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Origins of Modern Science and Technology

近代科学技術の起源

関連ワード:CIA Readex サステイナビリティ データベース 人工知能 原子力 気候変動 生命倫理 科学史 維持可能性 航空学  更新日:2019.11.18

提供元

Readex

概要

科学・技術・工学・数学分野ならびに人文科学分野の研究・調査を支援するデータベースシリーズです。

分野別に6つのコレクションで構成され、各コレクションは、1957年から1995年にかけて、米中央情報局(CIA: Central Intelligence Agency)が世界の数千におよぶ情報源から収集し、英訳した一次資料で構成されています。雑誌、政府出版物、新聞、テレビ・ラジオ放送の逐語記録の中から、今日最も関心を集めている科学分野の起源に新たな光を与えるものです。本シリーズ文理両面にまたがる学際的なテーマをとりあげ、提供する資料の多くが他では入手が困難なものです。

収録コレクション

※本データベースは、米商務省 技術サービス局の一部門Joint Publications Research Service (JPRS)が作成した報告書を収録しており、Readex社が提供する以下のデータベースの収録内容と重複します:Joint Publications Research Service (JPRS) Reports, 1957-1995

Origins of Modern Science and Technology概要説明動画(制作:Readex)

収録コレクション概要

Aeronautics and Space Flight: Global Origins of Modern Aviation and Rocketry
航空学と宇宙飛行:航空とロケット工学の起源

20世紀後半、航空科学は、冷戦期の政治から天体物理学、通信産業に至るまで、様々な分野に影響を与えながら、地球科学の飛躍的な進歩と共に、文化、技術、そして軍事作戦における役割を増大させてきました。

戦闘爆撃機B52の開発は、核戦争への抑制効果を持つ一方で、ベトナムその他の戦場を荒廃させました。軍事利用以外にも、ロケット工学や航空科学は、社会の変革をもたらしました。アポロ11号の月面着陸は大衆の想像力をかきたて、衛星技術の進歩によりグローバル通信が実現し、商業的な航空産業の誕生により、旅行の手段が変わりました。

本コレクションは、航空学の進歩と、社会にもたらされた興奮や畏怖の念を記録します。

Climate Science and Sustainability: Global Origins of Modern Environmentalism
気候変動と維持可能性:環境主義の起源

20世紀後半、地球科学が飛躍的に発展すると、人類の活動が生態系や大気に与える影響への懸念が深まりました。この懸念から、気候変動に関する先駆的な調査や環境保護運動が生じました。

1990年に国際連合の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC: Intergovernmental Panel on Climate Change)が初めて評価報告書を作成した際、あらゆる地域の政府が注目し、各種の政策変更へとつながりました。気候科学と維持可能性(サステイナビリティ)、この2つの新しい分野は、車の運転、呼吸など、人々の生活のあらゆる側面と関わっています。

本コレクションは、環境主義の起源と、それを促進した科学の進歩を記録した一次資料を提供します。

Computing and Artificial Intelligence: Global Origins of the Digital Age
コンピュータと人工知能:デジタル時代の起源

1950年代、大型計算機であったコンピューティング・デバイスは、その大半が軍事・政治に用いられていました。20世紀後半にこれらの機器に手が届くようになると、ビジネス、娯楽、家庭生活に至るまで、我々の生活のあらゆる側面を一変させました。

マサチューセッツ工科大学の科学者やエンジニアが宇宙探査機用のコンピュータのサイズを冷蔵庫7台分から1立方フィートにも満たない大きさまで縮小したとき、アポロ11号の月面着陸が実現しました。歴史の岐路に立ち会ってきたコンピュータ科学と人工知能の発達は、「人類の営為」(arc of history)を形成してきました。

本コレクションは、コンピュータ、人工知能関連の歴史を記録する、最も包括的な情報源であり、コンピュータ科学を形成した数十年間を特徴づける変革、動き、そして興奮をとらえます。

Morality and Science: Global Origins of Modern Bioethics
倫理と科学:生命倫理学の起源

遺伝子工学、不妊治療、幹細胞研究など、最先端のライフサイエンス分野の一部が国際的な論争を巻き起こし、倫理面での疑問をも投げかけています。

1978年に試験管ベビーが誕生したとき、世界中の人々は、ヒューマンバイオロジーが予期せぬ結果を生むのではという懸念を抱きました。政府や科学コミュニティ、そして一般の人々が新しい研究に対してどのように反応するかが、それらの研究が実際の生活にどのように適用されるかを左右し、ひいては日常的に利用される技術や医学に影響を及ぼします。

本コレクションは、ライフサイエンスの進歩がもたらす恩恵とリスク、生命倫理学の軌跡を記録し、様々な分野に価値ある洞察を提供します。

Nuclear Energy: Global Origins of Energy Resource Management in the Atomic Age
原子力エネルギー:各時代のエネルギー資源管理

原子力の誕生と、1950年代に増大した冷戦期の脅威により、原子力エネルギーは、核の時代の基盤となるものとして、世界の注目を集めました。

1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所事故の後、原子力エネルギーへの批判が高まり、その利用を抑制しようとする動きが起きました。その一方で、核拡散政策からカーボンフリーのエネルギーまで、壊滅的な人道主義の危機から急速な科学の進歩まで、原子力エネルギーは、今日の社会を形成してきました。

本コレクションは、原子力の急速な発展と、原子力エネルギーの活用と管理に世論が果たした役割をとらえます。

Public Health:
Global Origins of Modern Health Policy and Management, 1957-1995
公衆衛生:近代保健政策と管理の起源、1957-1995年

20世紀後半、技術の進歩、法や教育の整備により、多くの人々がより健康に、長く生きられるようになった一方で、世界の人口が増加し、都市化が進むにつれ、感染症のリスクやその他の医療危機も高まりました。COVID-19感染症拡大の脅威に促される形で、研究者は、この重要な時代に公衆衛生分野がどのように発展し、適応してきたかをさらに理解しようと努めています。

本コレクションは、環境汚染、ワクチン開発、産児制限、世界保健機関(WHO)への財政支援、食品の安全性や水質に関する教育、自然災害やその他の災害への各地の備えなど、公衆衛生に関するさまざまな側面を取り上げます。

Public Health: Global Origins of Modern Health Policy and Management, 1957-1995概要説明動画(制作:Readex)

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