなどをコンパクトに整列できる収納・保管スペースを備えています。

・看護教育用シミュレーターを各種、多数揃え、学生は実践的に学ぶことができます。

写真(左)は臨床現場を想定したシュミュレーションが可能な教育用全身モデル、写真(右)はベッドサイドシミュレーションができる実習用メディカルコンソールユニット(移動型)です。

成人・老年看護学実習室

・成人期、老年期の看護を学ぶ実習室です。周術期の援助、高齢者の介護技術はもとより、対象者の家族への接し方なども学びます。

ベッド、器具類も臨床現場に対応した用意がされています。

写真(左):ICU (集中治療室) 用ベッド /写真(中央):整形外科用けん引装置付ベッド /写真(右):床走行式電動介護リフト (車いすの手前)

・医療用手洗装置:手術室、病棟など医療の現場で実際に使用されている手洗い装置です。

母性・小児看護学実習室

・妊娠期、分娩期、産褥期や新生児期に加えて、子どもの発達段階に応じた学びができる実践的な学習ができる環境が整っています。

・出産の介助ケアができるLDRの専用のベッドも整備されています。

精神・在宅看護学実習室

・一般的な家庭をイメージし、和室やキッチン、トイレ、バスなども配置。在宅での看護に近い環境で実習することができます。

・防水構造の入浴可能な介護実習用モデルなども備えています。

・広々とした実習室は一般家庭を模したスペースと講義スタイル、グループワークなども可能なスペースに分かれ、精神看護学と在宅看護学各領域の授業がフレキシブルに行われます。

国際看護学実習室

・チェアと一体になったテーブルには、タブレット端末を立てることができるタブレットチェアを採用し、講義に合わせて効率的なディスカッションなどが可能です。

講義室

・シンプルなモノトーンの家具が並ぶ教室には、プロジェクター投影も可能な横幅が広いホワイトボードを設置、視認性が高く、講義に集中できる環境です。

図書館

・シックな色合いで学びやすい落ち着いた空間をつくり、アクセントとなる赤いカーペットは学ぶ意欲を引き出します。

学生ラウンジ

・学生と教職員の交流の場にもなるスペース。テーブル、カウンター、ソファから用途に合わせて好みの席を選び、くつろげます。併設の食堂では管理栄養士による食事を提供します。

テラス

・中庭から階段で続くテラスには屋外家具を設けており、外の空気にふれながら読書や会話を楽しめるスペースです。