The Making of Modern Lawは、法学の古典的著作、米国最高裁への上訴裁判用に提出された趣意書・正式裁判記録、公認の判例集が編纂される以前から刊行されていた英米の裁判記録、アメリカの州憲法制定会議議事録や連邦・州の制定法集、英米以外の各国の法典や法典草案注釈書など、法学史・法制史の古典約28万冊を電子化して搭載し、OCR処理を施し全文検索を実現した法律データベースです。
対象の法域は、英米を中心に、ヨーロッパ諸国、中南米諸国、ロシア、カナダ、オーストラリア、南アフリカ、エジプト、インド、中国、日本等、世界各国に及びます。さらに、国際法、ローマ法、カノン法の文献も収録されています。
研究室や自宅にいながらにして、ハーバード大学法律図書館、イエール大学法律図書館、アメリカ議会図書館法律図書館、ジョージ・ワシントン大学法律図書館、ニューヨーク市法曹協会等、米国有数の法律ライブラリーの所蔵文献にアクセスできる画期的なデータベースです。
The Making of Modern Law構成ユニット
(ユニット毎のご提供となります)
- Legal Treatises, 1800-1926(英米法学関連の学術書)
- Primary Sources, 1620-1926(米国の一次資料)
- Primary Sources, Part II, 1763-1970(米国の一次資料パート2)
- U.S. Supreme Court Records and Briefs, 1832-1978(合衆国最高裁判所公判記録と上訴趣意書)
- Trials, 1600-1926(裁判記録)
- Foreign Primary Sources, 1600-1970(米国以外の一次資料)
- Foreign Primary Sources, Part II(米国以外の一次資料パート2)
- Foreign, Comparative, and International Law, 1600-1926(外国法、比較法、国際法:1600-)
本稿では、英米法学関連の学術書コレクション、Legal Treatises, 1800-1926に関してご紹介します。
Legal Treatises, 1800-1926
19世紀から20世紀初頭にかけて刊行され、英米法学の発展に寄与した学術書約22,000タイトル(25,000冊)を搭載します。18世紀以前に刊行され、19世紀以降に復刊された書籍も収録します。
- 法域:イギリス、アメリカ
- 言語:英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語他
- 原資料所蔵機関:ハーバード大学法律図書館、イエール大学法律図書館他
* マイクロフィルム版”Nineteenth-Century Legal Treatises”, “Twentieth-Century Legal Treatises”をスキャニングしたものです。
収録文献例-イギリス法
中世法学者著作・法律書
- グランヴィル『イングランド王国の法と慣習』(ジョン・ビームズによる英訳と注釈、ジョゼフ・ビールによる序文)
- ジョン・フォーテスキュー『イギリス法礼賛』(英訳)
- ジ ョン・フォーテスキュー『イングランドの統治』(チャールズ・プランマー編纂)
- リトルトン『土地保有論』『 エドワード2世年書(イヤー・ブック)』(フレデリック・メイトランド編、全18巻、5巻欠)
- アイザック・リーダム他(編)『国王評議会判例集 1243年-1482年』
近世・近代法学者著作・法律書
- クリストファー・セント・ジャーマン『博士と学徒、あるいは神学博士とイングランド法学徒の対話』
- トマス・エジャートン『エジャートン文書』
- エドワード・クック『イングランド法提要』
- フランシス・ベイコン『著作集』(ジェイムズ・スペディング他編、全14 巻)
- トマス・ホッブズ『英語著作集』(ウィリアム・モールズワース編、全11 巻)
