これからの学び

【8/23(土)】探究学習セミナー2025『探究学習における「心理的安全性」を確保するには』

2025.07.23

中高生向け総合学習支援ツール「ジャパンナレッジSchool」(販売代理店:株式会社紀伊國屋書店)の開発・運営元である株式会社ネットアドバンスでは、昨年度に引き続き、関西地区で探究学習の推進に尽力されている先生方をお招きし、実践例を交えながら「学びをどう深めていくか」についてお話しいただくイベントを開催いたします。

講演後には、お二人の講師にもご参加いただき、参加者同士で意見交換や情報共有ができる交流イベントもご用意しております。日ごろの悩みや疑問を共有し、先生方同士で学びを深める機会にしませんか?ぜひご参加ください。

  • ジャパンナレッジSchoolについての詳細はこちら

開催概要

中学校、高等学校における探究学習は、多くの学校で取り組まれてはいるものの、課題も多く、教員の負担増、生徒の主体性の欠如、テーマ設定の難しさなどが挙げられます。しかし、探究学習は教科学習とは異なる思考力や問題解決能力を育む上で重要であり、社会的要請もあり、その実践は今後ますます必要になるものと考えられます。

その課題解決を支援するために探究学習の実践に取り組まれる先生方へ、実際の現場で取り組まれている2名の先生方から実践例をご報告いただきます。

名 称 探究学習セミナー2025『探究学習における「心理的安全性」を確保するには』―生徒の本音を引き出し、教師の不安を解消する教室作りの実践―
開催日時 2025年8月23日(土)13:30~17:30(開場:13:00)
主 催 株式会社ネットアドバンス
共 催 株式会社紀伊國屋書店
後 援 関西大学
会 場 関西大学 梅田キャンパス 8階ホール 「KANDAI Me RISEホール」
(大阪府大阪市北区鶴野町1番5号)
定 員 80名
参加費 無料
参加対象 現在ジャパンナレッジSchoolをご利用・導入をご検討頂いている中学・高等学校の教職員ならびに教育委員会等団体にご所属の皆様
申込方法 以下のGoogleフォームからお申込みください。
https://forms.gle/V1Edz6iGUBPSNjk47
※メールでのお申し込みも承ります。ご所属・お名前・連絡先電話番号を記入の上、school@japanknowledge.comまでお申し込みください。
申込締切 2025年8月22日(金)17:00
読み込み中…

※PDFファイルはこちら

プログラム

  • 13:00 開場
  • 13:30 スタート
  • 13:30~13:35 主催者挨拶
  • 13:35~14:30 山崎先生セミナー
  • 14:30~14:40 休憩
  • 14:40~15:35 石山先生セミナー
  • 15:35~16:20 質疑応答 (座談会形式)
  • 16:20~16:30 休憩
  • 16:30~17:30 情報交換会

登壇者・テーマ紹介

清教学園中・高等学校 山﨑勇気 先生

  • 登壇テーマ
    「なんでも学べる“教室の雰囲気”のつくり方:個々の生徒の学習過程をすくいあげる探究支援」
  • 概要
    探究学習支援の難しさには、「テーマ設定」「文章表現」「生徒どうしの対話」「形成的評価」などが授業者の悩みとして挙がる。個別の事象に見えるこれらの悩みは一方で、背景にいつも「心理的安全性」がつきまとう。自分が興味あるテーマをあえて選ばない、考えがあっても文章を書かない、生徒どうしや担当教員との対話が気まずいものになる…。自由闊達な学びが期待される探究で、なぜ心理的安全性が障壁となるか。それはいかにして解消可能か。中学3年生が論文を書く清教学園での、研究進捗アンケート・オフィスアワー・資料レファレンス・作文指導等の実践を紹介しつつ、子どもが学びたいことを学び、書きたいことを書ける・言える教室づくりを模索する。

大阪府立東高等学校 石山貴裕 先生

  • 登壇テーマ
    「教師も生徒も《書くこと》をおそれない探究学習をめざして ―大阪府立東高等学校 レポート・ライティングの実践を例に―」
  • 概要
    どの進路に限らず、生徒が高校を卒業して最初に直面するのは「〇〇の書き方が分からない」ということである。特に大学進学者の「レポートの書き方が分からない」という悩みは、大学が「アカデミック・ライティング」の授業を設置するレベルで苦心していることからも想像できる。しかし、高校での「書くこと」の指導が不十分なことも事実であり、その状況を打破すべく、勤務校では昨年度よりレポート執筆に取り組んでいる。今年度は『全く新しいアカデミック・ライティングの教科書』を副教材としたが、そこから見えてきた「教員の不安」をまずどう解消するのか、そして「教員・生徒《両方》の心理的安全性をどう担保するか」を実践的に話したい。

◇ジャパンナレッジSchoolのご紹介

当件のお問い合わせは、紀伊國屋書店学校教育営業部(school@kinokuniya.co.jp)もしくはお問い合わせフォームからお願いいたします。

(株式会社ネットアドバンス)