【新宿本店３階アカデミック・ラウンジ】日本女子大学文学部史学科主催 公開座談会 シリーズ「饗宴」　第12回 毒と薬

【日時】　2025年10月16日（木）　16：00～18：30
【場所】　紀伊國屋書店新宿本店３階　アカデミック・ラウンジ

【このイベントについて】

人類の歴史は民族や時代を問わず、毒と隣り合わせにあったといえます。
薬は病気の治療に不可欠なものとして発展してきた一方、また時に毒として国家転覆や政権交代といった時代の大転換の重要なツールにもなってきました。
我々人類は、果たして毒／薬を真に有効に活用しているのでしょうか。

様々な歴史の局面、或いは民族の文化において、毒／薬の果たした役割に光を当てて考えてみたいと思います。

登壇者：日本女子大学文学部史学科　杉村安幾子　×　水上遼　×　吉村雅美

【参加方法】
無料でご観覧いただけるイベントです。

◇事前にご予約をお願い致します。（先着15名）
☆申込から参加の手順☆
①下記ページにて「参加申込【当日会場参加】」を申し込む。
②イベント当日、新宿本店３階アカデミック・ラウンジにて、受付にてお名前をお知らせ下さい。

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※初めてPeatixを利用される方はアカウント登録が必要です。

◇予約なしのご参加
オープンスペースでの開催となりますので、ご予約なしのお客様も立ち見にてご観覧いただけます。

【登壇者プロフィール】

杉村 　安幾子　　（すぎむら　あきこ）

日本女子大学文学部史学科　教授
1940年代中国の小説を研究対象とし、戦争の影響、新旧価値観の相克について考察しています。
訳書に『中国メディアの現場は何を伝えようとしているか――女性キャスターの苦悩と挑戦』（平凡社、共訳）、『中国はここにある――貧しき人々のむれ』（みすず書房、共訳）などがあります。

水上　遼　　（みずかみ　りょう）

日本女子大学文学部史学科　准教授
前近代の西アジア史を、イスラム教の二大宗派であるスンナ派とシーア派の交流に着目して研究しています。
著書に『語り合うスンナ派とシーア派―十二イマーム崇敬から中世イスラーム史を再考する』（風響社）、訳書にカーシャーニー著『オルジェイトゥ史―イランのモンゴル政権イル・ハン国の宮廷年代記』（名古屋大学出版会、共訳）などがあります。

吉村　雅美　　（よしむら　まさみ）

日本女子大学文学部史学科　准教授
江戸時代の日本における対外認識の形成について、大名家の旧蔵史料や地域の古文書から研究しています。主なフィールドは長崎の平戸です。また、オランダ商館長日記の翻訳にも取り組んでいます。著書に『近世日本の対外関係と地域意識』（清文堂出版）、『日本近世史を見通す2　伝統と改革の時代』（吉川弘文館、共著）、『日本近世史入門―ようこそ研究の世界へ！』（勉誠社、共著）などがあります。

■書誌情報

『中華生活文化誌　ドラゴン解剖学』
中国モダニズム研究会著
関西学院大学出版会
2018年10月刊行 A5判 230頁 税込2,420円(本体2,200円)
ISBN:9784862832696 C1039

『中国現代文化１４講　ドラゴン解剖学』
中国モダニズム研究会著
関西学院大学出版会
2014年10月刊行 A5判 228頁 税込1,980円(本体1,800円)
ISBN:9784862831675 C1039

『語り合うスンナ派とシーア派―十二イマーム崇敬から中世イスラーム史を再考する』
水上遼著
風響社
2019年10月刊行 A5判 64頁 税込880円(本体800円)
ISBN:9784894894174 C0022

『オルジェイトゥ史―イランのモンゴル政権イル・ハン国の宮廷年代記』
大塚 修・赤坂 恒明・髙木 小苗・水上 遼・渡部 良子共訳
名古屋大学出版会
2022年11月刊行 A5判 516頁 税込9,900円(本体9,000円)
ISBN:9784815811051 C3022

『日本近世史を見通す2　伝統と改革の時代』
村和明・吉村雅美編
吉川弘文館
2024年1月刊行 A5判 208頁 税込3,080円(本体2,800円)
ISBN:978-4642068857 C1321

『日本近世史入門』
上野大輔・清水光明・三ツ松誠・吉村雅美編
勉誠社
2024年3月刊行 A5判 432頁 税込4,180円(本体3,800円)
ISBN:978-4585320340 C0021

（紀伊國屋書店 新宿本店・アカデミックラウンジ事務局）