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ジェームズ・ロード・ボウズ日本美術工芸関連著作集成(復刻版)Collected Works of James Lord Bowes on Japanese Art

『ジャポニスムの系譜』シリーズ第9回配本-イギリス・ジャポニスムのもう一人の立役者ボウズの著作など9文献を5巻に収録、カラー図版多数掲載

関連ワード:Japanese art Japonisme ジャポニスム 日本美術工芸史 日英文化交流史 版画史 美術商  更新日:2020.10.13

ジェームズ・ロード・ボウズ日本美術工芸関連著作集成(英文復刻版 全5巻+別冊日本語解説)
Collected Works of James Lord Bowes on Japanese Art
解説:粂和沙(日本女子大学)


2015年12月刊行 2,030頁 全5巻 ※第1-4巻=B5判 / 第5巻=A4判/ カラー図版約110点
ISBN: 978-4-86166-192-1
(Edition Synapse) -JP-

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This is the ninth part of the successful series which provide art historians and students with the primary source materials related to the reception of Japanese arts from late nineteenth-century to early twentieth century in the Western societies.  James Lord Bowes was a wealthy Japanese art collector in Liverpool who opened Bowes Museum.

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本書は、19世紀末の英国で、日本美術の蒐集やその紹介に大きな功績を残した、ジェームズ・ロード・ボウズ(James Lord Bowes, 1834-1899)の初めての著作集成です。

産業革命期の英国の中心地の一つ、貿易都市リヴァプールの羊毛商として財をなしたボウズは、1867年のパリ万博で目にした日本の展示品から日本美術への関心を持ち、本格的なコレクションを始めたと言われています。横浜と直通航路が開通したリヴァプールという地の利もあり、林忠正、南方熊楠、高橋義雄、加藤高明ら多くの日本人と親交をむすんだボウズは、彼らから得た情報なども使い、生涯に2600点を超える日本の美術工芸品を蒐集します。

1888年にはリヴァプールの初代日本名誉領事に就任、1890年に自らのコレクションの展示を目的とする英国初の日本美術館、ボウズ美術館を開館、さらに自宅を日本風に装飾して行った演劇や音楽のイヴェント「ジャパニーズ・ファンシー・フェア」を催すなど、その後半生を日本美術と日本文化の英国への紹介に捧げます。

ボウズは、自身の美術館の手引き書を始め、陶器や七宝に関する研究書など、出版活動も積極的に行いましたが、本著作集では、それら書籍全点を復刻し、また関連資料としてその美術コレクション競売時の売立て目録も収録します。死後、美術館が閉鎖され、コレクション全点は競売され散逸、その大半の所在が今日でも不明なため、彼の活動の全容を知ることは極めて難しくなっています。

今回のこの著作集は、ボウズの英国での日本美術の受容において果たした役割を探る上で、大変貴重な資料です。ボウズを通じ、ジャポニスムや19世紀英国と日本の文化接触に関する、新たな研究を展開するための一次文献集としても、広くご利用いただけます。

(書籍・データベース営業部)

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