【新宿本店3F アカデミック・ラウンジ】東京理科大学教養教育研究院 企画トークイベント 実験×小説×写真—リアリティって何だろう
【日時】 2025年11月9日(日) 14:00〜15:00 (開場13:30)
【場所】 紀伊國屋書店新宿本店3階 アカデミック・ラウンジ
【このイベントについて】

東京理科大学教養教育研究院に所属する2名の研究者が、アン・クインの小説『スリー』と、写真についての研究書『ドキュメンタリー写真を発明し直す』を一緒に読むことで、写真と小説それぞれの表現方法から生み出されるリアリティを比較して考えます。
講演 西野方子 東京理科大学教養教育研究院講師(神楽坂キャンパス)
20世紀から現代にかけてのイギリスの実験小説(文体やフォーマットがちょっと変わっている小説)を研究しています。この書き方にはどんな効果があるんだろう、ということを考えながら作品を読むのが好きです。
- 講演②『ドキュメンタリー写真を発明し直す:リアリズムと集団制作の系譜』(よはく舎、2025年)について
講演 田尻歩 東京理科大学教養教育研究院講師(葛飾キャンパス)
アメリカ合衆国と日本の事例を中心に、ドキュメンタリー写真についての研究を進めてきました。写真をはじめとする芸術が、どう社会に応答するのかに興味があります。
【参加方法】
無料でご観覧いただけるイベントです。
◇事前にご予約をお願い致します。(先着25名)
☆申込から参加の手順☆
①下記QRコードより「参加申込【当日会場参加】」を申し込む。
②イベント当日、新宿本店3階アカデミック・ラウンジにて、受付にてお名前をお知らせ下さい。
予約フォームはこちらから ➡ 
◇予約なしのご参加
オープンスペースでの開催となりますので、ご予約なしのお客様も立ち見にてご観覧いただけます。
お問い合わせ 東京理科大学教養教育研究院 kyouyou_jimu@admin.tus.ac.jp
【登壇者プロフィール】
西野 方子 (にしの のりこ)
東京理科大学・教養教育研究院神楽坂キャンパス教養部・講師。20世紀から現代にかけてのイギリスなどの英語圏文学、とくに実験小説について研究をしています。最近はコラージュという要素に着目しなが、ヴァージニア・ウルフ、アン・クイン、アリ・スミスなどを研究しています(「『自己を越えて(“Get over Yourself.”)』─アリ・スミス『春』におけるウルフとマンスフィールドの痕跡 」など)。訳書にアン・クイン『スリー 』(幻戯書房、2024年)があります。
田尻 歩 (たじり あゆむ)
東京理科大学・教養教育研究院葛飾キャンパス教養部・講師。アメリカ合衆国と日本の事例を中心に、ドキュメンタリー写真についての研究を進めてきました。写真をはじめとする芸術が社会にどう応答するかに興味があります。著書に『ドキュメンタリー写真を発明し直す―リアリズムと集団制作の系譜』(よはく舎、2025年)、「社会的記憶を物語るドキュメンタリー―ジョン・バージャー、ジャン・モア『第七の男』」『遍在するソーシャリズム: 長い二〇世紀の文化研究』 (共著、小鳥遊書房、2025年)、訳書にオーウェン・ハサリー『緊縮ノスタルジア』(共訳、堀之内出版、2021年)などがあります。
■書誌情報

『スリー』
アン・クイン著 西野方子訳
幻戯書房
2024年11月刊行 46判 336頁 税込3,520円(本体3,200円)
ISBN:9784864883078 C0397

『ドキュメンタリー写真を発明し直す:リアリズムと集団制作の系譜』
田尻歩著
よはく舎
2025年7月刊行 46判 384頁 税込4,180円(本体3,800円)
ISBN:9784910327228 C0070
(紀伊國屋書店 新宿本店・アカデミックラウンジ事務局)