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ACM/Association for Computing Machinery(日本販売総代理店:株式会社紀伊國屋書店)
概要
ACM(Association for Computing Machinery/国際計算機学会)では、コンピュータサイエンス分野における共同研究やイノベーションを促進するという目標のため、ACMが出版する全ての査読付き学術論文について2026年1月以降のオープンアクセス(OA)化を実現いたしました。こちらのページではACMの開発した独自の契約モデルであるACM Openについてご紹介いたします。
ACM Openは、ACMが作成するコンピューティング分野の決定版といえるオンラインデータベース ACM Digital Library のPremium版のご利用と、ACMの刊行物へのオープンアクセス投稿がセットになった 契約モデルです。

ACM Openの特徴
- ACM Digital Library Premiumと、ACM刊行物へのオープンアクセス投稿がセットになった契約モデルです
- オープンアクセス論文の投稿本数に上限はなく、承認等のお手続きはございません
- 3年以上の複数年契約が条件となります
- ACMにて契約機関のリポジトリへ投稿論文を自動でデポジットする設定が可能です
ACMサイトではACM Openについてより詳しい情報をご覧いただけます。
https://libraries.acm.org/subscriptionsaccess/acmopen
ACM Digital Library Premium 収録内容
ACM Digital Library Premiumとは、ACMの刊行物(Journal, Magazine, Proceedings等)の電子版であるACM Full-Text Collectionと、コンピュータ関連書誌データベースのThe ACM Guide to Computing Literatureが統合されたパッケージである、ACM Digital Libraryの有料アクセス版です。
ACM Full-Text Collectionは、ACMが刊行する主要定期刊行物60誌以上、会議録および30以上のSIG(Special Interest Group)会報誌、ニュースレターを収録。各記事にはCCS(Computing Classification System)分類コードが付与され、統計情報(被引用数、ダウンロード数)も表示されます。
The ACM Guide to Computing Literatureは、1947年以降に刊行されたコンピュータ分野における雑誌記事、書籍、会議録、学位論文、テクニカルレポート、RFC(Request for Comments, Internet Engineering Task Force/IETFによる技術仕様関連文書)の書誌情報280万件以上収録します。うち80%近くがACM以外の刊行物です。
著者プロフィールページでは著者情報、掲載論文の被引用数やダウンロード数、機関プロフィールページでは機関全体での年度別論文数や被引用数、ダウンロード数を確認可能です。
ACM Digital Library
https://dl.acm.org/
※同一プラットフォームに搭載される電子ブック(ACM Books)の利用には別途ご契約が必要です。
価格について
ACM Openは独自のTier制(10段階)を採用しています。
Tierは機関の著者がCorresponding Authorとして出版した直近3年間の平均論文投稿数をもとに判定され、複数年契約の期間中はTierと価格が固定されます。複数年契約の終了後、引き続きACM Openを継続される場合は再度Tier判定がなされます。
再判定時にTierの価格が変動している場合は、最新の価格が適用されます。
※こちらは高等教育機関向けの価格となります。企業、研究機関は個別にお見積りいたしますのでお問い合わせください。
2026年価格表
| Tier |
直近3年間の
平均論文投稿数 |
価格 |
| 1 |
75+ |
USD 95,000 |
| 2 |
60-74 |
USD 70,000 |
| 3 |
40-59 |
USD 50,000 |
| 4 |
30-39 |
USD 35,000 |
| 5 |
20-29 |
USD 25,000 |
| 6 |
16-19 |
USD 20,000 |
| 7 |
12-15 |
USD 15,000 |
| 8 |
8-11 |
USD 12,000 |
| 9 |
4-7 |
USD 9,500 |
| 10 |
0-3 |
USD 6,000* |
*当初、Tier 10機関向けの価格はACM刊行物のオープンアクセス投稿の割合が増えるにつれて下がる仕組みが予定されていましたが方針が見直され、その仕組みは採用されないこととなりました。
※表示外価を前月平均為替レートで換算した邦価に、弊社手数料及び消費税を加算したものがご契約価格となります。
※日本の消費税のリバースチャージ方式の対象です。
- 教育機関や企業等、法人向けのサービスです。
- 年間購読でのご契約となります。
- 同時アクセス数は無制限です。
オープンアクセス論文の投稿について
ACMの刊行物のうち、ACMがプロダクションとライツを管理するマガジン、ジャーナル、会議録はオープンアクセス投稿が可能となります。
※一部、他出版社との共同出版タイトルについてACMOpenによるAPC免除の対象外となります。詳細は以下をご覧ください。
https://libraries.acm.org/subscriptions-access/publications-eligible-for-oa
- 論文のCorresponding AuthorがACM Open契約機関に所属し、その契約機関を第一所属機関として投稿した場合にオープンアクセス化の対象となります。
- ACM Open契約期間内に受理された論文が対象です。
投稿論文がACM Open契約機関の投稿かどうかは、投稿時に利用されたメールアドレスのドメインを元に判断されます。
ご契約開始時は機関メールアドレスのドメイン一覧を提出いただき、論文投稿時はご提出いただいたドメインのメールアドレスから投稿いただく必要がございます。
-
- オープンアクセス論文の投稿数に上限はございません。
- 条件を満たした論文投稿は承認等の手続きなくオープンアクセス論文として投稿されます。
機関リポジトリへの論文デポジットについて
ご希望の契約機関には、所属著者がACMへ投稿した論文をFTP等を利用して自動で機関リポジトリへデポジットする仕組みを設定いたします。
- ACM Open契約機関に所属するCorresponding Authorが投稿したオープンアクセス論文のVoR(Version of Record)
- 共著者(Secondary Author)として投稿された論文の場合、Manuscript Versionのコピー
認証方式
IP アドレス認証
ACMとオープンアクセス
ACMのオープンアクセスに関する取り組みの詳細はこちらのACMサイトもご覧ください。
https://www.acm.org/publications/openaccess
図書館向けの案内ページは以下をご参照ください。
ACM Librarians Portal Homepage
研究者、著者向けの案内ページは以下をご参照ください。
ACM Authors Portal Homepage
本件についてのお問い合わせ、お見積りについては最寄りの紀伊國屋書店営業所もしくはこちらまでお願いいたします。
(雑誌部)