- ジ ョン・セルデン『ジョン・セルデンのテーブルトーク』(デヴィッド・アーヴィングの注釈)
- アイザック・リーダム(編)『星室庁国王評議会判例集 1477 年-1544 年』(全2巻)
- エドマンド・バーク『著作・書簡集』(全8巻)
- エドマンド・バーク『著作集』(第3版、全12巻)
- ジェレミー・ベンサム『著作集』(ジョン・バウリング編、全11巻)
- ウィリアム・ジョーンズ『著作集、テインマス卿による評伝付』(全13 巻)
- チャールズ・バトラー『文献学・伝記関係著作集』(全5巻)
- ジェイムズ・マッキントッシュ『著作集』(全3巻)
イギリス法全般
- ウィリアム・ゲルダート『イギリス法要説』
- エドワード・ジェンクス『イギリス民事法摘要』(全5巻)
- ジェイムズ・ダルリンプル(ステア伯)『スコットランド法原論』
法制史
- ケイムズ卿『スコットランドのコモンローと制定法の解明』
- ケイムズ卿『エクイティーの原理』
- ウィリアム・ブラックストーン『イギリス法釈義』(全5巻)
- ヘンリー・スティーヴン『イギリス法新釈義』(全4巻)
- ジョン・リーヴス『イングランド法の歴史:サクソン人の時代からフィリップとメアリーの治世まで』(全4巻)
- ジョン・リーヴス『イングランド法の歴史:ローマ人の時代からエリザベスの治世まで』(全5巻)
- エ ドワード・フォス『ノルマンコンクェスト以降のイングランドの裁判官:生涯の素描と様々な注釈』(全9巻)
- エドワード・フォス『ウェストミンスターホール回想録』(全2巻)
- ジョン・キャンベル『王座裁判所主席裁判官の生涯』(全6巻)
- ジ ョン・キャンベル『古代からヴィクトリア女王の治世までの大法官と国璽尚書の生涯』(全10 巻)
- ヘ ンリー・メイン『古代法:その初期社会史との関係、並びに近代的概念との関係』
- ヘンリー・メイン『東西の村落共同体:オックスフォード講義』
- ヘンリー・メイン『初期制度史講義』
- フ レデリック・ポロック『エドワード一世の時代以前のイギリス法の歴史』(全2巻)
- フレデリック・ポロック『コモンローの拡張』
- フレデリック・ポロック『コモンローの天才』
- ポール・ヴィノグラドフ『法における常識』
- ポール・ヴィノグラドフ『荘園の成長』
- ポール・ヴィノグラドフ『イングランドにおける隷農制』
- ポール・ヴィノグラドフ『11世紀におけるイギリス社会:イギリス中世史論集』
- ポール・ヴィノグラドフ『歴史法学序説』
- ウィリアム・サール・ホールズワース『イギリス法の法源と文献』
法理学
- ジョン・オースティン『法理学領域論』(全3巻)
- ジョン・オースティン『法学講義、あるいは実定法の哲学』(全2巻)
- ウィリアム・マークビー『一般法理学の原理との関係において考察された法律要論』
- アルバート・ダイシー『19世紀におけるイングランド法の発展:イングランドの世論との関係において』
- アルバート・ダイシー『19世紀イングランドにおける法律と世論の関係に関する講義』
- シェルドン・エイモス『法の科学』
- シェルドン・エイモス『法理学体系』
- トマス・ホランド『法理学要論』
- フレデリック・ポロック『コモンロー学徒のための法理学第一の書』
- フレデリック・ポロック『法理学・倫理学論集』
- ジョン・サーモンド『法理学、あるいは法理論』
法学教育
- ア ルバート・ダイシー『イングランド法は大学で教えることができるか:オール・ソールズ・カレッジ開講記念講義』
- ポール・ヴィノグラドフ『サー・ヘンリー・メインの教育:1904年3月1日コーパス・クリスティ・カレッジ開講記念講義』
憲法
- ウィリアム・スタブズ『イングランド憲法史』(全3巻)
- シェルドン・エイモス『イングランド憲法の50年 1830年-1880年』
- アルバート・ダイシー『憲法研究序説』
- アルバート・ダイシー『暗闇の中の跳躍:我々の新しい憲法』
- ウィリアム・アンソン『憲法の法と慣習』
- ジョージ・アダムズ『イングランド憲法史』
