人文社会系研究

日経BP社「ポストパンデミック2030 グローバルシナリオ」

2020.10.15

各分野の専門アナリストの英知を集結し、未来の不確実性と新市場の可能性を考察、2030年までのシナリオを提⽰しています。

米国SRI International(旧スタンフォード研究所)からスピンオフしたコンサルティング企業のSBIがまとめたグローバル視点によるポストパンデミックの未来シナリオです。パンデミック下に現れた世界の様々な事象を収集し、各テクノロジー分野の専門アナリスト集団の英知を集結して未来シナリオを構築します。特に「先端ものづくりと先端材料」「AIと自動化」「クリーンエネルギー」「デジタル・ライフスタイル」「フィンテック」「医療・健康」「センサーとエレクトロニクス(IoT)」といった注目のテクノロジー分野について、「事業化に影響を及ぼす社会的な要因」や「不確実性がビジネス環境に与えるインパクト」などを考察。それぞれの分野について、今後10年のシナリオを提示します。

日本語版 初リリース

これまで米国を中心にグローバル企業や公的機関の戦略ツールとして活用され、限られたユーザーしか目にできない米SBI社の技術マネジメント報告書を、初めて邦訳して発行されます。

事業戦略に新たな視点を取り入れるための「3つの未来シナリオ」

SBI社のアナリストが、専門知識と独自のシナリオプランニング手法を駆使して、ポストパンデミック時代の社会や技術の未来について、A、B、Cの3つのシナリオを作成。各シナリオは、既存のトレンドと潜在的なトレンドを体系的に分析した上で、今後10 年以内に出現する可能性のある仮想的な未来について、明確なストーリーを提示します。

各シナリオの項目

  • 消費者行動への影響
  • 先端ものづくりと先端材料への影響
  • AIや自動化への影響
  • クリーンエネルギーへの影響
  • デジタル接続とライフスタイルへの影響
  • ヘルスケアやバイオ技術への影響
  • センサーとエレクトロニクスへの影響
  • フィンテックへの影響

シナリオA:Tough Transition(困難な道のりからのグリーン革命)

長く困難な世界規模の混乱の後、民衆運動の圧力によって主要各国政府は団結を余儀なくさせられ、エコに焦点を当てた大規模で協調的な経済復興の取り組みがもたらされる。

シナリオB:Big Tech World(ビッグテック・ワールド)

世界トップの都市、復興を主導している組織や富裕層は、ハイテクにより加速された迅速な復興の恩恵を受けている。しかし大多数の人々は、その恩恵を受けることはできていない。

シナリオC:The Chinese Century(中国の世紀)

パンデミックとその余波が西欧の民主主義国家を襲う中、非常に管理の行き届いた中国が台頭し、世界的な経済や技術のリーダーとなる。

書籍名:『ポストパンデミック2030 グローバルシナリオ』
著者:Strategic Business Insights

書籍とオンラインサービスのセット:700,000円+税
ISBN: 9784296107490

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