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【DNSA】Peru: Human Rights, Drugs and Democracy, 1980-2000

ペルーとアメリカ:人権、薬物と民主主義、1980-2000年

関連ワード:DNSA ProQuest データベース 米国機密解除文書  更新日:2023.03.07

Digital National Security Archive (DNSA)は、機密解除文書を中心にアメリカ政府の外交関連文書を収録するデータベースです。
重要な国家政策の形成・施行過程に関するアメリカ政府機関の文書を収集・公開する非営利団体、 The National Security Archive(NSA、アメリカ国家安全保障アーカイブ)とProQuestの協力の下、NSAの所蔵文献の中から特に重要な文献を選び、学術研究向けに編纂して提供します。
データベース化に際しては、情報公開法を積極的に活用してより包括的に資料を入手し、最新の機密解除文書を多数収録しています。 収録する資料は、NSAが選抜した専門委員団が明確な選定基準に基づいて選定し、さらに、学術利用に耐えうる書誌索引情報を付与しています。(提供元:ProQuest)

ペルーとアメリカ:人権、薬物と民主主義、1980-2000年

ペルーの国内政策および、ラテンアメリカに対するアメリカ政府の干渉の経緯に着目したコレクションです。センデロ・ルミノソのゲリラ活動やトゥパク・アマル革命などの内戦、それらに起因する人権侵害の経緯を辿ることができます。リマのアメリカ大使館、米軍当局者、アメリカ諜報関係者が証言した、ペルーの内戦、警官や軍関係者による市民の弾圧など、ペルー政府の独裁主義が伸長していく過程を約2,000点の文書を通じて辿ります。ペルーの真実和解委員会が重大視していた、政権中枢による権力乱用や、反乱軍・政府軍双方による人権侵害などの出来事を中心とした資料を提供します。

トピック例

  • ペルーの大統領が直面した政治・経済危機について
  • ペルーへのアメリカ政府による干渉およびアメリカとペルーの関係
  • センデロ・ルミノソのゲリラ活動
  • トゥパク・アマル革命
  • 反乱軍・政府軍双方による人権侵害
  • 対薬物政策
  • 独裁政治体制
  • 汚職
  • 軍との関係
  • 報道陣と政治家の関係

ハイライト

反乱軍・政府軍双方による人権侵害に関する資料を数多く集約しています。ペルーの真実和解委員会は、軍の衝突によって7万人近い人々が亡くなり、またその40%はセンデロ・ルミノソの誕生地であるアヤクーチョの人々であったと結論付けました。人権の保護を理念に掲げているアメリカ国務省、軍の衝突が起こっている地域へ赴いた大使館職員の報告、人権保護活動家との会合記録、政府や軍の重要人物へのインタビュー記録など、ペルーにおける人権侵害・保護に関する多様な情報を収録します。

収録文書例

  • Latin America Review [Peru: Keeping Terrorism in Check; Includes Map] (1981)
    センデロ・ルミノソとアンデス高原における暴動についてCIAが分析したレポートです。1965年と1981年のペルーにおけるテロリストの活動を比較し、その活動は将来的に深刻な問題となることはないと結論付けています。
  • Latin America Review [Peru: Terrorism May Threaten Civilian Government] (1982)
    前項のレポートを作成して1年も経ないうちにCIAはテロリストの活動に対する判断を変え、テロリストの活動は政府の治安部隊の評判も落としており、脅威であるとみなしました。またセンデロ・ルミノソによる刑務所への攻撃についても詳しく語られています。
  • Continued Terrorism in Countryside: Role of “Sendero Luminoso” (1980)
    左翼ゲリラ組織であるセンデロ・ルミノソが政府関連施設を爆破した事件のレポートです。左派の議員がセンデロ・ルミノソから距離を置く判断をし、ペルー政府にとってセンデロ・ルミノソは「やっかいもの(just a nuisance)」であると結論付けられた様子が見られます。
  • Peruvian President’s Annual Report Outlines Terrorist Problem; Violent Incidents Continue (1982)
    アメリカとイギリスの外交官が居住する地区の爆破事件に関する、在ペルー大使館によるレポートです。また、それらのテロリストの活動とキューバからの影響について、ペルー大統領であるFernando Belaúndeが示唆した記録も含まれています。
  • DAS Levitsky Visit to Peru (1982)
    アメリカの外交官であるMelvyn Levitskyがペルーを訪れた際のレポートです。ペルー外交官であるJorge Guillermo Liosaと人権について話した記録が残されています。

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