- ジョージ・アダムズ『イングランド憲法の起源』
- ジョージ・アダムズ他(編)『イングランド憲法資料集』
物権法
契約法
- アルバート・ダイシー『契約法』
- ウィリアム・アンソン『イングランド契約法原理』
- フ レデリック・ポロック『コモンロー並びにエクイティーにおける契約の原理』
- ジョゼフ・チティ『契約法論』
不法行為法
- フレデリック・ポロック『不法行為法:コモンローにおける民事的違法行為から発生する債務の原理』
- ジョン・サーモンド『不法行為法:イギリス民事賠償責任法論』
商事法
民事訴訟法
- ジョゼフ・チティ『訴答と訴訟当事者論』(全3巻)
- ヘンリー・スティーヴン『民事訴訟における訴答の原理』
刑事法
- ヘンリー・スティーヴン『刑事法摘要』
- ジェイムズ・スティーヴン『イングランド刑事法概観』
- ジェイムズ・スティーヴン『刑事法摘要』
- ジェイムズ・スティーヴン『イングランド刑事法の歴史』(全3巻)
- ジョゼフ・チティ『実務的刑事法論』(全4巻)
- パーシー・ウィンフィールド『裁判手続の共同謀議と乱用の歴史』刑事訴訟法
- マシュー・ヘイル『刑事訴訟の歴史』
海事法
- レジナルド・マースデン(編)『海洋の法と慣習に関する資料集』(全2 巻)
- レジナルド・マースデン『海洋衝突法論』
国際法
- ヘンリー・メイン『国際法:ケンブリッジ大学講義』
- トマス・ホランド『戦争と中立に関する『ザ・タイムズ』への書簡』
- アレクサンダー・コックバーン『国籍:臣民と外国人に関する法』
伝記
- M.E.グラント・ダフ『サー・ヘンリー・メイン:その生涯の簡潔な回想』
- ロバート・レイト(編)『アルバート・ダイシーの回想:書簡と日記』
収録文献例―アメリカ法
著作集
- ジェイムズ・ウィルソン『著作集』(全3巻)
- ベンジャミン・フランクリン『著作集』(全9巻)
- ジョン・アダムズ『著作集、孫のチャールズ・フランシス・アダムズによる伝記、注釈、挿絵を含む』(全10巻)
- ジョン・ジェイ『書簡・公的文書集』(全4巻)
- ア レクサンダー・ハミルトン『著作集』(ジョン・C. ハミルトン編、全7巻)
- ア レクサンダー・ハミルトン『著作集』(ヘンリー・カボット・ロッジ編、全12巻)
- ダニエル・ウェブスター『著作・講演集』(全18巻)
- チャールズ・サムナー『著作集』(全15巻)
- ル ーファス・チョウト『著作集』(全2巻)(サミュエル・ブラウンによる伝記含む)
- デヴィッド・フィールド『講演・論考集』(全2巻)
- オリバー・ウェンデル・ホームズ『法律論集』
- オリバー・ウェンデル・ホームズ『講演集』
アメリカ法全般
- ウィリアム・ブラックストーン『イギリス法釈義』(全5巻)(セント・ジョージ・タッカーによるアメリカ法に関する注釈付)
- ジェイムズ・ケント『アメリカ法釈義』(全4巻)
- ジェイムズ・ブライス『アメリカ共和国』(全2巻)
法制史
- ルーサー・クッシング『ローマ法研究序説』
- ジェイムズ・エイムズ『法制史講義並びに法学論集』
- ロスコー・パウンド『法制史解釈』
- ロスコー・パウンド『コモンローの歴史と体系論集』
エクイティー
- ジョゼフ・ストーリー『エクイティー法学釈義』(全2巻)(第1 版から第14版まで含む)
- ジョゼフ・ストーリー『エクイティー法上の訴答とその付随事項釈義』(全2巻)
- クリストファー・ラングデル『エクイティー法理学の簡潔な概説』
- クリストファー・ラングデル『エクイティー法上の訴答概要』
- クリストファー・ラングデル『エクイティー法上の訴答判例集』
- ジョン・ポメロイ『エクイティー法理学論』(全6巻)
- メルヴィル・ビゲロー『禁反言法論』
- ウ ォルター・クック『エクイティーに関する判例その他の法源』(全3巻)
法理学
- ジェイムズ・カーター『法:その起源、成長、機能』
- ジェイムズ・カーター『成文法と不文法の領域』
- ジェイムズ・カーター『我々のコモンローの法典化の提案について』
- ジェイムズ・ブライス『歴史・法理学研究』
- オリバー・ウェンデル・ホームズ『コモンロー』
- チャールズ・ウォーレン『合衆国の歴史における最高裁』(全3巻)
- チャールズ・ウォーレン『アメリカ法曹界の歴史』
- ロスコー・パウンド『法学研究序説』
- ロスコー・パウンド『法理学概論』
- ロスコー・パウンド『法理学講義』
- ロスコー・パウンド『法哲学入門』
- ベンジャミン・カードウゾ『法の成長』
- ウ ェズリー・ホーフェルド『司法の推論に応用される基本的法概念』
法学教育
- ロスコー・パウンド『法学教育の進化:1903年9月19日開講記念講義』
- ロスコー・パウンド『ハーバード・ロースクール』
憲法
- ジョゼフ・ストーリー『合衆国憲法釈義』(全3巻)
- ジョン・ポメロイ『合衆国憲法入門』
- ジェイムズ・セイヤー『憲法判例集:注釈付』(全2巻)
- エドワード・コーウィン『憲法とそれが今日意味すること』
- エドワード・コーウィン『国家主権:条約の力対州の力』
- ザカリア・チェイフィー『言論の自由』
立法
- ルーサー・クッシング『アメリカ議会法:アメリカ合衆国議会の法と実務要論』
- ルーサー・クッシング『議会実務手引』
司法
- ベ ンジャミン・カードウゾ『ニューヨーク州控訴裁判所の裁判管轄権』
行政法
- ジョゼフ・ビール『地方公共団体法判例選集』
- ジョン・ポメロイ『都市条例入門』
物権法
- ジョゼフ・ストーリー『寄託法釈義』
- ジョン・チップマン・グレイ『不動産譲渡の制限』
- ジョン・チップマン・グレイ『永久的拘束禁止のルール』
- ジ ョン・チップマン・グレイ『物権法判例その他の法源選集』(全6巻)
- ジェイムズ・エイムズ『信託法判例選集』
- オースティン・スコット『信託法の判例その他の法源集』
契約法
- ジョゼフ・ストーリー『代理法釈義』
- シオフィラス・パーソンズ『契約法』(全2巻)
- クリストファー・ラングデル『契約法判例選集』
- サミュエル・ウィリストン『契約法』(全4巻)
- サミュエル・ウィリストン『契約法判例選集』
- アーサー・コービン『契約法判例集』
売買法
- クリストファー・ラングデル『個人財産売買判例選集』
- サミュエル・ウィリストン『個人財産売買法判例選集』
- サ ミュエル・ウィリストン『コモンローと統一売買法における動産売買法』
不法行為法
- メルヴィル・ビゲロー『詐欺法論』(全2巻)
- メルヴィル・ビゲロー『不法行為法』(全2巻)
- ジェイムズ・エイムズ『不法行為法判例選集』(全2巻)
- ザカリア・チェイフィー『不法行為に対するエクイティー上の救済に関する判例集』
商事法
- ジョゼフ・ストーリー『為替手形法釈義』
- ジョゼフ・ストーリー『パートナーシップ法釈義』
- シオフィラス・パーソンズ『商事法要説』
- ジ ェイムズ・エイムズ『為替手形、約束手形、その他流通性手形法判例選集』(全2巻)
- ルイス・ブランダイス『ビジネス、専門職』
- サミュエル・ウィリストン『ビジネス法・流通性手形法講義』
- サミュエル・ウィリストン『商事法・銀行法』
保険法
- ウィリアム・ヴァンス『保険法便覧』
- ウィリアム・ヴァンス『イギリス並びにアメリカの裁判における保険法判例集』
民事訴訟法
- ジョン・ポメロイ『民事訴訟による救済と救済的権利』
- ジェイムズ・エイムズ『コモンローにおける訴答手続判例選集』
刑事法
- エドワード・リヴィングストン『刑事法全集』(全2巻)
- クラレンス・ダロウ『犯罪:その原因と処置』
刑事訴訟法
証拠法
- ジェイムズ・セイヤー『コモンローにおける証拠法判例選集:注釈付』
- ジェイムズ・セイヤー『コモンローにおける証拠法序説』
- ジョン・ウィグモア『証拠法論』(全3巻)
- ジョン・ウィグモア『コモンロー裁判における英米証拠法体系論』(全5巻)
海事法
国際法
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